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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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スプリングカップ(水沢)から大物誕生か

 岩手ではスプリングカップというと、シーズン開幕初日に行われる3歳馬のオープン特別として定着していたのだが、今年は開幕初日のメインが七時雨(ななしぐれ)賞となっていた。スプリングカップは、はてどこへ?と思っていたら、開催がスタートしてから3週目、23日(日)のメインレースとして組まれていた。
 どうやら昨年まで5月に行われていた七時雨賞が初日に来て、スプリングカップがこの時期にスライドしたということのようだ。この時期の3歳戦は、どこの競馬場でも同様、ダービー戦線に向けて注目の集まるレースとなる。
 さて、1600メートルで争われるそのスプリングカップを圧勝したのはダンディキング。
 1400メートルの七時雨賞の上位馬が中1週で再戦というメンバー構成で、七時雨賞では後続を離して逃げ、ゴール前ではブラックショコラにクビ差まで迫られたダンディキングだが、今回は見違えるようなレースぶり。後続に2〜3馬身ほど引き離しマイペースで逃げる展開は同じだったが、4コーナーから直線を向くと、軽く追い出されただけで後続をみるみる突き放した。ゴール前は手綱を抑える余裕を見せ、2着のテンショウボスに軽々と6馬身の差をつけた。
 ダンディキングは、昨年10月の若駒賞(盛岡1600メートル)で2着、1月2日の金杯(水沢1600メートル)では8着に敗れ、ここまで重賞勝ちはない。今回は成長を感じさせるレースぶりで、今後の重賞戦線での活躍が大いに期待される。
 父は武豊騎手で北九州記念を制したダンディコマンド。そして母は、笠松所属時代に重賞12勝を挙げたアラブの名牝ミスハグギン。「サラ系」という血統でも、注目を集めることになる。

2006/04/26
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