*14日(水)園田 第11R『第24回兵庫ダービー』 1870m 17:55発走*
兵庫の3歳世代をけん引してきたベラジオソノダラブVSスマイルミーシャの2強対決でしょう。
ここは前走で兵庫チャンピオンシップに挑戦し、より厳しい環境で揉まれたベラジオソノダラブを本命にします。
園田ジュニアカップではスマイルミーシャに先着を許しましたが、最後までよく食い下がってクビ差2着。
一瞬でエンジンが掛かったスマイルミーシャに対して、ちょっと反応が遅れたかなという印象で、決して力負けではありませんでした。
菊水賞では2度目の対決で快勝。
ただこの時はスマイルミーシャが休み明けでマイナス20キロと万全とは言えない態勢でしたから、それでも2着に来たスマイルミーシャはさすがと言うべきレースでした。
今回は3度目の対決。
ベラジオソノダラブは前走でJRAの競合と戦い、その中で攻めのレースを展開して5着。
負けはしたものの、この先に繋がる経験だったと思います。
対してスマイルミーシャはのじぎく賞で地元馬&遠征馬の牝馬たちを圧倒。
菊水賞時の不安を払拭しました。
2頭共にとてもいい形でダービーに駒を進めて来ましたが、1870mの距離を経験し、そこで厳しい競馬をして来たベラジオソノダラブを上にしました。
この2頭がどのような位置取りで対戦するかが最大の見どころですが、前走の3歳AB特別を大差圧勝したビキニボーイの末脚は要注意。
もともと末脚のいい馬でしたが、この馬も兵庫チャンピオンシップに挑戦して揉まれ、さらに成長した印象です。
展開次第では、2強に割って入る可能性もありそうです。
オオエアクティブは初めての重賞で距離延長になりますが、連勝中と勢いがあり、この馬も末脚がしっかりしている馬。
カレーパンもここに来ての成長を感じる1頭です。
◎12、ベラジオソノダラブ
○6、スマイルミーシャ
▲8、ビキニボーイ
△10、オオエアクティブ
△5、カレーパン
*11日(日)水沢 第11R『第31回東北優駿』 2000m 18:15発走*
8頭立てとはいえ少数精鋭の多彩なメンバーが揃いました。
かなり強力な移籍馬や連勝馬の姿もありますが、ここは岩手移籍後破竹の5連勝、うち重賞4連勝中のミニアチュールを本命にします。
ずっと危なげないレースぶりで圧勝して来たミニアチュールですが、ダイヤモンドカップで最後にリッキーナイトに詰め寄られたところが若干の心配材料ではあります。
ただ、盛岡のタフなコースでしたから、水沢に戻るのはプラスでしょう。
距離が...という懸念もありますが、父ラブリーデイで母父ブライアンズタイムですから、むしろ向いている可能性さえありますね。
ここは連勝でダービー制覇を期待します。
対抗はリッキーナイト。
再移籍後2戦ともミニアチュールの2着ですが、スプリングカップが1と1/4馬身差だったのに対し、ダイヤモンドカップでは3/4馬身差まで差を詰めました。
距離が延びて逆転もあるかもしれない、と想像しています。
しかしですね、移籍初戦のロッソナブアですよ。
2月のフリオーソ・メモリアルではリッキーナイトをぶっちぎっているんですよね。
リッキーナイトも力を付けているとはいえ、これはもう移籍初戦からかなりの驚異でしょう。
しかも前走僅差2着で勝った相手がキングオブザナイルですから、南関東の中でも相当高いレベルの馬たちと戦って来ました。
御神本騎手を手配している辺りにも相当な気合を感じますし、いきなりのダービー制覇もあるかもしれません。
そしてもう1頭気になるのがピラヴロス。
4月にデビューしたばかりでまだキャリア3戦ですが、その3戦すべて圧巻の強さで勝ち切っています。
いきなりの重賞で一気の距離延長と、条件は簡単ではないですが、相当ポテンシャルが高いので、どこまで戦えるか楽しみです。
今回は絞ってこの4頭で勝負します。
◎4、ミニアチュール
○2、リッキーナイト
▲3、ロッソナブア
△1、ピラヴロス
*4日(日)金沢 第12R『第66回百万石賞』 2100m 18:15発走*
ここはもうハクサンアマゾネス3連覇濃厚でしょう。
今シーズンも休み明けこそ2着でしたが、一度使うと動きがガラッと変わって、その後重賞2連勝。
しかもどちらもワンサイドの内容で、この馬を脅かすような存在もいません。
今回もどのくらい強い競馬を見せてくれるか楽しみです。
問題は2着争いでしょう。
ハクサンアマゾネス1強で他は混戦ムード。
2100mという距離を考え、長距離戦に強いスギノグローアップを対抗にします。
大井所属時代には、金沢に遠征して北國王冠を勝った馬。
今年10歳になりましたが、今シーズンは2着1着1着と好調をキープしています。
最近は1400、1500で結果を出しているわけですが、さらに距離が延びるのはプラス材料でしょう。
3番手評価はガムランにしました。
前走は中団から長くいい脚を使って勝利。
2100mは初めてですが、このレースぶりを見ると距離延長はこなせそう。
ハクサンアマゾネスが前に行くでしょうから、先行馬たちには厳しい展開になると予想して、末脚がしっかりしているこの馬がどこまで追い上げられるでしょうか。
ソーラーフレアは力のある馬ですが、先行着質のため少し印を抑え目に。
利家盃2着のトランスナショナルはJRA3勝を挙げた実績馬。今回は和田譲治騎手を配して来ました。
利家盃5着のベルクハイムは2度目の重賞で前走以上を期待します。
◎7、ハクサンアマゾネス
〇9、スギノグローアップ
▲10、ガムラン
△8、ソーラーフレア
△11、トランスナショナル
△1、ベルクハイム
*31日(水)名古屋 第11R『第53回東海ダービー』 2100m 20:15発走*
いよいよこの日がやって来ました!
オッズパーク地方競馬応援プロジェクトのセブンカラーズが、無敗でダービー制覇に挑みます。
ということでやって来ました、名古屋競馬場。
雨予報もありましたが、今は日差しが暑いくらい。
馬場状態は現在重ですが、水はけが良くなったのでもしかしたら回復するかもしれません。
ここまでセブンカラーズはデビュー前から東海ダービーを目指して来ました。
ローテーションも馬の成長に合わせながら、東海ダービーから逆算して調整。
前走が駿蹄賞ではなく東海クイーンカップだったのは、より東海ダービーへの日程が長く取れるから。
川西調教師が慎重にここまで調整して、山田騎手とのコンビで成長して来ましたから、ぜひともオッズパーク応援プロジェクトの悲願である、東海ダービー制覇を期待しています。
不安材料といえば、やはり初めての距離でしょう。
ただ他の馬たちにとっても長いですし、力でカバーしてくれるのでは。
あとは内枠の分、揉まれた時が怖いですが、ダッシュ力があるのでコーナーまである程度距離がある今回のコースでは、包まれるようなことはないと考えています。
対抗は駿蹄賞で2000mを経験したリストン。
スプリングカップではセブンカラーズに食い下がって来ましたが、最後は甘くなって3着に。
セブンカラーズに早めに並んで来ようとするとその時の二の舞になりそうですし、丸野騎手がどんな作戦を考えているのか...、怖い存在です。
マロンアイスは駿蹄賞で2着。
もしセブンカラーズに早めに競ってくる馬がいて、前がやり合うような展開になれば、この馬のロングスパートもあると思います。
駿蹄賞は4着だったものの、前走快勝したマイネルナラティヴは力をつけている印象です。
◎2、セブンカラーズ
〇9、リストン
▲3、マロンアイス
△8、マイネルナラティヴ
*30日(火)高知 第10R『第14回福永洋一記念』 1600m 20:10発走*
高知の関係者が口を揃えて「勝ちたい!」というレースになった福永洋一記念。
今年も好メンバーが集結しました。
本命はさらにパワーアップした印象のあるガルボマンボ。
昨年の高知優駿を勝って世代の頂点に立ち、年末には高知県知事賞も勝って高知所属馬の頂点に立ちました。
これまでは中距離以上の距離で、しぶとさを活かせるレースこそ強いというイメージがありましたが、今年に入ってマイルのだるま夕日賞を制覇。
1400mの黒船賞でも頑張っていたし、以前に比べて道中の追走が楽になったのではないかと感じています。
地元同士では4連勝中。さらに連勝を伸ばしてくれると期待しています。
対抗はモダスオペランディ。
二十四万石賞は内の2頭を捉え切れずの3着でしたが、前走のベストウォーリア賞では外から伸びて差し切り勝ち。クビ差という着差以上に強い競馬だったと思います。
まだガルボマンボに先着したことはないですが、長くいい脚を使える馬で、今回も大崩れなく頑張ってくれるのでは。
ダノンロイヤルはここ2戦好調ですね。
特に前走は内から上がって先頭に立つと、モダスオペランディとはタイム差なしの2着。
重賞でさらに相手が揃いますが、前走のような競馬ができればチャンスあるでしょう。
ショームはJRAオープン勝ちの実績馬。
御厨人窟賞4着から頭打ちになっていますが、もっとやれていい馬です。
そして長期休養明けを一度使ったスペルマロン、先行力を活かしてアポロティアモまで。
◎10、ガルボマンボ
○2、モダスオペランディ
▲5、ダノンロイヤル
△7、ショーム
△3、スペルマロン
△8、アポロティアモ