*17日(木)園田 第10R『のじぎく賞』 1700m 15:55発走*
グランダム・ジャパン3歳シーズンの7戦目であるのじぎく賞。
この戦いが終わるとファイナルの関東オークスのみとなる女王争いは、いよいよ正念場を迎えます。
現在ポイント第1位の北海道エグジビッツ、1ポイント差で追いかける兵庫レコパンハロウィーが揃って出走。
他にも、佐賀マイメン、大井アクアレジーナといったポイント上位組が出走し、このレースの勝敗によっては大きな順位変動がありそうです。
本命にしたのは重賞3勝の実績を誇るエグジビッツ。
休養明けの若草賞では、長距離輸送もあってかガクっと体重が減っていて心配しましたが、レコパンハロウィーには差し切られたものの2着を確保しました。
続く留守杯日高賞ではしっかりと体が戻っていたし、好位から早め先頭で押し切る強い内容で勝利。
遠征の経験が多く、園田も2度目。
1度目は2歳時の園田プリンセスカップでしたが、その時は今ほど評価が高くはなかったものの、3着に食い込みました。
メンバー的にもここでは実績上位。
若草賞で負けたレコパンハロウィーの地元で再戦となりますが、本来の状態ならば力を発揮できると思っています。
対抗はレコパンハロウィー。
小柄な牝馬ですが、ここに来て少しずつ体が増えているし、レースぶりも安定して来ました。
ル・プランタン賞は3着に負けたとはいえ、佐賀への長距離輸送がありながらも勝ち馬とはコンマ2秒差。
しかも、先行超有利の佐賀コースにおいて、最後方から追い込むという過酷な展開になったにも関わらず、3着まで追い上げたことはさすがでした。
東海クイーンカップでも長くいい脚を使って2着に来ているし、各地に遠征して重賞で崩れないのは力のある印です。
ここは逃げ馬もいるし、エグジビッツが好位から競馬をするでしょうから、スローにはならないと考えています。
慣れた地元コースだし、この馬の末脚が活きる展開になりそうです。
佐賀からの遠征馬マイメンにも注目。
ル・プランタン賞では2番手から早め先頭で押し切り初のタイトルを獲得。
これまで小倉遠征を3度経験し、強い馬相手に揉まれて来ました。
兵庫への遠征は初の長距離輸送ということになりますが、これだけ経験を積んで来たので問題ないでしょう。
好位から競馬が出来るところも強みです。
重賞でも上位に絡んでいるミネオラチャン、ル・プランタン賞で存在感を見せた大井のアクアレジーナまで。
◎2、エグジビッツ
〇5、レコパンハロウィー
▲10、マイメン
△8、ミネオラチャン
△12、アクアレジーナ