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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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名古屋・東海ダービー

 年明けから5連勝、そのうち重賞4勝で快進撃を続けていたサチコゴージャスが、駿蹄賞で失速。レース内容も、最後100メートルでバッタリと失速。勝ったのは7番人気のクロスウォーターで、2着に10番人気のヒロノバイオという決着で大波乱。ここまで重賞実績がないという2頭の組合せで、東海地区の3歳戦線は一転、混戦となった。
 ところで、笠松競馬場で馬インフルエンザが発生。この名古屋開催には笠松所属馬が出走できないのがなんとも残念でならない。駿蹄賞で2着だったヒロノバイオも当然出走できず、遠征馬は金沢からの2頭のみとなった。
 さて、6日間連続のダービーウイークも、この東海ダービーでおしまい。
 4日の東京ダービーは戸崎圭太騎手、5日の兵庫ダービーは田中学騎手が勝って、いずれも昨年からの連覇。よし、後半の3レースは連覇の騎手だ。と気づいたものの、昨年マルヨフェニックスで制した尾島徹騎手は残念ながら騎乗がないのでこのデータはボツ。
 そして発見したのがこのデータ。
 ダービーウイークのここまで5戦。勝った馬は、いずれもが重賞初制覇だった。
 というわけで、重賞をまだ勝ってない馬のなかから、中央から転入後7戦6勝、2着1回というヒシウォーシイの勢いに賭けてみたい。
 そして買うか切るか迷うのがサチコゴージャス。駿蹄賞は、たしかに直線に入ると手ごたえが悪くなり、それでも粘るだろうと思って見ていたところ、最後の100メートルでバッタリと止まって4着。2000メートルあたりまでは問題なくこなせる血統なのだが、敗因はほんとうに距離だったのだろうか。人気を落として楽に先行できるようならこの距離もこなせるだろうと見て、もう一度買ってみたい。
 駿蹄賞を勝ったクロスウォーターは、前走古馬B1で勝ち馬から1秒7離されて5着。今回、その敗戦のショックはないだろうか。そもそも駿蹄賞は、サチコゴージャスという絶対的な人気馬が崩れての勝利だけに、その結果だけで信頼はしにくい。
 伏兵勢の台頭も十分に考えるメンバー構成で、スプリングカップ2着、駿蹄賞3着と堅実なシンプウライアン、それに中央未勝利から転入初戦のマイミカプリンセスも人気がなさそうで配当的には楽しめそう。
 前走北日本新聞杯で8馬身差圧勝のノーブルシーズだが、この世代の金沢のレベルを考えると手を出しにくい。人気になるようならむしろ無印で。
 ◎ヒシウォーシイ
 ○サチコゴージャス
 ▲クロスウォーター
 △シンプウライアン
 △マイミカプリンセス

2008/06/05
重賞予想

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