平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
*27日(日)佐賀 第5R『はがくれ大賞典』 2000m 18:05発走*
今年も主役はエイシンニシパでしょう。
このレースは2018年から毎年参戦していて、3勝2着1回とパーフェクト連対中。
近走の内容を見ても、園田金盃はジンギには敗れたものの3着以下を5馬身離しての2着。
新春賞では奇襲をかけた馬がいて後手後手の展開になってしまいましたが、そこから盛り返して力でねじ伏せこのレース5勝目を挙げました。
9歳になった今年もまったく衰えを感じないですし、どんな展開になっても自在に動けるのは大きな武器。
はがくれ大賞典4勝目の偉業を達成して欲しいです。
対抗は迷いましたが、地元のグレイトパールに期待しました。
近年は長距離でこそというイメージがありましたが、ここに来て中距離でも再び活躍してくれるようになりましたね。
ただ前走勝ったとはいえタイム自体はそれほど速くはないので、序盤どのくらいのポジションが取れるかがカギになりそうです。
3番手評価は兵庫のスマイルサルファー。
兵庫ダービーでは凄まじい決め手を発揮してダービー馬の称号を掴みました。
西日本ダービーでは好位から差し切るという新たな一面を見せましたし、今年4歳でまだまだ伸び盛りの馬。
遠征経験は豊富ですし、古馬重賞に入っても十分対応出来るのでは。
アワジノサクラはスマイルサルファー以上に決め手が武器の印象がありますから、先行有利の佐賀で器用に立ち回れるかがポイントでしょう。
長期休養明けから徐々に良化しているアンバラージュまで。
◎9、エイシンニシパ
〇3、グレイトパール
▲7、スマイルサルファー
△8、アワジノサクラ
△4、アンバラージュ