昨日盛岡競馬場で行われた、ダート競馬の祭典JBC。
盛岡では12年ぶりの開催で、待ちに待ったという感じでしたが、たっくさんのファンの方々が詰めかけて、発売金額は29億円を超え、岩手競馬レコードとなりました!
オッズパークを通してもたくさんの方が楽しんだと思います。
各レースのレースリポートをお伝えします!
まずは『JBCレディスクラシック』。
スタート直前に、コーリンベリーが尻もちをついてしまうというハプニングもありましたが、なんとか態勢が整って、無事にスタートへ。
勝ったのは中団から追い込んで来たサンビスタ、2着は直線強襲のトロワボヌール、そして3着が1番人気ワイルドフラッパーという結果でした。
1着サンビスタ
岩田康誠騎手
「前回はゲートの出があまりよくなくて、直線を向くまで窮屈になってしまったんですけど、今日は好スタートを決めていいレースが出来ましたね。前を見ながらのレースで、途中からワイルドフラッパーがマクって来たのでその後ろを付いて行く形になりました。
この馬は使いながら柔らかくなって来て、どんなレースも出来るし、瞬発力があるところが武器です。GIを制したので、これからは賞金の心配することなく、どこでも使えますね。まだまだ活躍してくれる馬ですよ」
角居勝彦調教師
「スタート前にハプニングがあって、どうなるかとヒヤヒヤしましたけど、いいスタートを切ってくれて、最初のコーナーを曲がるまではいい位置にいられて。ワイルドフラッパーを負かすにはこれしかないという乗り方でした。特に僕は指示はしていないですけど、岩田くんが上手に乗ってくれましたね。
最初はここまで力を付けられるとは思っていなかったんですが、使いながらどんどん成長してくれました。前は気持ちが強すぎるところがあったんですけど、その辺りが落ち着いて来て、体も膨らみが出て来ました。いい状態で出走させることが出来て、JBCの舞台で強い馬といい対決をお見せ出来て嬉しいです。この後は体調を確認して、船橋のクイーン賞に向かう予定です」
2着トロワボヌール
田中勝春騎手
「頑張って走ってくれました。負けて残念ですけど、でも力は出し切れたと思いますよ。流れ一つで変わるし、もっと成長して力付いて来ると思います」
3着ワイルドフラッパー
蛯名正義騎手
「スタートのタイミングがよくなかったです。早めに動いて行ったけど、前半もう少し楽に行けていれば...。時計も速かったし、スタートが響きました」
4着アクティビューティ
吉田隼人騎手
「スタートも決まったし、イメージ通りのレースが出来ました。勝ち馬と同じポジションにいたけど、勝った馬が強かったですね。もう少し時計が掛かる馬場の方が、この馬にはいいと思います」
5着ブルーチッパー
幸英明騎手
「今日は2番手でしたが、スタートの速さは負けていません。ただやっぱり、自分の形にならなかったことが大きいですね。このクラスに慣れてくれば、もっと戦えると思います」
7着ピッチシフター
大畑雅章騎手
「初めての左回りというのが大きかったです。いつものような手応えがありませんでした。いつも頑張ってくれる馬ですし、また出直して来ます」
8着カイカヨソウ
今野忠成騎手
「最後は上手く反応してくれたんですけど、もう少し前でレースがしたかったですね」
そしてこのレースは、名古屋の木之前葵騎手がJBC初騎乗!
結果は14着でしたが、この大舞台を経験して、さらに大きく羽ばたいてくれそうですね☆
14着ブレーヴスキー
木之前葵騎手
「気持ち良く乗れました。こういうレースに乗ることが出来て、とてもいい経験になりました。ありがとうございました」