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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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ばんえい菊花賞/阿久利黒賞/北國王冠

 レディースジョッキーズシリーズの荒尾ラウンドについては、赤見さんが現地から伝えてくれたが、パソコンの画面で見ていてもその盛り上がりが伝わってきた。
 第1戦は、デビュー2年目の同期でともに大活躍している2人が直線馬体を併せての叩き合い。別府真衣騎手がゴールでアタマ差だけ先着。そして第2戦は、山本茜騎手が落ち着いたレース運びで直線抜け出した。さすがにJBCマイルでGI騎乗を任されただけのことはある。
 さて、今週も日曜日に重賞が3つ。
 昨シーズンから通年開催となったばんえい競馬は12月からスタートする帯広開催が重賞戦線の本番という感じだが、冬期休催となる岩手や金沢はいよいよ大詰めだ。
     *     *     *
 北見競馬場で行われるばんえい菊花賞。以前は3歳三冠の最終戦だったが、通年開催となった昨シーズンからはばんえいダービーが12月の帯広に移動し、この菊花賞は二冠目として行われる。
 一冠目のばんえい大賞典は別定で行われ、最軽量で1番人気となったニシキユウが制したが、このばんえい菊花賞は700キロ(牝馬680キロ)の定量戦。真の実力が試されるレースとなる。
 ここは重賞初制覇がかかるホクショウダイヤが中心。ばんえい大賞典は4着だったが、トップハンデの670キロでは仕方ない。今シーズンは5月の旭川開催以降、17戦11勝、2着3回で、5着以下は一度もないという堅実ぶりだ。
 相手には、ばんえい大賞典(5着)で同じく670キロを負担したニシキセンプー。それに660キロで同2着だったカネサテンリュウも差はない。ただこの2頭は、北見コースでまだ勝ち星がないのがやや気になるところではある。
 以上3頭の三つ巴でほぼ間違いないだろうが、穴なら牝馬のエメラルド。今シーズンの北見では5戦2勝、2着2回と相性がいい。
 ◎ホクショウダイヤ
 ○ニシキセンプー
 ▲カネサテンリュウ
 △エメラルド
     *     *     *
 水沢競馬場1600メートルで3歳馬によって争われる阿久利黒賞。
 他地区からは川崎のスイートムーンとナタリーターミー、笠松からオグリシルクとオグリホットの計4頭が遠征してきた。このうちオグリシルクは岩手初出走だが、それ以外の3頭は10月22日盛岡のウイナーカップに出走し、オグリホットが3番人気で勝利、スイートムーンが6着、ナタリーターミーが7着だった。
 地元勢では、サイレントエクセルの出走がないのは残念だが、オウシュウクラウンが出てきてくれた。前走古馬A1戦を快勝したこの馬がやはり本命だろう。
 相手には、ウイナーカップの力どおりで、これを制した笠松のオグリホットと、2着に敗れたテンショウボス。
 大井から転入2戦目となるケイアイデジタルも怖い存在だ。
 そして、シーズン当初は3歳3強の1頭に数えられたダンディキングが約4カ月ぶりの実戦。だが、休養中に急激に力をつけているとは思えず、今回は見送りとする。
 ◎オウシュウクラウン
 ○オグリホット
 ▲テンショウボス
 △ケイアイデジタル
     *     *     *
 金沢では、地方競馬で最長の2600メートルで争われる北國王冠が行われる。
 中心はやはりビッグドン。中央から転入後、3着を外したのは盛岡に遠征したマーキュリーカップGIII(8着)のみで、金沢ではきわめて成績が安定している。白山大賞典GIIIでも中央勢を相手に2着と大健闘だった。
 昨年のこのレース以来勝ち星から遠ざかっているテンリットルだが、長距離では無類の強さを発揮するだけにここで一発があってもおかしくない。
 そのほかのオープンクラスの馬たちの近走がイマイチで、それならば格上挑戦の上がり馬にもチャンスがありそう。ロイヤルブレンド、レーベンの2頭は鞍上も魅力。
 ◎ビッグドン
 ○テンリットル
 ▲ロイヤルブレンド
 △レーベン

2006/11/17
重賞予想

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