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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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荒尾・大阿蘇大賞典

 ファン選抜の大阿蘇大賞典。
 大晦日の肥後の国グランプリを勝ったエランセに、3着のワイルドコマンダー、その前日の裏番組・師走特別を勝ったケイウンヘイロー、条件戦で好成績を続けるナガノコバン、テットウテツビなど、まさにファン選抜というバラエティーに富んだラインナップとなった。
 ここはエランセと、このレース連覇を狙うケイウンヘイローの争いだが、昨秋に中央から転入以来、常にトップクラスと対戦してきたエランセが中心。肥後の国グランプリに続いて年明けの荒尾金盃も勝利。さすがに佐賀記念JpnIIIはレベルが高く7着だったが、レコード決着のハイレベルなレースの経験は大きなアドバンテージになっているはず。
 ケイウンヘイローは、昨年10月から今年2月まで8連勝という成績があるが、オープンからC級を行ったり来たり。A級やオープン勝ちがあるものの、一線級相手というわけではなく、エランセと比べるとやはり経験的に見劣る。前走の大阿蘇賞も2着とはえいサンライズビートから4馬身離され完敗だった。
 昨年10月の九州記念を勝ったノースダンシングが逆転候補。
 以下、近5走連続で2着か3着のガッツホーラー、昨年のこのレース3着のあとB〜C級で常に上位のテットウテツビ、C級格付けだが堅実な成績のナガノコバンなども3連単の連下なら十分に可能性はある。
 ◎エランセ
 ○ケイウンヘイロー
 ▲ノースダンシング
 △ガッツホーラー
 △テットウテツビ
 △ナガノコバン
 ところで対抗にしたケイウンヘイロー。昨年のこのレースで重賞を勝っているのだから今ごろ気づくなという話だが、母の父が有馬記念3年連続3着などイマイチくんとして大人気だったナイスネイチャ。こういう血統がちゃんと残っているのが、いかにも地方競馬という感じでうれしくなる。しかもこの馬、2006年後半には中央入りし4戦しているのだが、このとき所属していたのが、ナイスネイチャの主戦騎手だった松永昌博調教師。さらに以前の成績を遡ってみれば、九州ジュニアグランプリ2着、荒炎賞2着という成績があり、大一番ではやっぱりイマイチなのかなあという気はする。

2008/03/03
重賞予想

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