日曜日は水沢競馬場で、グランダム・ジャパン古馬シーズンの第6戦『ビューチフルドリーマーカップ』が行われます。
*28日水沢 第11R『ビューチフルドリーマーカップ』 1900m 17:10*
ここは道営からやって来る2頭に注目しています。
まずはタイムビヨンド。
これまでタイトルはなかったものの、『北海優駿』や『ダービーグランプリ』でも2着に入っており、地力があることは証明していました。
そして、前走『ノースクイーンカップ』で待望の初重賞制覇!
中団から4コーナー大外を回って、サンバビーンやジュエルクイーンといった強豪を力でねじ伏せました。
水沢では『ダービーグランプリ』で2着にがんばっているし、小回りも問題ないでしょう。
いよいよ本格化した今、重賞連勝を期待します。
対抗はジュエルクイーン。
昨年は3歳でこのレースに挑戦し、サンバビーンの2着に健闘しています。
前々走の『ノースクイーンカップ』はタイムビヨンドの前で動いて行って、最後は伸び負けて2着でしたが、自分から動く攻めの競馬で内容は悪くなかったと思います。
好位から上手に競馬ができる馬なので、小回りの水沢ではよりレースがしやすいのでは。
昨年に引き続き、上位争い可能と考えます。
ミラクルフラワーが地元筆頭でしょう。
南関東からの再転入後は4連勝と勢い一番です。
特に印象的だったのは、前々走の『みちのく大賞典』。
じわりとハナに立つと、道中は引き付けた逃げで直線突き放しました。
牡馬相手の伝統の一戦を勝ったことは高く評価できるし、今の勢いならば久しぶりの地元勢としての勝利もあるかもしれません。
『ひまわり賞』2着だったプリンセスポケット、川崎からの遠征馬ヴァイキングまで。
◎4、タイムビヨンド
〇5、ジュエルクイーン
▲9、ミラクルフラワー
△10、プリンセスポケット
△8、ヴァイキング
日曜日は全国で3つの重賞が行われますが、まずは高知『建依別賞』から展望します!
*28日高知 第7R『建依別賞』 1400m 18:10発走*
勝ったり負けたりのメンバー構成で、ちょっと比較が難しいところですが、
本命にしたのはカッサイです。
高知移籍後、連対に絡まなかったのは前走の『サマーチャンピオン』のみ。
7連勝後に挑んだ『園田FCスプリント』では、好位追走からよく伸びて差のない2着に入りました。
8連勝とはいかなかったものの、初めての園田遠征で結果を残してくれましたね。
逃げてよし好位からでもよしと競馬の上手な馬なので、まだタイトルはないものの、いつでも勝てる力はあると思います。
対抗はニシノファイター。
5月の『福永洋一記念』では、好スタートから楽にハナに立つと、4コーナー辺りで並ばれるも渋太く粘り通しました。
重賞制覇は約4年ぶりでしたが、やはり逃げる形になると相当渋太いですね。
前走は最後の最後でマンオブグァテマラの決め手に屈しましたが、2キロの斤量差の影響もあったと思います。
今回は57キロの定量戦。
いつも通りの好ダッシュができれば、ここでも十分上位争いでしょう。
今までの実績では抜けているエプソムアーロン。
最近では全盛期の走りというわけにはいかないものの、マイルならば今でも強いレースをしています。
今回は1400mというところがカギ。
勝負所で馬なりで上がっていけるようなら勝ち切るまであると思います。
ブラックバカラも気になる存在。
前走は2番手追走から突き抜けて、エプソムアーロンに5馬身の差をつけて勝利しました。
遠征などを重ねて力を付けた今なら、タイトル奪取も可能では。
◎10、カッサイ
〇7、ニシノファイター
▲8、エプソムアーロン
△5、ブラックバカラ
△9、マウンテンダイヤ