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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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22日メインは3歳芝重賞・第8回オパールカップ。地元ボスアミーゴが総合力上位

 22日(日)メインは3歳オープン、地方競馬全国交流重賞「第8回オパールカップ」(芝1700m)、14頭立て。今年は5頭が遠征してきたが、迎え撃つ岩手勢も芝部門の3歳馬では間違いなくベストメンバー。非常に楽しみな一戦となった。
 毎度のことで悩むのは遠征馬の盛岡芝に対する適性度。昨年、笠松からシホウネリが参戦、JRA京都・500万下芝2400mで0・1秒差3着にも入った実績があり、ブラックショコラの2番人気に支持されたが、3コーナー過ぎからスパートをかけたものの、手前を替えることができず外方逸走。直線でひとまず立て直したが、14頭立て9着に敗れた。つまり芝適性があっても小回りに手こずるケース、さらには左回りの経験がないと難コースであるのは間違いない。
 今回の遠征馬で左回り経験のないトミノダンディがまず該当する。またホットピクルス、ハイベットタイムの2頭は芝が生涯初めての経験。
 前者がノーザンファーム生産で父フサイチコンコルド、母父がサンデーサイレンス。そして後者は社台ファーム生産で父タニノギムレット、母父サンデーサイレンスなら十分こなす血統、育成背景もあるのだが、いざ実戦となると話は別。はっきり言って未知数のところが大きい。
 で、結論はボスアミーゴの中心に落ち着く。前走・白河特別は1000万下条件、そして芝1200mが舞台で絶好のチャンスかと思っていたが、福島の芝が荒れていたためとても自慢の末脚が使えそうになく、いつもより前の中団を追走。直線でも本来の切れが発揮できずに5着に終わってしまった。
 しかし今回は人馬ともにコースを熟知している盛岡芝が舞台。実際、前々走・ガーベラ賞では守備範囲を超えた1700mだったが、余裕の抜け出しを決めて快勝。なおかつレコードに0・5秒のハイタイムもマークした。

(ガーベラ賞ゴール 1着・ボスアミーゴ 写真・佐藤到)
 対抗にサイレントステージを指名。ガーベラ賞ではボスアミーゴに完敗を喫したが、2着確保で復活宣言。そして前回・はまなす賞はボスアミーゴが不在なら私が主役とばかり、1番人気に応えて待望の特別タイトルを手に入れた。
 馬体がもう少しフックラして欲しいところはあるが、サイレントステージ最大の特長はレースセンスの良さ。ここで2着以上をキープできれば将来性も◎。
 マツリダワルツはデビュー2戦、芝1000mを使って2、1着。また今年2月にはJRA東京500万下・芝1600mに挑戦して16頭立て13着が、芝の全データで元々が小柄な牝馬で切れ勝負型。前走・東京カップけやき賞はいきなり古馬オープン、JRA勢が相手なら6着も納得。3歳馬同士の戦いならここでも格的にまったくそん色ない。
 さてホットピクルスとハイベットタイム。実績比較なら2勝2着2回のホットピクルスだが、現在の馬体重が390キロ台。小柄な牝馬で切れを武器としているので芝は条件が合いそうだが、輸送の影響がどう出るか。これがカギを握る。
 一方のハイベットタイムは1勝馬だが、前回は3ヶ月ぶりの実戦をはねのけて2着。推測だが、休養が功を奏したようでデビュー戦快勝後の凡走を一気に帳消しにした。祖母はクイーンカップなど牝馬重賞で2勝マークしたカッティングエッジで、芝でさらに化ける可能性を秘めている。
 川崎イチモンジは遠征馬では最多の4勝マーク。重賞・東京湾カップで3着に入り、東京ダービーにも出走(10着)し、また遠征直前の大井・ムーンビーチ賞B3では見事逃げ切っている。
 父は岩手が生んだヒーロー・トーホウエンペラーでその初年度産駒。天性のスピードを身上として盛岡芝で勝ち馬を数多く出している。今回、イチモンジは芝初体験だが、むしろ歓迎のクチではないか。
 いずれにせよボスアミーゴが盛岡、そしてJRA芝での実績が抜けているが、地区レベル差、適性等が複雑に入り混じり、難解な一戦であることは間違いない。
 

3連単は12を1着固定に5、1を厚めに2、3着折り返し。ここに1、6、4を絡ませたい
馬複は5−12、1−12、3−12、6−12、4−12

<お奨めの1頭>
8レース クルセイズ

C1特別、B3と芝で2連勝中。今回はダート戦に戻ったが、すでに盛岡ダート1400mで好タイム2着とまったく問題なし

2007/07/20
レース展望

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