*26日(日)佐賀 第10R『佐賀スプリングカップ』 1800m 18:10発走*
昨日の『アタック!地方競馬』で浅野靖典さんが、「卍巴の様相ですね~」と仰っていましたが、
はがくれ大賞典を勝ったキングプライド、中島記念を勝ったウノピアットブリオ、実績馬グレイトパールにオヤコダカと、本当にいいメンバーが揃いましたね。
その中で本命にしたのはウノピアットブリオです。
裂蹄で長い期間休んでいましたが、復帰してからの快進撃はすごい!!
なんと8連勝でグランプリである中島記念を圧勝して見せました。
勝つにしても、もう少しグレイトパールと接戦になるかと思いましたが、4コーナーで抜け出すと、6馬身も千切る楽勝で、
騎乗した山口勲騎手も「まさかあそこまで楽に勝つとは...」と驚いていたほど。
その後少し疲れが出たということで、ゆっくりのローテーションになり、
佐賀記念では強豪相手に自分の競馬が出来なかったものの、前走志布志湾賞でまた1着。
地元馬同士ならば、中心的な存在でしょう。
対抗はキングプライド。
はがくれ大賞典では勝負所で最内を選択、一気に突き抜けたレースぶりにびっくりしました。
前走も圧勝したし、8歳にしてもう一段階レベルアップした印象です。
グレイトパールは断然の実績馬ですが、裂蹄があり調整が難しいイメージ。
地元開催ではなかなか絞り切れないのが現状ですが、能力は一番高いと思うので、ここはもう自分との戦いではないでしょうか。
オヤコダカももっとやれる馬だと思うので、何かきっかけが欲しいところです。
◎10、ウノピアットブリオ
○5、キングプライド
▲7、グレイトパール
△9、オヤコダカ
*26日(日)水沢 第11R『留守杯日高賞』 1600m 18:00発走*
毎年遠征馬が優勢な印象で、今年もやはり遠征馬を中心に考えたいところ。
浦和のボンボンショコラと川崎のミステリーベルンで悩みましたが、先行力のあるボンボンショコラにしました。
ボンボンショコラは東京競馬場で新馬戦を逃げ切り勝ち。
続くオキザリス賞でも逃げて5着。
浦和移籍後初戦のユングフラウ賞は2番人気に推され4着。
初のマイルだった浦和の桜花賞も2番人気4着という成績。
移籍後は人気よりも着順を落としているわけですが、戦って来た相手が南関東牝馬クラシック戦線ど真ん中ですからね。
今回は明らかにメンバーに恵まれた印象です。
唯一の懸念材料は初めての右回りということ。
ただ、スピードがあって器用な走りをする馬だし、鞍上は岩手のトップジョッキー山本聡哉騎手ですから、
まったく問題なく上手にこなしてくれるのではないかと期待しています。
対抗にしたミステリーベルンは、門別のフローラルカップと、金沢の金沢シンデレラカップを勝っていて、実績的に上位の存在。
フローラルカップでは後に浦和の桜花賞を勝つアクアリーブルを負かしているし、金沢シンデレラカップでは佐賀の女傑ミスカゴシマを破っています。
もちろん単純比較は出来ませんが、こちらも戦って来た相手を考えると、今回はメンバーに恵まれたと言えるのではないでしょうか。
水沢は初めてですが遠征慣れしているし、前に行くボンボンショコラに対して、この馬の持ち味である長くいい脚というのは大きな武器です。
3番手評価にしたのはレッドカード。
門別時代はブロッサムカップ2着、
南関東移籍後はオープンで5着4着ですが、それぞれ勝ったのがグリーンロードとゴールドホイヤーという、のちに重賞を勝つ馬たち。
男馬相手に頑張って来たわけで、休み明け、初の遠征競馬でも力を発揮してくれるのではないかと思っています。
あやめ賞を圧勝したアンズビジンは大井の条件クラスだっただけに、上記3頭を上に取ったわけですが、
前走は早め先頭から押し切る強い内容だったし、新天地で一皮むけた可能性も。
◎10、ボンボンショコラ
○8、ミステリーベルン
▲6、レッドカード
△12、アンズビジン