続いてご紹介するのは、すでに産駒たちがデビューを果たしているお父さんです!
【リンカーン】
父:サンデーサイレンス
母:グレースアドマイヤ
GI勝ちこそないものの、3歳時に『有馬記念』2着に頑張って、その後も長く活躍してくれた【リンカーン】。
2010年に子供たちがデビューを果たし、出世頭は昨年『クイーンカップ』3着、『紫苑ステークス』ハナ差の2着だった【デルマドゥルガー】でしょう。
今年も【フリップフロップ】が勝ち上がっているし、お父さんのような息の長い活躍を期待したいですね。
【ファルブラヴ】
父:Fairy King
母:Gift of the Night
2002年の『ジャパンカップ』をデットーリ騎手と共に制した【ファルブラヴ】。
重厚感たっぷりの体で、あまりの迫力に圧倒されました!
【ワンカラット】【エーシンヴァーゴウ】【ダンスファンタジア】【アイムユアーズ】と、各世代で牝馬たちの活躍が目立ちますね。
印象的なのが、【ファルブラヴ】に似たガッチリ系の子供も走るし、お母さんの血が出たのかスラリとしたタイプも走るということ。
今年も活躍が楽しみな馬たちばかりです!
【タニノギムレット】
父:ブライアンズタイム
母:タニノクリスタル
2002年の『日本ダービー』馬。
現役時代は8戦とレース数は少なかったですが、そのすべてが3着以内という素晴らしい成績を残しました。
引退して10年経っているというのに、クビ回りから肩にかけた筋肉がガッチリしていて、ものすごい迫力です。
お父さんとしても大活躍で、初年度産駒から父仔ダービー制覇を成し遂げた【ウオッカ】、その後も【スマイルジャック】【セイクリットバレー】といった馬たちを輩出。
これからはお父さんとしてだけではなく、産駒牝馬の子供たちの活躍にも注目です☆
【フレンチデピュティ】
父:Deputy Minister
母:Mitterand
初めてちゃんと顔を見ましたが...なんて童顔なんでしょうか!
体も若々しいけど、とにかくクリクリとした瞳と、しっかりと張り出した顎っぱりが印象的☆
20歳とはとても思えません!!!
種牡馬としての代表産駒は、なんといっても【クロフネ】でしょう。
お父さんとしてだけでなく、おじいちゃんとしても大活躍ですね!
【ジャングルポケット】
父:トニービン
母:ダンスチャーマー
現役時代から、その独特の体型で目立っていましたが、スタイルは変わらずさらにパワーアップした印象です。
昔からよく見せていた、口をパクパクさせてハミで遊ぶくせも健在。
子供たちもよく同じ癖を見せるので、遺伝てすごいな~と改めて感心してしまいます。
お父さんとしても大活躍で、【トーセンジョーダン】【ジャガーメイル】【オウケンブルースリ】といった名馬を輩出。
今年は【ダイワファルコン】の活躍も期待したいですね。
【ゴールドアリュール】
父:サンデーサイレンス
母:ニキーヤ
見て下さい!このクビのしなり方を!!
なんて柔らかく、美しい動きなのでしょうか。
思わず、うっとり見惚れてしまいました。
【スマートファルコン】【エスポワールシチー】【シルクフォーチュン】と、現在のダート界を牽引する馬たちを輩出。
いよいよ【スマートファルコン】はドバイへ挑戦するようですから、世界からも注目されますね。
【ハーツクライ】
父:サンデーサイレンス
母:アイリッシュダンス
【ディープインパクト】の追撃を制して勝った『有馬記念』は、今でも語り継がれる名勝負☆
その後も、ドバイ・イギリスと世界の舞台で戦った実力馬です。
印象的だったのは、黒光りする滑らかな肌と、とても穏やかな瞳。
初年度産駒から【ウインバリアシオン】、続いて【ジャスタウェイ】といった活躍馬を輩出していますから、種牡馬としてのさらなる飛躍に期待しています。