平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
先日、歌舞伎を見に行った時、1年以上ぶりに着物を着た私。最近思い悩む事あり、心機一転リフレッシュを図るためでもあります。
着物を着ると、背筋がピーンと伸びるし、仕草や歩き方も自然と「はんなり」って感じにオシトヤカになる。女っぷりも3割増しになった気分で、身体はギュウギュウ締め付けられているけれど、心はとっても清々しく、いい気分転換になりました。
「勝負服」や「勝負下着」など、女の子は気合いを入れる時、見につける物で気分を盛り上げたりする。こういう技は、かなりの効果があるのであります。
現役時代、文字通り「勝負服」を着ていた私でありますが、【戦闘モード】に突入する瞬間は、「レギンス」をはいた時だった。「レギンス」って、おわかりですか?ブーツの上からチョット出ているヤツです。勝負ズボンの上からはくんですけど、足首から膝下までがググッと締め付けられて、普段ない加圧が加わる訳ですよ。
「勝負服」は1日ずっと着ている訳ではないけれど、「レギンス」は1度装着したら、レースが終わるまでずっとはいているし、そもそもレースの時以外ははかないので、朝「レギンス」をはくと、
『よし!やるぞぉ〜!!』という気になったものです。
ちなみに私は、少しでも足を長く見せようと、いつも黒い「レギンス」を愛用してました。効果があったのかは微妙ですが・・
ジョッキーによっては自分の勝負服の色とコーディネートしていたり、武豊さんのように常にパープルを愛用していたりと、こだわっている方もいるので注目して見て下さいね。