*24日(日)佐賀 第10R『佐賀ヴィーナスカップ』 1400m 18:00発走*
大井2頭、兵庫2頭、笠松1頭と全国から遠征馬が参戦して来ましたが、本命にしたのは地元佐賀のハッピーハッピーです。
最近は勝ち星は挙げていないものの、牡馬一線級と戦って上位争いをしています。
前走の菊池川特別でも2着でしたが、ドラゴンゲート相手に唯一食い下がりました。
以前は逃げてこそというイメージがありましたが、最近は番手からでもしっかりと競馬をしてくれます。
昨年のこのレースでは、ステップオブダンスとの激しい叩き合いをハナ差で勝利。
今年のメンバー的には昨年のステップオブダンスほどのインパクトを持つ馬が見当たらず、連覇を期待しています。
対抗はジャングルキッドと迷いましたがナンヨーオボロヅキにしました。
高知所属時代にル・プランタン賞に参戦し、スタートいまいちなところから盛り返して逃げ、スーパージンガの2着に踏ん張りました。
前走は長期休養明けの上、地方馬唯一のかしわ記念挑戦。
ものすごいメンバーと戦って離されましたが、なかなかない経験をしたと思いますし、一度使った効果もあるのでは。
3番手評価にしたのがジャングルキッド。
JRA未勝利から佐賀に移籍して9連勝中。一気にここまで来ました。
今回は初重賞で相手強化になるわけですが、前走のB級スイートピー特別の勝ち時計は1:27.3。
日にちは違いますがハッピーハッピーの前走とコンマ1しか差がなく、時計面からはいきなりやれるのではないかと想像します。
あとは展開ですね。
逃げか番手で結果を出しているジャングルキッドですから、先行馬が複数集まったここは、前半どれだけ自分のリズムで行けるかがカギになりそうです。
大井から参戦のジェッシージェニーはロングスパートが出来る馬。
前が速くなったらこの馬の決め手が活きそうです。
◎6、ハッピーハッピー
○7、ナンヨーオボロヅキ
▲2、ジャングルキッド
△9、ジェッシージェニー
*25日(日)金沢 第9レース『利家盃』 2000m 17:15発走*
第1回利家盃。本命は迷わずティモシーブルーです。
現在の金沢中距離路戦をけん引する存在で、休み明け初戦こそ接戦の末の1着でしたが、一度使った前走の金沢スプリングカップは余裕の勝利。
今回のメンバーに入っても能力は抜けていると思うし、レースぶりにも安定感があるので信頼しています。
問題は対抗以下。ここからがかなり悩むところです。
タンクティーエー、ファストフラッシュ、サノサマーの3頭で悩んだのですが、この3頭の中で距離が2000mに延びることが一番プラスに働くのはサノサマーかなと。
JRA5勝の実績で、そのうち3勝が2100m以上の距離。
南関東では勝ち切れませんでしたが、実績的にはもっとやれていい馬です。
金沢移籍初戦の前走は1700m戦で差し切り勝ち。
前半スローと見たハクサンルドルフの吉原寛人騎手が早めに動く展開で、ゴール直前まではハクサンルドルフが勝ったかと思わせました。
しかし、最後の最後で加速したサノサマーがアタマ差で勝利。あの短い直線で豪快に差し切ったことにびっくりしました。
2000mの流れになるのはプラス材料だし、金沢の小回りコースで差切れたことも自信になったのでは。
ティモシーブルーにどこまで迫れるか楽しみです。
タンクティーエーは金沢のシーズンオフに積極的に遠征して経験を積みました。
前走の金沢スプリングカップは、地元金沢では古馬重賞初挑戦だったわけですが、2番手追走からティモシーブルーが早めに上がって来て、勝負所では馬体を併せた競り合いに。
最後はティモシーブルーに突き放されたものの、そこから渋太く粘って3着に食い込んだのは立派でした。
早めに並ばれる形になった前走よりも、2000mになる今回はゆっくりした流れになるのではないかと考えます。
ファストフラッシュは移籍初戦を逃げて快勝。
勝ち時計も優秀で、2着がタンクティーエーだったことを考えても、重賞でいきなりやれるのではないかと思っていました。
しかし金沢スプリングカップでは、逃げて勝負所で早々に失速し5着。
重賞のペースに戸惑ったのか、一気のペースアップについて行かなかったのか。
今回2度目の重賞で、その辺りが解消されれば十分上位に絡む力はあると思います。
移籍後2戦続けて僅差2着のハクサンルドルフまで。
◎7、ティモシーブルー
○12、サノサマー
▲3、タンクティーエー
△6、ハクサンルドルフ