今開催の笠松競馬場は、22日(木)に地方全国交流戦『笠松グランプリ』を控えていつも以上の盛り上がりを期待しています。
【ラブミーチャン】や【エーシンクールディ】といった地元の女傑が出走予定で、全国からやって来る刺客とどう戦うのか楽しみですね!
...その前に明日20日(火)には、こちらも地方全国交流の2歳牝馬の戦い『プリンセス特別』が行われます!
地元東海勢は5頭、遠征馬は道営から3頭、高知から2頭を迎え、計10頭で争われます。
*20日笠松 第8R『プリンセス特別』 1600m 15:35発走*
グランダム・ジャパン2歳シーズンの4戦目に位置するこのレース。
『園田プリンセスカップ』を勝って現在ポイント2位タイにつけている【カツゲキドラマ】に注目しています。
新馬戦から危なげない走りで4連勝を飾ると、初の遠征となった『園田プリンセスカップ』では、スタートのタイミングが合わず後方からの位置取りになるも、一気にマクって突き抜けるという強い内容で勝利☆
身体能力、精神力、そして適応力の高さを見せつけてくれました。
前走は続けて遠征となり、川崎での『ローレル賞』に挑戦。
後方の位置取りから、長くいい脚を使って豪快に追い上げて4着。初の黒星を喫しましたが、負けて強しの印象でした。
この2戦、遠征で厳しい競馬を強いられたことは、大きな成長に繋がっていると思います。
さらにパワーアップした姿を、地元で見せて欲しいですね。
対抗には『ゴールドウィング賞』を制した【ウォータープライド】。
中団の位置取りから、勝負所では外を通って進出。
4コーナー大外を回って来た時には、内にいる相手馬たちに比べて低い位置に体があり、馬格的に小柄なことが目立ちましたが、叩き合いになると力強く抜け出して体以上の存在感を見せてくれました。
道中の手応えも良かったし、並んでからの勝負根性もあってレースが上手ですね。
ここまで、5戦4勝2着1回とパーフェクトな成績を誇ります。
小柄な馬だけに初の遠征が気になるところですが、近くの笠松ならば問題ないでしょう。
遠征馬で気になるのは、道営所属の【トチノスカーレット】。
前走はダートグレードの『エーデルワイス賞』で、中団から追って追って5着に入りました。
もともと2歳戦のレベルの高い道営で鍛えられ、さらに前走は好メンバーの中で厳しい流れを体験。
2歳のこの時期には経験の差も大きく、初の遠征になりますが侮れない存在です。
◎10、カツゲキドラマ
〇1、ウォータープライド
▲4、トチノスカーレット
△3、ハイアンドノーブル
☆6、ニイカップクイーン