NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
Odds Park Web、トピック&ニュースの留守杯日高賞の記事で、「岩手競馬版・桜花賞」という記述があった。今まで気づかなかったのだが、なるほどそう言われるとわかりやすい。そして、5/12(土)のあやめ賞をステップに、5/27(日)のひまわり賞(オークス)へと続く。牝馬による3歳限定戦はここまでで、その後はビューチフル・ドリーマーカップで古馬との対戦となる。
今回は、昨年エーデルワイス賞GIIIを制したパラダイスフラワーで断然。勝ってもらわないと困るという感じだ。
正月の金杯はセイントセーリングに逃げ切りを許し、ゴール前では追い詰めたものの半馬身届かずの2着。3月26日の3歳A1戦では、ハナを奪い逃げ切ろうかというところ、大外からマツリダワルツに差され、またも2着。先行きがやや不安になったが、4月14日の日高賞トライアル、菜の花賞は鮮やかに逃げ切って見せ、存在をアピールした。
今回、他地区からの遠征は川崎のシーベルリーフのみで、もはや同世代の牝馬は相手ではないだろう。
トライアルの菜の花賞は3着だったが、先に挙げた3月26日の3歳A1戦でパラダイスフラワーを豪快に差し切ったマツリダワルツが相手筆頭。
そのほかでは、川崎のシーベルリーフ、菜の花賞2着のシュクジャンヌあたりに可能性がありそう。
◎パラダイスフラワー
○マツリダワルツ
▲シーベルリーフ
△シュクジャンヌ