23日(金)に行われた梅見月杯は、連戦連勝で勝ち上がってきたムーンバレイが重賞挑戦4戦目にして勝利。吉田稔騎手が絶妙なペースに持ちこんでの逃げ切りだった。
ぼくが本命に推した兵庫のチャンストウライは、4コーナーでムーンバレイに並びかけようかという場面がありながら、直線突き放され1馬身半差の2着。名古屋競馬場のレース映像は、向正面に入ったところで正面からの映像になるので横の位置どりがとてもわかりやすいのだが、チャンストウライは2コーナーから向正面に入ったところで外に振られ、大外を回らされる展開。そのまま3コーナー過ぎから外をマクッてきたわけだが、勝ったムーンバレイと比べると、いかにも距離損が大きかった。
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さて、25日(日)には2重賞。福山ではアラブによる福山マイラーズカップが行われる。
ここは2月11日の「エフエムふくやまレディBINGO賞」の再戦。出走馬10頭中7頭がここに出走していた。
斤量的にはアトムビクトリーが1キロ重くなっただけで、ほかは変らず。というわけで、ここも前走で1、2着だったユノフォーティーンとバクシンオーの争いだろう。200メートル距離短縮がどうなるかだが、むしろユノフォーティーンに有利となりそうで、馬券的には妙味がないが、前走と同じ決着になる可能性大。
別路線組で可能性がありそうなのは古豪ユキノホマレだが、2000メートルを越えるような距離なら勝負になりそうだが、この馬にとってマイルはいかにも短い。展開が向いてようやく一角崩しというところだろう。
エフエムふくやまレディBINGO賞3着のヤスキノショウキまで押さえたいが、オッズ的には本命対抗の組み合わせしか買えないかもしれない。
◎ユノフォーティーン
○バクシンオー
△ユキノホマレ
△ヤスキノショウキ
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佐賀では3歳馬による1800メートルの飛燕賞が行われる。
九州ダービー栄城賞につながる重賞な一戦で、昨年はのちに九州ダービー馬となるユウワンが1番人気に支持されながらもナセに逃げ切りを許していた。
中心は、前走うぐいす特別を1番人気で制したフーマで、同2着のギオンパワーが対抗。
同じような対戦相手の前走1、2着馬を本命対抗にするのは、上の福山マイラーズカップと同じで、あまりにも安易に思えるかもしれない。しかし、重賞に向けた前哨戦ということで、それ相応のメンバーが対戦していたと考えれば、こういう予想にならざるをえない。
3番手には荒尾で3連勝中のアトラスリード。佐賀には初遠征だが、勢いにかけてみる。
花吹雪賞を制したナンブラッキーワンだが、12月の楠風賞では、フーマやギオンパワーに決定的な差をつけられているだけにあまり強くは推せない。
2連勝中のリトルユニコーンは、前走1400メートル戦で2着以下を6馬身ちぎる圧勝だったが、距離経験が1400メートルまでしかなく、ここで勝ち負けは難しいだろう。
◎フーマ
○ギオンパワー
▲アトラスリード
△ナンブラッキーワン
△リトルユニコーン