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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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高知・二十四万石賞

 薄暮競馬を行う競馬場が各地で増えてきた。
 数年前まで薄暮やナイターがあまり積極的に行われなかったのは、「大井や川崎などの首都圏ならともかく、地方都市がナイターや薄暮をやっても効果はないのでは」という考えがあったのではないだろうか。
 実際にばんえい競馬がナイターを始めるとなったときに、平日ならともかく週末のナイターでお客さんは来るのだろうかと、ぼくも不安に思った。
 しかしいざスタートしてみると、効果はかなりのものだった。
 実はかつて10年以上前、ばんえい競馬では夏の岩見沢開催で薄暮競馬をやったことがあるのだそうだ。しかし効果はほとんどなく、1年か2年でやめてしまったのだと。
 そういう失敗例が過去に実際にあったため、多くの地方競馬では薄暮やナイターに二の足を踏んでいたのではないかと想像する。
 近年の薄暮やナイターの開催が好調なのは、ひと昔やふた昔前とは人々の生活スタイルが想像以上に変化してきているからなのではないか。
 というわけで、高知競馬でも今シーズンから「夕焼けいば」(ゆうやけいば)がスタートした。
 通常は金曜日の開催だけだが、二十四万石賞のこの日は日曜日でも夕焼けいばとして行われる。おそらく大井のナイター開催で二十四万石賞が発売されることになってのことだろう。こういう臨機応変はどんどんやったほうがいいと思う。
 どうやら日曜日で夕焼けいばになるのはこの日だけのようだが、南関東で場外発売が行われない日曜日でも、効果を確かめるために夕焼けいばをやってみたらどうだろう。
 ばんえい競馬のナイターが予想以上に好調だったのは、週末の中央競馬が終わったあとに、ネット投票のファンが流れてきたのではないかということだった。実際にそういう調査をしたわけではないが、中央競馬が終わるあたりのレースからネット投票の売上げが上がるのだそうだ。
 先日、平成19年度の地方競馬開催成績が発表されたが、高知競馬も売上全体に占めるネット(電話)投票の割合が12.91%にもなっていて、前年比では142.7%とかなり増加している。
 中央競馬が終わったあとに「高知で競馬をやってるなら、じゃあそっちも」というファンもけっこういると思うのだが。
 さて、二十四万石賞。
 黒潮スプリンターズカップを勝って、その後A級特別で3戦連続2着のマリスブラッシュ。そして昨年は建依別賞と珊瑚冠賞を制し、黒潮スプリンターズカップは3着だったものの、その後A級特別を2連勝中のトサローラン。この2頭が中心……だと思ったのだが、そんな簡単に決まるだろうか。
 で、気になったのが、昨年10月以来の地元戦となるケイエスゴーウェイだ。昨年夏前にJRAから転入して以来勝ち星はない。しかし秋以降使ってきたレースが、JBCクラシック、浦和記念、東京大賞典、川崎記念、ダイオライト記念と、JpnIとJpnIIばかりで、当然のことながらダートのトップクラスとの対戦。たしかにいずれも2秒以上の差で負けているものの、道中はそれほどついていけないレースをしているわけではない。まだ5歳と若く、こういうメンバーに入っての厳しいレースで鍛えられ、力をつけている可能性はおおいにある。
 というわけでケイエスゴーウェイに賭けてみたい。
 前走マリスブラッシュに先着したリワードプレイン、05年と昨年に続いてこのレース3勝目がかかるストロングボスにも可能性はありそうだ。
 ◎ケイエスゴーウェイ
 ○マリスブラッシュ
 ▲トサローラン
 △リワードプレイン
 △ストロングボス
 しかし、ちょっと気になったのがコレ。
 「2008年4月20日 第24回二十四万石賞」
 「2」と「4」がやけに多い。2番はケイエスゴーウェイだからいいとして、4番はマルタカデトリア。重賞初挑戦に加え、A2の一般戦を一度勝っているだけと、ちょっと勝負になりそうもない感じではある。しかしむしろ人気薄だけにちょっとだけ押さえる価値はあるかも、と思ったり。
 そしてさらに念を入れるなら、2-4-8の3連複と、3連単ボックスとか。

2008/04/18
重賞予想

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