最優秀勝利回数調教師賞
打越勇児調教師
「2012年の開業で7年目でこのタイトルを獲ることができ、感無量です。
雑賀(正光)先生を必死に追いかけてここまで来たので、今回雑賀先生を抜いてここに来られたことが嬉しいです。
父(打越初男元調教師)からの教えというのは、直接あまり話すことはなかったのですが、馬の扱いを人間本位にしてはいけない、馬のことを考えろということを教わりました。
スタッフ、馬を大事にするよう言われてきて、そこは意識しています。
(父の墓前に)リーディング獲れたよみたいなことは報告したと思います。
開業した時には高知競馬の景気が良くなくて、とにかく馬集めに苦労しました。
スタッフとの意思の疎通を大事にして、馬の状態を良く話し合いながらここまで来ました。
今年も去年に近づけるよう、またリーディングが獲れるよう頑張ります。
あと地元の黒船賞を獲りたいですし、他場での重賞も勝ちたいです」
最優秀勝率調教師賞
川西毅調教師
「3年連続6回目の受賞ということでありがたいのですが、去年は重賞を一つも勝てなかったので、これでいいのかなという想いがあります。
重賞にはこだわりがあるので、とても心残りですね。
一つも重賞が勝てず、もう一生勝てないんじゃないかと思った時もありましたが、慌てても仕方ないですし、生き物が相手ですから僕の都合のいいようにはいかないですね。
それに、出走回数も上がっていないんですよ。
勝率は30%くらいならいいかなと思っているのですが、なんせ出走回数が少ないですから、そこはもっと上げていきたいです。
何年も前から収得賞金1億円を目指していて、名古屋でも届かない数字ではないと考えているのですが、なかなか難しくて。
出走回数500走で勝率30%なら、目標達成が見えてくると思うので、今年はそこを目指して頑張ります。
いつもお正月開催はあまり成績が良くないのですが、今年はなぜかいいので(笑)。
この流れを消さないようにいきたいです。
収得賞金1億円、勝ち星は150勝以上、そして大きいところを勝ちたいです。
勝率は後からついてくるものだと思っています」
最優秀勝率騎手賞
山口勲騎手
「6年連続でこの賞をいただけて嬉しいです。
とにかく一つ一つのレースを大事に乗ること、終わった結果がこの数字という感覚です。
多く勝つ秘訣ですか?それは速い馬に乗せてもらうだけです(笑)
もうすぐ4500勝が見えてきましたが、1つ1つが通過点なので。
数字というよりも、また他場で重賞を勝ったり、味のあるレースをしていきたいです。
それで1年終わった時、7年連続勝率トップだったら嬉しいですね。
勝率自体にはそんなにこだわりはないんです(笑)」