*24日(水)大井 第11R『TCK女王盃』 1800m 16:10発走*
ここはなんといってもJBCレディスクラシックで激闘を演じた、大井のララベルとJRAのプリンシアコメータの再戦に注目しています!!
まずはララベルですが、
これまでずっと脚元との戦いで、なかなか思うように使えなかった馬。
昨年も出走した4レース中3レースが休み明けでした。
それでも、ダートグレードで常に上位争いを続け、JBCレディスクラシックでついに頂点に!
あの時は本当に感動的でした。
レース後荒山調教師が涙を流しながら、
「万全の状態で走ったことがないのに、常に一生懸命頑張ってくれる。最高の馬です!」
と語っていたこともとても印象的。
ララベルは今シーズンで引退し繁殖になることが決まっていますが、どこが引退レースとなるかは馬の状態を見ながら決めるそう。
出走するからには走れる態勢にあると判断し、ここも本命にします。
対抗はプリンシアコメータ。
JBCレディスクラシックは初のダートグレード挑戦でしたが、先手を主張してマイペースに運ぶと、ララベルに被されながらも何度も差し返すそぶりを見せました。
馬体がぶつかる激しい戦いでしたが、まったく怯まず、ものすごい勝負根性を見せてくれましたね。
前走のクイーン賞は逃げ切り圧勝!
騎乗した岩田騎手は、「以前より馬がパワーアップしているし、まだまだ強くなる馬です」と絶賛していました。
ここ2戦は逃げているけれど、外目の枠からの番手でも勝っているし、ここも不安は見当たりません。
2頭が抜けた存在だと感じますが、ラインハート、ミッシングリンクにも注目しています。
ラインハートはJRAからの移籍初戦だったJBCレディスクラシックで、大外から飛んで来て3着に食い込みました。
あの時は「一体、誰が飛んで来たの???」とあっけに取られてしまいましたが、続くクイーン賞でも3着。
フロックではないことを証明しました。
JRA時代はものすごく掛かるイメージで、短距離路線を使っていましたが、大井に来てからは掛かる面はあるものの、距離もこなせるように見えます。
前走の東京シンデレラマイルは、ある程度の位置を取りに行ってまったく伸びずの7着。
笹川騎手は、「前残りの馬場だったし、ムリせずいいところが取れたんですけど、あの馬のリズムの中では前半が早かったんだと思います。
負けてしまったのは残念ですがいい経験になったので、次は直線に賭ける競馬をします」とのこと。
道中じっくりと進むことが出来れば、ものすごい脚を使う馬だし、
今ならマイルの流れよりも、じっくり行ける1800の方が合っているのかもしれません。
JBCレディスクラシックの末脚を見ると、ハマれば上位2頭を脅かす存在です。
ミッシングリンクは重賞、ダートグレードともに初挑戦で、どこまで戦えるかがカギになります。
前走の1000万条件はマイペースで逃げて後続に並ばせませんでした。
時計も優秀だし、前に行けることは大きな武器。
大井を知り尽くした戸崎騎手に導かれ、どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
安定感のあるパーティードレス、ダートグレード常連になってきたタガノヴェローナまで。
◎5、ララベル
〇9、プリンシアコメータ
▲11、ラインハート
△12、ミッシングリンク
△8、パーティードレス
☆10、タガノヴェローナ