*26日(木)園田 11R『兵庫若駒賞』 1400m 15:55発走*
勝ち馬にはオオエライジン、エーシンクリアー、トーコーヴィーナスといった兵庫を代表する馬に育った馬たちがズラリ。
未来優駿の名にふさわしい出世レースと言えるでしょう。
まず本命にしたのはアゼツライト。
デビューから3戦は逃げ切り勝ちで連勝を重ね、前走は初めて控える形で3着に負けてしまいました。
しかし、スタートして他の馬が行く気なので控えて外に切り返し、さらにもう一頭行く気なのでまた控えて外に切り返し、ということを2回繰り返しています。
馬にとってはリズムが削がれて難しい展開になったと思いますが、初めて控える、我慢するということを実践し、それでも差のない3着に踏ん張ったのはさすが。
負けたことは残念ですが、今後に繋がるいい経験だったと思います。
今回は大外枠に入って、無理に切り返す必要はなし。
スムーズに先行できればこの馬本来の強さを見せてくれると思います。
対抗はそのアゼツライトを差し切ったフセノラン。
中団から徐々に脚を伸ばし、最後の決め手は素晴らしかったです。
2戦目ではアゼツライトのスピードに敵いませんでしたが、展開次第で逆転できることを証明。
ここもロングスパートを期待しています。
不気味なのが新馬戦を大差でぶっちぎったイチノフリオーソ。
2番手から早め先頭で後続を突き放し、本当に強いレースぶりでした。
カギは一気の相手強化でしょう。
ペースも速くなるだろうし、前走のように楽な展開にはならないはず。
キャリア2戦目、ここは試金石の一戦です。
牝馬セイヴァーベナは前走の園田プリンスCで早々に失速してしまい、見せ場なく9着に。
期待していたのでガッカリな結果でしたが、内枠で揉まれることを嫌って逃げたこと、内側の砂圧がかなり厚めだったことを考えると仕方のない面もあります。
今回は少し外目の枠で競馬はしやすそう。
前走だけで軽視してしまうのは怖い存在です。
メイクアラッシュは兵庫移籍2戦2着2回。
前走はアゼツライト、フセノラン相手の競馬で先行して2着ですから力はある馬です。
◎12、アゼツライト
〇3、フセノラン
▲5、イチノフリオーソ
△8、セイヴァーベナ
△11、メイクアラッシュ