浜松オート所属の35期・西翔子選手にお話をお聞きしました。
(取材日12/29)
-昨年12月の地元GIで優出3着でしたけど、振り返ってみてどうですか?
その次の節に、みんなに「もったいない」とか「惜しい」とか言われて実感が湧いたというか、その時は「自分がGIなんて」って思っていたので...。今から思うと、もったいないことをしたかなと思いますが、まあ、今の自分の実力からいえば上出来すぎるぐらいです。
-新走路での重走路は、難しさがありましたか?
先頭を走っている時は、すぐ誰か来るだろうと思っていたので、本当に余裕があったらって言ったらアレですけど、そんなに焦ることなく走っていたんです。滑った時も、小さく進入して突っ込んだので滑ったんですけど、走るコースを守ってる分には走路は気にならなかったです。ただ、残り2周か1周かというのを見て、たぶん焦ったんだと思います。コース小さくなって滑ったので...。普通に走っている分には全然気にならなかったです。
-準決勝戦と優勝戦は重走路でしたけど、3日目までの良走路の感じはどうでしたか?
良走路はあの時3節目で、食い付く走路になっていたので、逃げならチャンスだなと思って目一杯逃げるだけでした。開けて回る方が得意なので。新走路になってからもキャブ調整くらいでタイムが出てくれたので、GIの時も何も変えずに走り切りました。
-昨年を振り返ってみて、どのような一年でしたか?
良くない時期が長かったのもあるし、ハンデが軽くなった時にちょうど上向いて、タイミング良くGI優出まで行けたんですけど、年間で総括すると良くなかったですね。昨年の最初に優勝した時も、ハンデが軽くなって優勝して、またハンデが重くなってという感じだったので...。ハンデが重くなるとスタートから何から何まで違います。自分は1周目が苦手なので、急げないというか...。そこでだいたいのレースの態勢が決まるので、その分、最重ハンの10m前と20m前とでは違うかなと。みんな序盤の展開を作ってから100%の力で来るので。
-ご自身の中で今、課題に挙げていることはありますか?
人と走るのが苦手で、ほんとにそこが課題というか、さばく力がないので...。苦手意識もあるし、『いってやるっ!』っていう気持ちでいけないタイプだし、怖いと思っていると後ろの人に抜かれてしまいます。自分の中で、『これはいけるな』っていうすり合わせの中でしか挑戦できないタイプなので、レースの数をこなすしかないかなと思います。
-反対に、自分の強みみたいなものはありますか?
逃げ展開ならタイムが出るので、その展開に持っていければ最重ハンの10メートル前でもいけると思います。ただ、なかなかその状態にもっていけないですね。かといって逃げが特別に得意とかそういうのではないんですけど...。前に誰かいても早めに抜け出せればタイムは出ますが、さばきがやっぱり課題ですね...。
-そもそもオートレーサーを目指した理由は?
モトクロスをやっていたんですが、オートレースの存在は全然知らなくて。普通に外で働いていて、たまたま35期の試験があるのを知って受けてみようかなと思ったのがキッカケですね。
-モトクロスをやっていたということは、バイク自体は好きだったんですね?
そうですね。バイクが好きですね。絵莉子さん(高橋絵莉子選手・伊勢崎33期)が元々友達で、絵莉子さんが選手になってからも、『えりちゃんバイクの仕事をやってるんだな』ってくらいで、あまり考えてなかったんですけど、お母さんが募集のお知らせを教えてくれて、それで受けた気がします。
-ここまでで苦しかったことはありますか?
自分は基本的に乗るのが好きなので、それを思ったら何でも乗り越えられるじゃないけど、逆に今『整備をやらないとダメだよ』ってみんなに言われて、それが苦しいかも。整備が本当にできないので...。できないまま最重ハンの10m前まで来たけど、この位置だと整備の腕も磨いていかないと無理なので、それが苦しいです。ただ、調整をして、それが当たった時の喜びとかを繰り返して、他の方も腕を磨いていると思うんですが、デビューしてから今まで練習しかしてこなかったので...。整備を好きになることが今の目標ですね。今はただのバイク好きなので(笑)。
-オートレーサーをやってきて嬉しかったことはありますか?
やっぱり優勝した時ですかね。優勝して嬉しいというより、優勝して周りの人が喜んでくれるのが嬉しいですね。
-休みの日はオートレースのことは考えていますか?
レースはずっと見ます。あと、体を動かすのは好きなので走ったりとかはします。
-当面の目標はありますか?
自分はあまり目標とかもないですし、どんなレースでも1着だったら嬉しいし、ダメだったら何がダメだったのかなってなります。でも、最重ハンの10m前で優勝してみたいなっていうのはありますね。
-最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます。今はさばきが全くないので、機力を生かせていないのですが、これからもっと整備をして、うまくさばけるように、上を目指して頑張ります。応援よろしくお願いいたします。
(オートタイムス編集部)
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川口オート所属の29期・高橋義弘選手にお話をお聞きしました。
(取材日12/28)
-2025年12月に伊勢崎のGIIレジェンドカップを制しましたが、振り返ってみていかがですか?
エンジンがめちゃくちゃ出ていましたね。その前の飯塚から伊勢崎に入って、少しキャブをやったら初日は良くなかったので、飯塚の状態に戻した2日目から抜群でした。使ったタイヤも2日目から最終日まで同じなんですけど、それも良かったですね。最後、タイヤは低くなっていたけど、流れは悪くなかったのでこれで行こうと思いました。
-準決勝戦で西原選手(西原智昭選手・伊勢崎28期)に負けて、優勝戦はリベンジみたいな形にもなりましたが、こちらはいかがでしたか?
優勝戦の西原さんは試走からドドドが出ている感じだったし、後ろに付けた時もペースが上がっていない感じで、自分の方が良かったのでうまくいきましたね。準決が終わってから荒尾さん(荒尾聡選手・飯塚27期)が「あの伸びはハンパない、このエンジンなら獲れるぞ」って言ってくれて「いやいや、そんなことないですよ」なんて言っていたんですけど、獲れちゃいましたね。
-その前の飯塚GIも良かったと思うのですが、その時も手応えありましたか?
予選の道中はあまり良くなくて、準決から急に良くなったのかな。タイヤも初乗りで行って良かったのもあるし。あの節は、カムを換えてから良い方向にいってくれた感じですね。でも、伊勢崎の方が乗りやすいし伸びるし良かったです。
-さて、昨年を振り返ってみて、どんな一年でしたか?
特に変わったこともなく、例年どおりの仕事の向き合い方なんですけど、なぜか噛み合ってうまくいきすぎましたね。地元のGI開設記念を獲れたのはレース中の落車のせいもあったのですが、伊勢崎のGIIはちゃんと獲れたって気がしますね。伊勢崎の時は、位置もきついところからスタートを切って、きちんと展開を作っていけました。今までの記念の中で一番(良かった)って感じがします。GIIですけどメンバー的にも良かったし。今までで一番印象に残っているレースといったら、その伊勢崎のGIIになると思います。
-最近、減量をされているとお聞きしました。
もう結構前からです。当時はほんとに小太りになっていたので、2年前の4月くらいから始めて、7から8キロ落ちました。元の体重に戻った感じです。元が52キロくらいだったんですけど、どんどん増えていって...。それで減量しないとヤバイと思って減量したら、いい方向にいきましたね。最初の半年くらいでポンっと落ちました。冬は少し太りますけどね。一時期は60キロくらいありました。
-減量前と後で、走っている時の感触は違いますか?
違います。元々が軽かったので、そのグリップワークが体に染み込んでいたんですよ。それがどんどん重くなると、そのグリップ操作だと対応できなくなってくるイメージです。単純に直線が行かなくなったりとかもしますし。元々それくらいの体重で走っている人は、変わらないんでしょうけどね。元々から7、8キロ太っての状況なので。やっぱり痩せたら結果も出てきたし、違うと思いますね。あとは特に直線の伸びが違うと思います。軽い若い選手や、女の子もみんな伸びていくし、スタートの出て行き方も違います。オートレースは軽い方がいいと思います。
-現時点の課題や、取り組んでいることはありますか?
もっと整備力をつけることと、あとはさばきですね。上手ではないと思っています。たまたまエンジンが良ければいけますけど、そうじゃない時でも巧いレースをしないといけないな、とは思っています。
-振り返って、初めて記念レースを獲った時(2012年)はどんな気持ちでしたか?
そんなに印象に残ってはいないです(苦笑い)。普通に嬉しかったですけど、『まさか自分が記念なんか』とは思いました。元々、獲れるような選手じゃないと思っていたので『いいの?獲っちゃって』って思いました。デビューしてからGIの優勝戦には全然乗れていなくて、みんなはすぐ乗っていたけど、自分はたぶん4~5年くらいは乗れなかったんじゃないかな。船橋で乗ったのが初めてだったんですけど、みんなに『意外だね』って言われるくらい(GIの決勝には)乗れていなかったですね。
-初めて記念の優勝戦に乗った時は緊張しましたか?
いや、自分はあまり緊張しないんです。いい意味での緊張はするんですけど『ヤバイ、どうしよう』とかいっぱいいっぱいになっちゃうことは、まずないです。
-今までオートレーサーをやってきて苦しかったことはありますか?
ケガもそうですけど、何をやってもダメで結果が出ない時は嫌になっちゃいますよね。仕事をしているのに結果が出ないと苦しいです。ただ、そのうち良くなるだろうと、最近はあまり考えすぎないようにしています。まあ、昔からそうなんですけど(笑)。そして、いい時は何もしない。それが、いい方にいっていますね。
-オートレーサーをやってきて嬉しかったこと、良かったことは何かありますか?
やっぱり活躍すると、お客さんの方で声援をくれたりとかするので、そういうのは励みになりますよね。オートレーサーになろうと思ったのは、親父がオート好きで、小さい頃からレース場に連れていってもらっていたからなんです。最初は憧れだったので、なれるとは思わなかったんですけど。で、1回親父が『受けてみな』って言ってくれてから試験を受けたんですが、案の定、28期の試験は落ちてしまって...。その後、レース場に見に行った時に28期が走路内観戦をしていたんですよ。受かっていたら自分があそこに居たんだなって思ったら、ちょっと現実味を帯びてきて、29期の時は、28期に受けた時にどんな感じの試験なのかが分かっていたし、それなりに勉強をしたら受かりました。29期の時は倍率も低かったし、試験が前倒しだったので(試験があることを)知らない人もいたと思います。それもラッキーだったと思いますね。合格通知が来た時は『ウソでしょ!』って思いました。28期の試験を受けた時は結果通知の封筒が薄かったんですけど、29期の時はちょっと分厚かったんです。それで『もしかしてこれ、まさか!』って思って...。合格後の案内とかが入っていた分、分厚かったみたいです。
-これからの当面の目標はありますか?
昨年はできすぎていたので、今年は安定して成績を残せるようにしたいですね。ダメならダメで『ワーッ』ってなるんじゃなくて、安定したレースができるようにしたいです。でも、スタイルは崩しません。もうガチャガチャやりたくないし、ベテランの域なので、今さら自分のスタイルを変えろと言われても無理なので、それでもしっかりと努力はするようにしていきたいな、と思いますね。
-最後に、オッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。
若い選手だけじゃなくて、おじさんたちも応援してください(笑)。どんどん若い子や女の子たちが川口に入ってきているので、上が押し出されてくるけど、若い子には負けないような、おじさんナリのいいところもあるので、そういうところを見ていただけたらなって思います。あとは、自分はいつも人気がなくてオールスター(SG)に出られないので投票してください(笑)。まあ半分冗談ですけど、お願いします(笑)。それに恥じないように頑張ります。
(オートタイムス編集部)
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飯塚オート所属の34期・長田稚也選手にお話をお聞きしました。
(取材日12/27)
―昨年を振り返ってみてどんな一年でしたか?
最初の方は良くなかったんですけど、少しずつ整備を勉強しながらやってきて、なんとなく形になってきたかなって感じです。いろいろ考えながらやって、最近は成績も残せるようになってきました。昨年は整備力がついたような気がしますね。あとスタートも以前よりは切れるようになったし、レース勘も前よりも良くなったんじゃないかなと思います。整備は自分でやりながらというのもあるんですけど、ちょっと分からない時はアドバイスをもらって、それを自分の頭の中で理屈だとかをしっかり噛み砕いて理解した上で、次につながるようにできてきたかなと。落ち着いて整備できるようになりましたね。昨年パーツは、春にケースを新品に換えて、日本選手権(SG)前後にはクランクを新品に換えたぐらいです。新品はこの2つしか換えてないです。換えたパーツがすぐに良い方向にはまってくれました。エンジンは安定しています。そういう面でも落ち着いて過ごせていますし、ちゃんと一個一個、勉強ができています。本当にダメな時はキャブを調整しても反応しないし、良い時は大きく反応してくれますね。良いパーツは調整の当たり幅が広いんじゃないかなと思います。一昨年の自分よりは整備できていると思います。
―やっぱりエンジンは大事ですもんね。
そうですね。後ろ(のハンデ)から走っているので、横にもすごい人たちがたくさんいるし、前もみんなすごいタイムで上がったりするので、少しでもレースに付いていけるようなエンジンを作らないと。乗り手一本じゃきついですね。前の人も逃げるとタイムがすごいですしね。エンジンのベースが良い中で走れれば、追いつけますから。
―スタートが良くなったのには理由があるのですか?
スタートは、巧い人にちょこちょこ教えてもらってから切っています。「どうやって切っていますか」と質問して教えてもらってから練習して、まだ完璧ではないんですけど、以前より1つ2つくらいはいいスタートを安定して切れるようになってきたんじゃないかと思います。スタートが切れればレースの展開も作れるので、全然違います。同ハンより少しでも前に行ければ、その後も違いますね。同ハンを抜くのが一番力を使うので、そこが1周2周かからないだけで全然違うし、大事ですね。もっとスタートは磨いていきたいです。SGだとオープンが多くなるので、どんどん磨いていかないと獲りたいものも見えてこないですからね。たまたま切れるんじゃなくて、安定して毎回いいスタートを切れるようになりたいです。
―現時点で課題を挙げるとしたら?
整備力はもっと磨いていくつもりです。あとは走り方も、もっともっと...。さばき方とか付ける位置とか、同ハンの人と走るとボロが出ますね。そういうところでもっと厳しい付け位置ができるように、安定していいスタートを毎回切る練習はしています。全体的に1つ2つスケールアップしたいですね。
―ロードレースの経験がない選手の中でも、長田稚也さんのさばきは定評ありますよ。
そう思ってもらえるのは嬉しいし、ありがたいです。でも、もうちょっと上のレベルで戦うために磨いていきたいこともありますし、これからどんどん色々な経験することが多くなってくると思います。全くバイクの経験がなくてもできる、っていう「希望」じゃないですけど、これから入ってくる新人の方にも、バイク経験がないだけで悲観してほしくはないですね。経験がなくても上を目指してもらえるような、目標となれる先輩になりたいです。そのためにも、もっと磨いていきたいですね。
―さばきの面でお手本としている選手はいますか?
やっぱり雅人さん(中村雅人選手・川口28期)とか、あと車の扱いが抜群にうまいと思ったのは金子さん(金子大輔選手・浜松29期)や荒尾さん(荒尾聡選手・飯塚27期)。付け位置がすごくうまいというか、雅人さんは車が良い時こそ、その良いところをどうやって活かすかっていうのをすごく上手くやってるし、エンジンが良くない時でもさばいてくるので...。昔の、バイク経験がない人が多い方達の中で、ずっとロード経験者の方と対等に戦っていくのは、本当にすごいことだと思います。昔は今ほどスタートにも特化してないし、そういった意味でも、本当にすごいと思います。
―そもそもオートレーサになろうと思ったのはなぜですか?
親の実家に帰るたびに飯塚と山陽でずっとレースを見ていて、格好いいなと思っていました。そんな中、兄(長田恭徳選手・山陽32期)が選手になって『あれ、選手ってなれるものなんだ』って思って。それまでは全く選手になるつもりはなかったんですが、兄の姿を見て、自分もなりたいと思うようになったのがキッカケですね。兄がなっていなかったら、自分もなっていませんでした。影響は強いですね。
―お兄さんはどんな存在ですか?
頼りになります。自分は末っ子で、バカな感じなんですけど、そういうのも笑いながら受け止めて、包んでくれます。自分は三兄弟で兄、姉、自分なんですけど、すごく長男らしい感じで頼りになるし、優しいし。自分が最重ハンになって定着してからも、すごく意見交換もしますし、気軽に何でも聞けるのでやりやすくて安心感もあります。
―今後の目標は?
SGは獲りたいですね。今回は悔しい思いのスーパースター王座決定戦のシリーズ戦回りだったので、今年はSGを取れるようにコツコツやりたいです。
―最後に、オッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。
ネットでもすごく楽しめる競技だとは思いますが、オートレースは本場で音とかの迫力を楽しんでもらえるスポーツだと思っています。競艇や競輪、競馬とはまた違う楽しみ方があると思うので、それを本場で感じて欲しいです。時間がある時は、本場で選手を応援してもらえたら嬉しいですね。
(オートタイムス編集部)
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山陽オート所属の36期・三宅真央選手にお話をお聞きしました。
(取材日12/30)
―昨年はどんな一年でしたか?
2024年10月から半年間休んでいて、その不安もありましたし、復帰したタイミングで1級車に乗り替わったこともあって、いろいろ不安がありました。ですが、グループの先輩をはじめ皆さんに、エンジンを仕上げていただいたり、足回りも見ていただいたりして、復帰に向けて支えてもらえたおかげで、やっと戻ってこられました。最初の1か月はなかなかうまく乗れなかったんですけど、だんだん乗れるようになってきて、初めて優勝戦にも乗ることができて...。昨年は2回、優勝戦に乗ることができたんですけど、まだ自分の甘さが出てしまって、タイヤやコース取りがダメだったりして、優勝できなくて。ハンデがどんどん下がってくるので、今の力のままだと、チャンスを生かしきれないと次にまた優勝戦に乗るのは厳しいと思っています。取り切らないといけないところを2回も取れなくて...。これだけ見ていただいているのに、結果で返すことができなかったのが悔しいですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。そういう一年でしたね。
―初めて優勝戦に乗ったのが川口だったんですよね?
夏に乗って、3着でした。
―どのような状態でしたか?
すごくエンジンが合っていて、ハネもなくて乗りやすかったので優勝戦まで行けたんですけど、そこでまた、自分の経験値のなさというか、緊張しすぎてフライングを切ってしまったりして...。そういうミスでパニックになって、全然レースができなかったので、落ち着かないといけないなってすごく思いました。気合が入りすぎちゃった感じですね。
その後、地元でも(優勝戦に)乗れたんですけど、残り1周くらいでタイヤが跳ねてダメでした。その時はグループの方がいたので絶対優勝したかったんですけど、できなくて、かなり泣きました。泣いても仕方ないんですけど、自分が許せなくて...。そこから3か月は全く着に絡めず、(最重ハンデの)20メートル前になってからも、3か月で3回くらいしか連に絡めなくて...。
―ハンデが下がってくると、レース展開も変わってきますよね。
スタートも前を見ちゃって切れなかったりして、全然ダメです。
―復帰していきなり1級車でしたけど、2級車との違いはどうでしたか?
スタートの出ていき方が全然違うので、今までと同じような感じで切ると怖いと思いました。最初は練習でも疲れていました。パワーがありすぎて、車を押さえられないみたいな。
―そもそもですけど、オートレーサーになろうと思ったのはなぜですか?
もともと公営競技が好きで、競輪とボートを目指していたんですけど、その時に知り合いの人にオートレースを教えてもらって、山陽に行ったら「かっこいい!」ってなって。四国にはないのでそれまで知らなかったんですけど、「絶対これだ! かっこいい!」って思いました。音も迫力もすごくて...。オートバイはそれまで乗っていなかったのですが、養成所で初めて競走車に乗れた時はうれしかったですね。
―現時点で、ご自身で挙げる課題はありますか?
ありすぎて困ります(笑)。一番は人が抜けないことです。人と合わせるとか、向きを変えるとかがまだできないので、練習でもっと人に付けて、さばき方を練習しないと。練習でできないとレースではできないので、その辺に取り組んでいます。
―当面の目標は?
初優勝を目指して頑張りたいですね。今年こそはしたいです。
―仕事場を離れてオフの日はどのような過ごし方をしていますか?
今まではずっと寝ていたんですけど、最近は休みが少ないのでもったいないなと思って、出かけるようにしています。カフェに行ったり、温泉に行ったり、旅行に行ったり。この前も12連勤でなかなか休みがなかったので、休みがあったらそこで行かないと、と思っています。
―同期の存在はどうですか?
同期は本当にすごいですね...。SGで活躍しているメンバーもいっぱいいますし、みんなすごいので、自分も早く、そういう人たちと対等に話せるように頑張らないと...。今は聞いてばかり、教えてもらってばかりです。すごくいい走りをする人ばかりなので、勉強して、自分もそうなれるように...。
―最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます。自分はまだまだ実力がないんですけど、オートレースが大好きなので、たくさん練習して整備もして、一生懸命頑張ります。応援よろしくお願いいたします。
(オートタイムス編集部)
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川口オート所属の33期・黒川京介選手にお話をお聞きしました。
(取材日12/8)
―今年ここまで振り返ってみてどんな一年でしたか?
実績的には一番いい年になったんじゃないかな、と思います。今まで優勝した回数の半分くらいを、今回一年でしているので。
―ここまでいい成績を残せたのには、ご自身の中で何か変化あったんですか?
特にすごく変えたとかはありませんが、とにかく今年が一番安定して良かったですね。どのレース場に行っても比較的に安定してエンジンが動いてくれたことが大きいと思います。去年から安定してくれて、今年も安定しているので、去年のデータが使えたのもいい流れになりました。パーツが大きく換わると、またガラッとエンジンが変わっちゃうことがあるんですけど、それがなく、一年間通して走れているのがいいのかなと。ちょこちょこ試しにパーツは換えているんですけど、結局戻っちゃうんですよ(笑)。主要パーツで2年以上使っているものも3つくらいあるし。かなり安定しているかな、と思います。このまま壊れなきゃいいですね。
―乗る方は何か変えたわけではないんですか?
乗る方やレースのスタイルは変わってないですけど、枠が外側になってきたので緊張感はありますね。より一層、「頑張らないと」という感じはありますね。
―それが全体的な走りの底上げの要因なんですかね?
どうなんですかね。答え合わせが年末になると思うので、それ次第ですね。できるだけ良い状態を作って、年末に臨みたいです。
―黒川さんの中でスーパースター王座決定戦(SG)はどんな位置付けですか?
まあ、深い理由はないんですけど、「スーパースターで優勝するのが夢」みたいなのがあったんですよ。なんとなく、年末で目立ちますし。賞金も一番高いですし。夢の舞台ですね。意味合い的には日本選手権(SG)が、全体的としては一番の大会かもしれないですけど、スーパースターの方が個人的には取りたいです。
―今、ご自身の中で一番の「武器」を挙げるとしたら何ですか?
どちらかというと"スタート一発"系なので、それを生かした走りができればな、と思います。スーパースターはオープン戦ですから、そういうレーススタイルを生かしていきたいです。最近はスタートでだいぶ結果が変わる感じがしますし、追い込める選手でも8番手からではさすがに厳しいなって思うので、せめて中間位置が取れるくらいのスタートは切らないと。
―自分の中で課題に挙げていることはありますか?
今年は、去年できたことを更に磨くって感じだったんですよ。たまにすごいタイムで上がれたのが去年。それを増やすのが今年の目標。来年は、今できていないことを少しでもできるようになればなあ、と思います。今年は長所を伸ばすことを考えていましたね。いいレースができる確率を増やすのが目標でした。ちょっとずつ目標に近づけていると思います。
―スーパースター用のタイヤはいかがですか?
1本当ててみました。スーパースター用ではないですけど、同じ番号のタイヤは練習でかなり乗り込んでいます。トライアル戦では初乗りのタイヤで行くつもりです。練習で当てるだけ当てて、ドドドがないものを使います。感じ良いものをレース初乗りでどんどん乗っていく予定です。それで最終日は一番良かったものを使うつもりです。トライアル戦から周回数が多いので、1走多く乗るとどうしても優勝戦でかなり低くなってしまいます。初めて出場した時に、1走使ったタイヤで2走、3走としたら、最後はレース後半がきつかったので。今回は良い流れで最終日を迎えられるといいですね。
―最後に、オッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。
夢をかなえられるように一生懸命走りますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。
(オートタイムス編集部)
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