平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
*17日(日)高知 第7R『土佐春花賞』 1300m 18:10発走*
ハイレベルなメンバーが集まった土佐春花賞。
その中でも本命にしたのは、黒潮ジュニアCSと金の鞍賞を勝っているアルネゴーです。
デビューから12戦8勝。
着外は新馬、2戦目のデビュー当初のみという安定感。
前走は4着に敗れていますが、相手はC1の古馬相手ですからね。
他の馬たちも古馬相手に戦っていますが、C2やC3クラス。
C1で揉まれたことも大きいと思います。
3歳馬同士では、昨年の11月から5連勝。
意外にも着差がそれほどないのですが、そこは逆に勝負強さの証かと。
後方から3,4コーナーで一気に先団を交わすマクリができる馬で、砂を被っても大丈夫。
今回も豪快なマクリを期待しています。
強敵なのがナンヨーオボロヅキ。
JRA未勝利から転厩してきて、3歳2組、1組と2連勝しています。
特に前走1組のレースは圧巻でした。
押してハナに行くと、あとは独り舞台。
3コーナーから楽に加速して、そのまま余裕の手ごたえで8馬身の差をつけて勝利しました。
今回相手強化になりますが、あそこまで楽に1組を勝ったというのは相当な脅威です。
シェナパドメは黒潮ジュニアCSこそ大敗しましたが、現在は6戦連続馬券圏内に来ていて安定感があります。
アルネゴーとは久しぶりの対戦になりますが、以前よりレースぶりがしっかりして来たので、好勝負できるのではないでしょうか。
前々走でアルネゴーに半馬身差まで詰め寄ったコスモアニモーソ、
自分の形になれば渋太いプリズムアークまで。
◎11、アルネゴー
○9、ナンヨーオボロヅキ
▲7、シェナパドメ
△6、コスモアニモーソ
△1、プリズムアーク