昨日の『さきたま杯』は、素晴らしいレースでしたねっ!
あの短い直線で差し切ってしまうんですから、ノーザンリバーの力は相当なもの。
小回りだからと侮って、すみませんでした!と心から思いました。
蛯名正義騎手
「スタートもスムーズに出てくれて、気合を付けてある程度前に行こうと思ったんですけど、外から被せられて引く形になってしまいました。正直、もう少し前に行きたかったです。
前走も脚は使ってくれたんですけどハナ負けで...。馬場が悪くなければ勝ってたと思います。3,4コーナーで思っていた以上にもたついてしまったんでね。
今回は届いてホッとしました。
小回りでも頑張ってくれますけど、大井とか大きなコースの方が、よりこの馬の力は出しやすいと思います。
これまではひ弱な部分もあったけれど、厩舎の方々の努力のお蔭で使い込んでもガクッと来なくなりました。これからも頑張ってくれると思います」
浅見秀一調教師
「1コーナーはごちゃついて危ない場面もありましたけど、ジョッキーが上手く捌いてくれましたね。
芝とダートで違うけど、ダービーの練習というか、頑張ってくれるんじゃないかな。うちの馬じゃないけど、蛯名騎手には頑張って欲しいですね!
ノーザンリバーは、この後ひとまず休養です。JBCを大目標に、今後の計画を立てて行きます」
浅見調教師のお話の中にも出て来ましたが、表彰式でも蛯名騎手にはダービー関連の声援が飛んでいました。
今週末に迫った日本ダービーでも、華麗な騎乗を見せて欲しいですね☆
2着は3コーナーから先頭に立ち、見せ場十分のレースをしてくれた、川崎のトキノエクセレント。
場内からは「見澤コール」が巻き起こるほど、盛り上げてくれました!
見澤譲治騎手
「頑張ってくれましたね。ちょっと早かったな...。
直線で少しもたれてしまったんですけど、それでもこのメンバーでここまでやれましたから。
グレード競走でも十分戦える手応えはありますね」
3着は、古豪セイクリムズンが踏ん張りました。
4着はゴールスキー。
浜中俊騎手
「小回りの1400mだと、ちょっと器用に回れないところがありますね。大きなコースだったら違うんですけど。上位とはその差だと思います。
JRAの左回り、例えば府中のコースがベストですね」
『かきつばた記念』を勝ったタガノジンガロは、慣れない左回りに泣いた印象でした。
木村健騎手
「もたれるもたれる...。直線は全く追えませんでした。
状態は前回よりも良かっただけに、とても残念です」
もともともたれる癖があるということですが、左回りの超小回りの浦和で、その癖が強く出てしまったようですね。この後は一度休ませて立て直す予定とのことですから、また仕切り直して次に期待したいです。