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競輪界を代表する男子選手、ガールズケイリン選手にインタビューを実施します。他では聞けない素顔や本音、競輪にまつわるエピソード、今後の抱負などをご紹介します!

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    (2025/05/16)

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佐藤 水菜選手

―GⅠオールガールズクラシック、優勝おめでとうございます!グランプリ出場を1番乗りで決めましたが、お気持ちはいかがですか?

ありがとうございます。自分の今年の目標としてGⅠは絶対に獲るって決めていました。
なのでグランプリの枠を獲れたっていうことよりかは、1つ目のGⅠを獲るってチェックボックスが埋まっただけなので、次のパールカップに向けてまず1つ自分の目標が達成できたという感じです。正直なところオールガールズクラシックはすごく調子が悪い中で迎えたレースだったので、次のパールカップは万全で迎えられるようにしなきゃなっていう感じで、すぐに切り替えてトレーニングに励んでます。

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―決勝で児玉碧衣選手(福岡 108期)と梅川風子選手(東京 112期)の並走状態を作れたのは100点満点とコメントがありましたが、これは作戦にありましたか?

2日目の反省を活かして、1周半ぐらいで駆けようとは思っていました。打鐘から1周以内には動こうと決めていて、その中で児玉選手が自分の飛びつき狙いっていうのが見えたんです。
2年前のオールスター(ガールズドリームレース)では、児玉選手に対して逆に私が飛びつきで柳原真緒選手(福井 114期)と併走になってしまって3着というレースがあったので、その時の経験を活かして、今回は自分が主導権を握りたいと思っていましたし、そういう意味でも良いチャンスだったと感じています。
思いっきりその時の真逆をやって、見事に作戦がハマった感じですね。ハマったと言うか、たまたま自分の番手を狙いに来たので、過去の経験を活かしてしっかり対応できたと思います。

―2日目は後方から4車併走となり2着のレースで、成長しないといけないポイントを感じたというコメントがありましたが、詳しく教えてください。

まずベースの組み立て的に久米詩選手(静岡 116期)が自分の後ろにいて、児玉選手や久米選手が一緒になった時は仕掛けどころで自分の動きに影響を与えてくるのはよく分かっていたので、そこだけは大警戒していました。
ただ自分がちょっと一瞬緩めた隙に尾方真生選手(福岡 118期)が行ってしまったのは結構予想外の動きでした。自分の予想外の動きもあるっていうことは考えてはいたんですけど、考えきれてなかった詰めの甘さが出たのが2日目でした。ああいうレースは今まではなんとかカバーしてきたんですけど、今回はカバーしきれずちょっと届かずって感じでした。

―最近は警戒されて後方に置かれるレースもありますが、そのあたりはどう対応しますか?

後方だったらもう前を見ることしかないので逆に楽だなって割り切って、もはや後方の方が楽なんじゃないかって自分でマインドコントロールしました。
前団が取れたら前団の動きをして、後方だったらいつも通り落ち着いて仕掛けていけたらと思います。

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―いつも走る前は作戦を立てていますか?

オールガールズクラシックで言えば、2日目が終わった時に「明日は1周半行こう」って思ったぐらいです。
ガールズの場合は正直あまり作戦はないので、1周半行こうとか距離を決めて行ってますね。

―114期は同期で仲が良いという話を聞いたことがありますが、今も交流はありますか。

はい、めちゃくちゃ仲良いですね!毎日連絡を取ってますし、合宿もします。
話は基本的にトレーニングの話しかしてないですけどね。
レースの話はお互いの個人の仕事なのでほぼしないですけど、フィードバックするぐらいはあります。

―ナショナルチームはお忙しいと思いますが、オフの時はどのように過ごされていますか?

オフの時は買い物に行って、次の日から始まるトレーニングの準備みたいなことが正直多いです。
本を読むのは好きですし、今後はもうちょっと本を読んだり映画を観たりするような、自分のための時間を作れたらなと思ってます。

―オリンピックではメンタルに課題を感じていたという記事も拝見しましたが、近況のメンタルのコントロールはいかがですか。

無理なものは無理ってしっかり学習することができて、抗えないものってあるんだなっていうのを経験できたので、適度にいなしながらと言うか、向き合うとしんどいので受け流しつつと言うか、相手にせず自分に集中する感じです。

―昨年は中距離種目にエントリーしたりロードレースを経験されたとのことですが、きっかけや出場したことによる変化はありましたか。

まず競技の方になってしまうんですけど、自分が中長距離のエントリーに意欲を出した理由の1つとして、やっぱり基礎体力がないんです。競技では1日中戦い抜く体力が必要なので、基礎体力の部分に対して海外の選手との差を感じていました。自分が勝ち上れるようになったからこそではあるんですけど、基礎体力にすごく課題を感じたんです。
以前ブノワコーチからも、「本当に強いスプリンターは、日本で言うと全日本のスクラッチで優勝できるぐらいの力がある」っていう話を聞いて、基礎体力や基準を高めていかないと勝てないっていうのをすごく感じました。その1つとして、中長距離にエントリーして自分の限界を突破するためのチャレンジっていう意味合いがありました。
それと、梅川選手っていうライバルが(競技を引退したことによって)消えてしまって、日本でのモチベーションをなかなか高めるのが難しくなってしまった時期に、自分の種目でないもので上を目指すことにワクワクしたんですよね。自分達はロード練習もあるので、その代わりにレースで高負荷を入れて新しい刺激を入れたり、高負荷をかけるトレーニングっていう意味合いでレースを入れました。

―タデイ・ポガチャル選手のようになりたいという話もありましたよね。

はい、同年代ぐらいなんですけど、もう本当に野球界の大谷翔平選手みたいな存在で、本当にすごい強いんですよね。初めて見たのが多分去年のツールドフランスだったんですけど、そこでの圧倒的な力差にかっこいい!って思いました。今まで目標にしたい選手はいなかったんですけど、自転車の選手で初めて心を動かされた選手でした。

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―モチベーションのコントロールという面では、GⅠやグランプリに向けてどのように行っていますか。

梅川選手がいた時まではずっと同じようなトレーニングで慣れてしまって、良いパフォーマンスを出すのが難しかったんです。モチベーションが下がることはあんまりないんですけど、今以上のモチベーションっていう部分で言うと、新しいジェイミーコーチが来たり、新しくデビューした酒井亜樹選手(大阪 128期)や仲澤春香選手(福井 126期)だったり、本当に新しい子に刺激をもらってます。その子たちに負けないように、練習から必死に全力で向き合えていることが、今のモチベーションにもなっていますし、その子達も将来GⅠに出る選手になると思うので、そういうのも意識しつつやっています。
仲澤選手は今結構強いって言われていて、私を倒せるのは仲澤選手って言われてます。まずは練習でしっかり全力で勝負しています(笑)。そういう日々の積み重ねをして、ファンの方が期待してくれている子が身近にいて一緒に練習するのも1つのモチベーションです。
あとは114期(同期)の豊岡英子選手(大阪 114期)とか日野未来選手(奈良 114期)と、あとは梅川選手も連絡を取りますし、その4人でトレーニングの話をして各々の目標を掲げてそれを目指してやってるっていうのもあります。
私の中でGⅠは梅川選手か私かっていうライバル意識は抜けないんですよね。なので次のパールカップも「梅川選手を倒せば大丈夫」って勝手に自分の中で意識付けしてます。そうすると(梅川選手と)練習でどうだった?って話をして、今日は勝てたなとか思える日々があるので、そういうのでパールカップのモチベーションを上げてますね。

―そうするとレースの中でも梅川選手と当たった時は、梅川選手を意識して走られているんですか?

そうですね、1番手の内がバレているので1番嫌ですし、1番負ける確率が高いし、1番倒さなきゃいけない敵だと思っているので。
しかも自分は(梅川選手の)強さを知っているので、脅威の1人ですよね。

―6月のGⅠパールカップは5月末からの(競技の)ジャパントラックカップの後で調整も大変かと思いますが、今までは疲労が心配されるような強行日程のレースでも結果を残してきていますよね。疲れている中や調整期間が短い時のレースはどのように考えていますか?

今回のジャパントラックアップは、つい先日対戦したロシアの選手や、去年の世界チャンピオンでもあるアンドリュース(エルレス・アンドリュース選手)が出たりと本当にレベルの高い大会で、まさか日本で行われるとは思いませんでした。肉体的にも精神的にも疲労は溜まりやすいですけど、今回は中1日とか2日ではなくて少し日が空くので、そこで調子を崩さず迎えられたらいいなとは思ってます。

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―勝ち方、戦い方については何かこだわりはありますか?

オールガールズクラシックで自分から1周半行くぐらいの気持ちがないと嫌な展開になってしまうことが分かったので、もう自分で行くしかないなっていうところでは腹は決まっています。

―GⅠパールカップに向けて意気込みやコメントをお願いします。

バールカップは初めて出るんですけど、東西でまず分かれて予選を勝ち上がっていくのでワクワクしています。
そんな中でも一生懸命自力を出して決勝まで行って、優勝できるように頑張りたいと思います。

―昨年のグランプリは坂口楓華選手(愛知 112期)がカマしたレースでしたけど、振り返りと今年のグランプリに向けてはいかがですか?

滅多にないんですけど、レース中に何をしたらいいんだろうっていう感じの、ノープラン過ぎるゆえに何も考えてないことが裏目に出てしまったグランプリでした。
力的には問題ないと思うので、今年は力勝負で望んでいきたいですね。

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―年末のオッズパーク杯ガールズグランプリに向けてコメントをお願いします。

今年のグランプリは地元地区の平塚なので、(2022年のガールズグランプリで)苦い初落車した思い出を払拭できるようにと思っています。
今年は早めにグランプリ出場権を獲れたので、そこに向けて仕上げていけるように頑張りたいです。

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※インタビュー / 太田理恵
東京大学 大学院卒、GIでは自力選手のタイムを計測。 モデル出身で、現在は競輪MCや毎月のコラム執筆を中心に活動する。 ミス・ワールド日本大会2014,2015,2020特別賞受賞。

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※写真提供:公益財団法人 JKA

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2025/05/16

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