28日は京王閣で、オッズパーク杯ガールズグランプリ2015が行われます!
今年は競輪学校に潜入したり、ガールズの選手の取材をしたりと競輪を覚えた1年だったで、ラストのグランプリもしっかりと展望したいと思います。
まずは出場選手、7名をご紹介します。
動画インタビューもありますので、こちらもぜひご覧下さい。
オッズパーク杯ガールズグランプリ動画インタビュー
*1番車 小林 優香(こばやし ゆうか)選手 21歳 福岡 106期(女子3期)
グランプリには2年連続出場。
昨年は1番人気に支持されましたが、マクリが不発で3着に敗れ悔し涙を流しました。
今年の11月には、なんとデビュー105戦目で通算100勝を達成!!
しかしご本人は、「100戦100勝したかったです」とこの凄まじい成績にもまだ満足していない様子でした。
昨年と同じ1枠で、今年こそグランプリ制覇を目指します。
*2番車 奥井 迪(おくい ふみ)選手 34歳 東京 106期(女子3期)
グランプリは初出場。
今年は9月~11月に4場所連続完全優勝を果たし、そのすべてが逃げ切り勝ちという素晴らしい走りを見せてくれました。
「誰よりも先に仕掛け、誰よりも先にゴールする」がモットーで、大一番でもブレずに逃げ切りを目指します。
*3番車 梶田 舞(かじた まい)選手 28歳 栃木 104期(女子2期)
グランプリは3年連続の出場で、昨年は見事優勝を果たしました。
今年からナショナルチーム入りし、競輪と競技の2足のわらじで頑張って来ました。
松戸コレクション後は落車の影響で長期休養が続きましたが、「トレーニングはしっかりと積んで来ました。あとはレース勘が戻ってくれれば」とコメント。
どんな流れでもいい位置取りに入り込む器用さを活かし、史上初の連覇に挑みます。
*4番車 小林 莉子(こばやし りこ)選手 22歳 東京 102期(女子1期)
グランプリには3年ぶり2回目の出場です。
ガールズグランプリ2012では見事優勝を果たし、初代女王に輝きました。
今年は一年を通して安定した走りを披露。
12月の四日市で落車したことを心配していましたが、「大丈夫です。体調は万全です」とのこと。
今回、1期生では唯一の出場となりました。
一昨年を思い出して、初代女王の走りを期待します。
*5番車 山原 さくら(やまはら さくら)選手 23歳 高知 104期(女子2期)
グランプリには3年連続の出場です。
昨年は7着に敗れましたが、奇襲のカマシ逃げであっと言わせ、レースを動かす見せ場を作りました。
今年は前半苦戦しましたが、後半は一変して上り調子に。
9月~10月には3場所連続完全優勝を果たしました。
「今年は前半苦しみましたが、たくさんの方に助けていただいて復活することが出来ました。グランプリで優勝して、ぜひ恩返しがしたいです」と話してくれました。
*6番車 石井 寛子(いしい ひろこ)選手 29歳 東京 104期(女子2期)
グランプリは3年連続の出場です。
今年は4月~5月にかけて11連勝、6月~8月にかけて9連勝と力を発揮しましたが、大きなレースで上位に絡むことが出来ず、波の大きかった一年という印象。
「今年のグランプリは地元開催なので、想いは一番強いと思っています。ぜひ地元のファンの前で優勝したいです」ということです。
*7番車 石井 貴子(いしい たかこ)選手 25歳 千葉 106期(女子3期)
グランプリは初出場。
今年の前半は、ナショナルチームでの競技練習と、競輪との2足のわらじに戸惑い、大きく成績を落としました。
しかし、9月に地元で行われたガールズコレクション松戸で見事優勝し復活。
グランプリ出場がかかった10月の四日市でも、加瀬加奈子選手との直接対決を制してグランプリ初出場を掴みました。
「7番車は競輪学校の卒業記念レースで優勝した時の番号なので、とてもいいイメージを持っています。なんとかグランプリに出場することができたので、優勝目指して頑張ります」と話してくれました。
以上が出場選手7名の紹介です。
男子と違い、女子の競輪にはラインがないので、実力がそのまま結果に繋がりやすいと言われています。
実績的にも実力的にも頭1つ抜けているのが小林優香選手。
昨年のグランプリや、今年のガルコレ松戸などでは仕掛けが遅れてマクリ切れませんでしたが、その時のことを相当悔しく思っているようで、「自分自身の心の弱さで負けました」と分析。
今回は強気に仕掛けて行くとのことなので、小林選手を本命にします。
対抗は後半一気に調子を上げてきた石井貴子選手。
リオオリンピックを目指すナショナルチームと、競輪の2足のわらじは相当堪えたようで、今年の前半にはまったく力を出すことが出来ませんでした。
スキー競技でオリンピックを目指すという目標で、一度挫折を味わっている石井貴選手は、持ち前のガッツで努力を続け、地元松戸で見事復活。
そのままの勢いでグランプリ初出場も決めているので、ここでも好勝負を期待します。
昨年のチャンピオン梶田舞選手は、落車の影響での長期休養が気になるので3番手評価にしました。
それさえなければ連覇も十分考えられるし、いい位置を取るのが上手い選手として、大きく崩れないのではないかと見ています。
◎1番車 小林優香選手
〇7番車 石井貴子選手
▲3番車 梶田舞選手
△2番車 奥井迪選手
今日は園田競馬場で、『兵庫ゴールドトロフィー』が行われます!
*24日園田 第10R『兵庫ゴールドトロフィー』1400m 15:50発走*
なかなかに難しいメンバーですが...
本命にしたのはドリームバレンチノです。
ここ最近は年齢的な衰えもあるのかな?という感じだったのですが、前々走の東京盃でその印象を払拭。
いつもより一段後ろに構え、末脚に賭ける競馬をしてダノンレジェンドの2着に伸びて来ました。
このレースは2013年に圧勝していてコース相性もバツグンです。
これまでの実績を考えたら、ここでもいい勝負をしてくれるのではないでしょうか。
ただ。
59.5キロはかなり気になります...
59キロでも気になるのに、この馬にとって初の59.5キロとは。
牡馬にとって、58キロを越えてからの0.5キロは相当大きいのではないかと感じています。
この斤量を背負っていつもの走りが出来るのか、ポイントはそこに尽きると思います。
対抗はレーザーバレット。
末脚のするどい追い込み馬ですが、小回りを非常に上手に走ることができます。
地方ダートグレードに挑戦して4戦、すべて安定して結果を残しています。
JBCスプリントこそ4着でしたが、それでもメンバーを考えればよく健闘したのではないでしょうか。
実績と安定感を考えるとこの馬が一番な気がするし、浦和記念のようにアッサリもあるかもしれません。
クラスターカップ2着のポアゾンブラックにも注目。
もともとは兵庫でデビューした馬で、久しぶりの園田はむしろ歓迎です。
最近はスプリントで力を発揮していますが、南部杯でも2着があるように、多少の距離延長はこなせるはず。
前に行けるスピードのある馬なので、ぜひとも積極的な競馬を期待しています。
他にも、スムーズに運べた時のラヴィアンクレール、軽斤量を生かしたアキトクレッセントも気になる存在です。
◎12、ドリームバレンチノ
〇3、レーザーバレット
▲9、ポアゾンブラック
△5、ラヴィアンクレール
☆8、アキトクレッセント