*10日(日)金沢 第11R『サラブレッド大賞典』 2000m 17:00発走*
これまで金沢の3歳世代はヤマミダンスが引っ張ってきていましたが、ダービーで負けてからちょっとリズムが崩れている様子。
他の馬たちも勝ったり負けたりのメンバーで比較が難しいですが、ここは石川ダービー馬ヴィーナスアローを本命にしました。
石川ダービーは久しぶりの地元戦でしたが、さすがに強いメンバーに揉まれて大きな成長を見せてくれましたね。
この馬は先行力のあるタイプではないけれど、ロングスパートができる末脚を持っています。
前走のMRO金賞はいいところなしの9着に終わってしまいましたが、金田一調教師のお話しでは、今回は状態が上がっているとのこと。
調子さえ戻ればここでは上位の存在ですから、巻き返しを期待しています。
対抗はサッキーヘラクレスにしました。
北日本新聞杯は2着、石川ダービーは3着とがんばっていましたが、MRO金賞では中団から伸びきれずに7着に惨敗してしまいました。
パートナーを組む中島龍也騎手のお話しでは、気性的に難しいところのある馬で、この時は深いブリンカーを試したそう。
それがマイナスの方に出て集中力を欠いてしまいましたが、前走で浅いブリンカーにしたら再び好走して勝利。
C1の戦いでしたが、相手はMRO金賞を勝ったムーンファーストですから、胸を張れる勝利です。
馬具の方向性も固まったし、引き続き好調キープということで、人馬ともに重賞初制覇もあるのではないでしょうか。
MRO金賞を逃げ切ったムーンファーストは、逃げられるかどうかが大きなカギ。
外枠に入り、他にも行きたい馬がいるので楽な展開にはならないでしょうが、行き切ってしまえば多少速くなっても粘り込めると思います。
これまでこの世代を引っ張って来たヤマミダンスの評価を下げなければいけないのは寂しいですが...
前走得意の短距離戦でも5着に負けてしまったことは大きいです。
リズムさえ取り戻せば、全国級に力のある馬ですから、もう一度調子が上がって来るまで待ちたいです。
夏場得意なゴールドハリアーまで。
◎1、ヴィーナスアロー
〇7、サッキーヘラクレス
▲11、ムーンファースト
△3、ヤマミダンス
△6、ゴールドハリアー