いよいよ、ダート競馬の祭典JBC競走が近づいてまいりました!
今年は12年ぶりに盛岡で開催されるということで、熱い戦いが期待出来そうですね♪
いよいよ枠順が発表されて、戦闘モード突入です!!
まずは、『JBCレディスクラシック』の展望です。
*3日盛岡 第8R『JBCレディスクラシック』 1800m 14:15発走*
女王ワイルドフラッパーに、サンビスタ、アクティビューティといった、これまでのダートグレードで大活躍の馬たちが登場。
さらに、JRA勢は地方競馬初参戦の3頭が参戦して来ました。
迎え撃つ地方勢は、なんといっても名古屋のピッチシフターの存在が光ります☆
かなり豪華なメンバー構成となった今年のレディスクラシック。
やはり本命は、ワイルドフラッパーにします。
ここは逆らえません!
前々走の『ブリーダーズゴールドカップ』はまさかの黒星となりましたが、休み明けでプラス15キロ、絶好調の時と比べると太い印象でした。
3コーナー辺りで息が上がっていたし、本来の状態ではなかったのでしょう。
続く『レディスプレリュード』でもほぼ変わらない体で出走したところを見ると、太いというよりも、まだ成長していると言った方がいいかもしれませんね。
レースぶりは好位から突き抜ける圧巻の内容。
状態が戻ったというよりも、さらにパワーアップした印象で、ここはどんな勝ち方をするかに注目しています。
対抗は、そのワイルドフラッパーに先着したことがあるサンビスタ。
牝馬同士には負けないだろうと思っていたワイルドフラッパーに土を付けるとは、さすがの一言です。
レースがとても上手だし、展開に左右されないのも強み。
今回の舞台でも、しっかりと結果を出してくれると思います。
3番手には、名古屋のピッチシフターを推します!!!
今回の3レースの中で、唯一地方馬が上位に絡む可能性のあるレースではないでしょうか。
前走の『レディスプレリュード』では、5着といえど、自分から動く勝ちに行くレースをしてのもの。
これまで、どんな相手でも強気の競馬をして来て、馬自身もどんどん強くなっています。
川西先生のお話では、今は本当に元気いっぱいということで、最高の状態で盛岡に乗り込んで来られそうです♪
◎4、ワイルドフラッパー
〇10、サンビスタ
▲3、ピッチシフター
△15、ブルーチッパー
△9、アクティビューティ
△5、マイネエレーナ
本日は園田競馬場にて、未来優駿シリーズの第7戦『兵庫若駒賞』が行われます!
このレースは兵庫の出世レースで、過去6回中3頭の兵庫ダービー馬(カラテチョップ・オオエライジン・メイレディ)を輩出しています。
さらに、ダービー馬ではないですが、一昨年の勝ち馬エーシンクリアーはその後、『岐阜金賞』『はがくれ大賞典』を制する活躍を見せ、昨年の勝ち馬トーコーポセイドンは、ケージーキンカメを破って『MRO金賞』を勝ちました。
このレースに勝つということは、その後の大成への道も大きくなるというもの。
今年のメンバーにも、歴代の活躍馬たちにひけを取らない逸材がいるのです!
*園田30日 第10R『兵庫若駒賞』 1400m 16:00発走*
なんといっても、デビューから4連勝中のトーコーヴィーナスでしょう!!!
前々走の『園田プリンセスカップ』は、グランダム・ジャパン2歳シーズンの開幕戦であり、笠松から2頭の刺客が参戦してハイレベルな戦いが繰り広げられました。
トーコーヴィーナスは押し出されるようにハナに立つと、そのままマイペースで軽快な逃げ。
直線では笠松のティープリーズが追い込んで来ますが、渋太く粘って重賞タイトルを掴み獲りました☆
前走のJRA認定競走では、まったく危なげない走りで余裕の勝利。
今回は特に強敵も見当たらないし、この馬がどのくらい強い競馬をしてくれるかに注目しています。
当初登録のあった、フセノダイヤやショウリが回避した今回、2番手以降の評価がかなり難しくなった印象です。
前走で2歳3組を制したドットスマイルは、すんなり2番手を取って、直線先頭で押し切りました。
着差はクビ差でしたが、後ろから馬が来るともうひと伸び、どこまで行っても変わらないのでは...と思わせる勝負根性を見せてくれました。
『園田プリンセスカップ』はさすがに相手が強くて競馬をさせてもらえませんでしたが、このメンバーならば、上位に食い込む余地はあると思います。
ジンアトランティスは、前走で2歳2組を勝利。
トーコーヴィーナスを除いたら、この馬の格付けが一番高いです。
スタートを決めてすんなりハナに立つと、終始いい手応えで、直線でも詰め寄られることなく逃げ切り勝ち。
能力の高さを見せつけました。
ただ今回は、圧倒的に強いトーコーヴィーナスが前に行くと思うので、前に行く馬にとっては厳しい展開になりそうです。
◎5、トーコーヴィーナス
〇4、ドットスマイル
▲7、ジンアトランティス
△8、ポムショコラ
ここ最近の地方競馬では、若手ジョッキーたちの活躍が目立ちますね!
現在開催中の未来優駿シリーズでも、門別『サッポロクラシックカップ』をデビュー2年目の石川倭騎手が勝利して存在感を見せつけました☆
先日名古屋に取材に行った時も、今年デビューした八木直也騎手と村上弘樹騎手が大暴れ!
左から、八木騎手と村上騎手
まずはこの日の第5レース。
最後の直線で、八木騎手と村上騎手が激しく叩き合いを演じ、アタマ差で八木騎手が勝利!
新人騎手とは思えない迫力あるレースを見せてくれました。
負けた村上騎手はかなり悔しそうな表情をしていましたが、すぐ次の6レースできっちり差し切り勝ち☆
この時点で、村上騎手16勝、八木騎手12勝という成績。
村上騎手の方が勢いは上か...と思いきや、なんとなんと、最終レースで八木騎手がこの日2勝目の勝利を挙げました!
いやぁ~お見事です。
この日は新人デイと呼んでもいいほどの大活躍でしたね。
お2人にお話を聞いてみると...
村上:5レースは本当に悔しかったですね。人同士もそうですけど、馬同士もライバル関係なので。
八木:いつも僕の方が負けてたんですけど、今日は勝ててよかったです!
赤見:お互いを分析すると、どんな性格ですか?
村上:八木は、けっこう言うタイプですよ。常に強気な発言です(笑)。僕としては、いいライバルだと思ってますね。
八木:村上は...、性格ではないですけど、僕が勝つと、すぐ村上も勝つのでイラッとします(笑)。今は勝ち星で村上の方が上なので、勝った時に、「よし!これで追いつけるぞ」って思うと、なぜかすぐ勝っちゃうので、結局追いつけなくて。
村上:なんでですかね。でも八木が勝つと、僕も必ず勝ちますね(笑)。
その言葉通り、この開催さらに1勝ずつ挙げた2人。
このライバル関係が、いつかリーディング争いに発展するかもしれません♪
今週から始まった、2歳馬たちの戦い、未来優駿シリーズ。
今日は佐賀で、『九州ジュニアチャンピオン』が行われます!
*26日佐賀 第11R『九州ジュニアチャンピオン』1750m 17:15発走*
メンバー的には、前走でシリウス特別を戦った馬たちと、リゲル特別を戦った馬たちの激突という印象です。
レースを振り返ってみると、まずシリウス特別は、1番人気のカシノマラドーナが好スタートから持ったままハナへ。
今回と同じ舞台、1750m戦ということで、すぐに隊列が決まって落ち着いた流れになりました。
カシノマラドーナが軽快に逃げていましたが、向正面に入ると、ダイリンザンが中団からジワジワと進出。
直線では、逃げるカシノマラドーナを並ぶ間もなくダイリンザンが差し切りました。
あれだけ楽に逃げていたのに、最後の止まり方からすると、カシノマラドーナには少し距離が長いのかなという印象。
対してダイリンザンは、向正面から石川騎手が追いっぱなし。やっとエンジンが掛かったのは直線半ばで、距離延びていいタイプに見えます。
この2頭は今回も有力ですが、やはりダイリンザンの方を上に見ています。
JRA認定競走のリゲル特別は、1番人気レジェンドスイグンが立ち遅れて後方から。
落ち着いた流れになると、最初のホームストレッチで、レジェンドスイグンのキングシャークが一気にマクリに掛かります。
前2頭が馬体を併せて引かず、3番手のイッセイイチダイまでが後ろを離す展開に。
4コーナーからはレジェンドスイグンとイッセイイチダイの叩き合いになるかと思いましたが、直線に入ってすぐに、イッセイイチダイが突き放して勝利。
展開が向いた感は否めませんが、いい内容の競馬でした。
2つのレースを比較すると、タイム的にシリウス特別組の方が優秀です。
さらに、人気馬が途中からマクリに動いたリゲル特別より、1番人気カシノマラドーナが逃げてレースを作ったシリウス特別の方が王道の内容。
今回は、シリウス特別組を本命対抗にします。
◎7、ダイリンザン
〇1、カシノマラドーナ
▲10、イッセイイチダイ
△5、タイムオブウォータ
△3、ソウルケンシ
今日は名古屋競馬場で、WSJSへのたった1枚の切符を賭けた戦い、SJT第2ステージが行われます!
今年は例年以上の接戦が繰り広げられており、ポイントもかなり拮抗している状態。
誰が1位になるのか、最終戦まで予想が付かないですね。
現在のポイントはこちら↓
1位 丸野勝虎騎手 愛知 21P
2位 村上忍騎手 岩手 21P
3位 赤岡修次騎手 高知 21P
4位 吉原寛人騎手 金沢 20P
5位 的場文男騎手 大井 18P
6位 真島大輔騎手 大井 16P
7位 木村健騎手 兵庫 14P
8位 吉田晃浩騎手 金沢 12P
9位 鮫島克也騎手 佐賀 12P
10位 森泰斗騎手 船橋 9P
11位 宮崎光行騎手 北海道 7P
12位 御神本訓史騎手大井 7P
13位 向山牧騎手 笠松 6P
14位 山口勲騎手 佐賀 4P
かつてここまでポイントが拮抗したことがあるでしょうか!!
1位と同ポイントで2位に付けていた村上忍騎手が、ケガのため参加出来ないのが本当に残念です。。
現在1位の丸野騎手は、意外にもSJT初出場。
第2戦が地元名古屋で行われることもあり、大きな期待が集まっています☆
「盛岡での第1戦で14着になった時は、正直『どうしようかな...』って思ったんですけど、第2戦は展開がハマって勝つことが出来ました。結果が良かったので、すごく楽しかったです(笑)。
でも、初戦14着の僕が、何で1位なのかな?と不思議でした。今回はかなりポイントが接戦みたいで、暫定1位と言っても全然安心出来ないです。
第2戦は名古屋ですから、とにかく周りの人たちにプレッシャー掛けられてますよ。
でも、こんなチャンスは滅多にないですから、絶対優勝してWSJSに出たいです!
騎乗馬は、1戦目の馬(名古屋9R4番コンクエスト)は、昔乗ったことがあるんですよ。ちょっと気難しいところがあるんですけど、ペース次第ではいいところがあるんじゃないかなと思います。
2戦目の馬(名古屋10R5番ピースフルリバティ)は、いい馬に当たったんでね、勝って優勝を決めたいです!!」
インタビュー中にも、周りから「明日は優勝だな」「もう決まりだな」とプレッシャーを掛けられ続けていた丸野騎手。
ぜひとも地元ファンの前で、優勝を手にして欲しいですね!!
~SJT第2ステージ~
名古屋9R『シルバーブーツ賞』 1400m 15:35発走
名古屋10R『シルバーホイップ賞』 1800m 16:10発走