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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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福山3歳牝馬特別

 07年のアングロアラブの生産頭数がとうとうゼロになった、というのをどこかの記事で読んだ。まったくゼロということでもないだろうが、おそらく競走馬としての血統登録が結果的に1頭もなかったということだろう。
 日高軽種馬農協の今年のオータムセールでも、昨年は数頭あったアングロアラブ1歳馬の上場が今年はゼロとなり、いよいよアラブ競馬の終わりが現実のものとなる。
 今年は福山に10頭ほどのアラブ2歳馬が入厩していたと思うが、これが最後の世代になるのだろう。
 そういう意味では、アラブの競馬が体系として成り立つのは事実上、この3歳世代が最後ということになる。
 福山でもサラブレッドがだいぶ充実してきて、サラブレッドのほうが強いのかと思いきや、6月の3歳サラ・アラによるオッズパーク賞福山チャンピオンシップではミスジョージがサラブレッドを一蹴し、さらに8月の金杯ではフジノコウザンが勝ち、ミスジョージも3着に食い込む健闘を見せた。
 さて、ここはそのミスジョージと、未対戦のモモカプリンセスと、どちらが強いかというのが焦点になる。
 モモカプリンセスは、福山ダービーでは1番人気に支持されながら3着に敗れたものの、遠征した東海ダービーで4着と健闘し、やはり福山のこの世代ナンバーワンであることを印象づけた。その後、古馬との条件戦を順調に勝ち上がり、9月にはB2級まで勝った。前走3歳馬同士の汐風賞では、いつものとおり後方からレースを進め、逃げたスターゴールドを直線でとらえると、5馬身差の圧勝。
 ここは、近走の充実ぶりからモモカプリンセスを上位にとる。前に行きたいミスジョージにとっては、スターゴールドに競りかけられるだろうから、楽な展開にはならない。ならば、うしろから行くモモカプリンセスにとってはますます有利な展開になりそうだ。スターゴールドのがんばり次第では、ミスジョージが馬群に沈むという結果まで考えておいたほうがいいかもしれない。
 3番手には、6連勝中で充実著しいアラブのイケノセブマイン。連下にはサラのサンアルカローラ、シバマリンを。
 ◎モモカプリンセス
 ○ミスジョージ
 ▲イケノセブマイン
 △サンアルカローラ
 △シバマリン

2007/11/10
重賞予想

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