*25日(日)金沢 第9レース『利家盃』 2000m 17:15発走*
第1回利家盃。本命は迷わずティモシーブルーです。
現在の金沢中距離路戦をけん引する存在で、休み明け初戦こそ接戦の末の1着でしたが、一度使った前走の金沢スプリングカップは余裕の勝利。
今回のメンバーに入っても能力は抜けていると思うし、レースぶりにも安定感があるので信頼しています。
問題は対抗以下。ここからがかなり悩むところです。
タンクティーエー、ファストフラッシュ、サノサマーの3頭で悩んだのですが、この3頭の中で距離が2000mに延びることが一番プラスに働くのはサノサマーかなと。
JRA5勝の実績で、そのうち3勝が2100m以上の距離。
南関東では勝ち切れませんでしたが、実績的にはもっとやれていい馬です。
金沢移籍初戦の前走は1700m戦で差し切り勝ち。
前半スローと見たハクサンルドルフの吉原寛人騎手が早めに動く展開で、ゴール直前まではハクサンルドルフが勝ったかと思わせました。
しかし、最後の最後で加速したサノサマーがアタマ差で勝利。あの短い直線で豪快に差し切ったことにびっくりしました。
2000mの流れになるのはプラス材料だし、金沢の小回りコースで差切れたことも自信になったのでは。
ティモシーブルーにどこまで迫れるか楽しみです。
タンクティーエーは金沢のシーズンオフに積極的に遠征して経験を積みました。
前走の金沢スプリングカップは、地元金沢では古馬重賞初挑戦だったわけですが、2番手追走からティモシーブルーが早めに上がって来て、勝負所では馬体を併せた競り合いに。
最後はティモシーブルーに突き放されたものの、そこから渋太く粘って3着に食い込んだのは立派でした。
早めに並ばれる形になった前走よりも、2000mになる今回はゆっくりした流れになるのではないかと考えます。
ファストフラッシュは移籍初戦を逃げて快勝。
勝ち時計も優秀で、2着がタンクティーエーだったことを考えても、重賞でいきなりやれるのではないかと思っていました。
しかし金沢スプリングカップでは、逃げて勝負所で早々に失速し5着。
重賞のペースに戸惑ったのか、一気のペースアップについて行かなかったのか。
今回2度目の重賞で、その辺りが解消されれば十分上位に絡む力はあると思います。
移籍後2戦続けて僅差2着のハクサンルドルフまで。
◎7、ティモシーブルー
○12、サノサマー
▲3、タンクティーエー
△6、ハクサンルドルフ