昨年末のガールズ王座決定戦では危なげなく勝利!女子レーサーの中で圧倒的な強さを見せつけました。しかし、佐藤選手は去年の9月ごろまで成績は低迷。なかなか活躍が見られない時期が続きました。しかし、調子を取り戻し"強い"さとまや"が帰ってきました!年末までのこと、ガールズ王座への思い、今後目標など、お話ししていただきました。
(取材日:2023年2月18日)
インタビュー / AKI
AKI:年末のガールズ王座決定戦、1着おめでとうございます!
佐藤:ありがとうございます!
AKI:年末の舞台までの状態を振り返っていかがですか?
佐藤:去年の11月に行われたSG日本選手権が年末の王座決定戦トライアルに向けてのラストチャンス。準決勝戦まで行くも結果は3着。レース後はすごく悔しかったですね。けど、それまでの不調を考えるとSG準決勝戦での3着は去年の中では好成績だったので、悔しい中でもまだこれからチャンスはあるのかなと思える開催だったので良かったです。選手権が終わってガールズ王座の方に出場が決まって、そこからは「ガールズで勝とう!」と気持ちに切り替えました。やっぱり取りこぼしたくはないなと思っていましたし、負けられないなぁと。もちろんレースなので何が起こるかわかりませんし、絶対はないんですけど。後は賞金の50万が欲しいしというのと副賞のルイ・ヴィトンの鞄も欲しいなと思って。そっちの方が気持ちは強かったかもですね(笑)人間の心理って面白く、賞金の方が全然高いのに副賞がお得な感じがしちゃって欲しくなりました(笑)
AKI:ガールズ王座は一発勝負。復調してきていましたが、新走路、消音マフラーというのはどう感じていたんですか?
佐藤:心配はそこだけというか、車の調子はタイムも出てきて落ち着いて走れば勝てるかなと言う自信はありました。ただ、新走路も消音マフラーも苦手なのでどうなのかな?と。それが不安要素ではありましたが、ガールズ王座の前に新走路、消音マフラーで走ってみて、想像よりは乗れるという感触があって。飯塚の新走路の時は千切られまくって8着とかでみんなに心配されるくらいでした。そこまでだったらやばいなと思っていたんですけど、川口の新走路は接地感がないけど飯塚の新走路よりは乗れるなという感じ。少し安心しました。
AKI:迎えたガールズ王座ですが、試走タイム3.30でした。手応えはいかがでしたか?
佐藤:感触は良かったですね。前に日和ちゃん(伊勢崎35期:新井日和選手)がいて、試走では2級車ということもあり上手く車間が取れなくって。ただ、そこまで影響なくしっかり3.30試走出たかなという感じ。本番もミスなく走れれば大丈夫かなという感覚はありました。レース直前は緊張しなかったですね。むしろ、開催前の方が不安というか、勝ちたいというよりも「勝たないとまずいかな。」というプレッシャーがありました。周りにも「ガールズ頑張れよ!」だったり言われました。気にしないようにしていたんですが、周りにプレッシャーをかけられたという感じ。頑張れは良いんですけど"余裕だな!"と言われちゃうと「そんな甘くないですよ。」というか。去年、ガールズ予選走ってみて、自分の調子が良くなかったのもあるんですけど、2、3年前の頃とはレベルが違うというか、女子のレベルが上がってきているなというのは感じていました。なので、"絶対勝てる!"という自信はなかったですね。ただ、試走終わった後は緊張しなかったです。スタートラインに立った時も冷静に1コーナーの状況把握をしながらしっかり走ろうと思っていました。
AKI:結果的にレースはぶっちぎりの競走になりましたね!
佐藤:仕掛けが早かったですよね。安心というか、先頭立てて良かったですね。ゴールした瞬間もホッとしたという方が大きかったと思います。後は「ヴィトンゲット!!」となっていました(笑)
AKI:レース後はウイニングランや表彰式もありましたがいかがでしたか?
佐藤:ゴールして1周回った時もファンの方が祝福してくれている姿が見えて嬉しかったです。試走も上がりも良くって次の日からも戦えるという感触があったのも良かったですね。
AKI:シリーズ戦の予選に入ってからの動きはどうでしたか?
佐藤:2日も2着が取れて予選突破が見えてきたのもあるんですが、そこで満足せず準決のために3日目はセッティングを試して行ったんです。消音マフラー特有なんですが、ちょっとセッティングを変えるだけで動きが大きく変わっちゃう。3日目は悪い方にいってしまいました。なので、準決では戻して。1着で優勝戦に進ことが出来ました。
AKI:優勝戦では準決勝で争った黒川選手(川口33期:黒川京介選手)との戦いになりました。
佐藤:そうなんです。優勝をすごく意識したレースになりましたね。チャンスはあるなって。正直、黒川くんが優勝戦の朝練で落車していたのでレースではノーマークでした。クロちゃんは厳しいだろうなと思って。なので、そのクロちゃんに負けたのはもう凄いなというか、感心しちゃいました。ビジョンも見ていましたが、すぐ後ろにクロちゃんがいて。自分が少し滑り出していて、最後グリップを開けられなくなったところを捲られちゃいました。悔しいですけど、タイムも出ていましたし、滑らしたりとミスはあったにしてもあの展開でクロちゃんに負けたというのはクロちゃんが凄かったという感じです。本当はガールズ王座とシリーズ戦で優勝できたらカッコよかったんですけど。当日は流石に悔しかったですね。
AKI:ただ、長く苦しい時期を乗り越えて、去年の終盤から状態は良くなってきましたね。
佐藤:そうですね。1年ぐらいは苦しかったですね。一昨年SGオールスターで優出してからパッタリでした。去年の9月に優勝するまで1年ちょっとですね。優勝した後は優出もたくさんしてグレードも優出して。なので、ランクは上がると思っていたんですが、昨日(2023年2月17日)のランク発表を見て「こんなに!!?」となりました。S級の20~30位くらいと思っていたのがS-14だったのでびっくりしましたね。「おおおぉ〜」となりました。今は最重ハンデの中でもインコースからのスタートで正直楽していたんですけど「あー厳しくなるなー!」という気持ちが大きいです。練習でインコースだと先行できる選手も外からスタート切ると枠を残されてしまったり、外のコースは本当に厳しいですね。4月からは試練です。でも、こうやって調子が上がっているうちに外で走れるのは良いことです。なので、今の良い状態を維持しつつ頑張っていきたいです。
AKI:今年も2月が終わろうとしていますが、何か目標とかはありますか?
佐藤:決まった目標は決めないタイプなんですけど、怪我しないで走りたいですね。実は今年は厄年で。占いとか良いことしか信じないタイプなんですけど、5歳からバイクに乗っていて骨折したのが厄年だけなんですよ。だから、厄年にビビりまくって厄祓いに行ってきました。なので、調子が上がってきたからこそ気をつけたいです。ランクが上がって位置も厳しくなって、厳しいところを入っていかないと勝てないのは分かっているんですけど、怪我とか事故したら意味がないので、そこは調子に乗らずに落ち着いたレースを心がけたいです。とにかく怪我のない1年にして、成績もついてきたら良いですね。後は、去年優勝してからパーツはほとんど替えてないんですが、今後は大きなレースも続いてくるので何か動き出そうかなと考えています。新品のパーツも準備していきたですね。怪我なく良い状態をキープして、またSGの優勝戦に乗りたいというのは目標としてあります。
AKI:佐藤選手は課題とかあるんですか?
佐藤:課題だらけですね。本当は大きなコースを回ってスピードを出したいとか思いますが、乗り方とか十数年やっていると変えるのが難しいんですよね。本当はそこも挑戦しなきゃいけないと思うんですが、元々がドドド持ちで、ドドドがある中で外回っちゃうと上手く走れず。後は減量してドドドがくる頻度が上がりました。重さの問題、前後の比重の問題でしょうね。浜松とかはハネがきやすいです。川口だと新走路、消音マフラーだとだいぶマシだったんですがくる時はすごく跳ねちゃう。その辺りが今の課題ですかね。
AKI:それにしても10キロの減量はすごいですね!!
佐藤:後はキープできるかどうかですね。最近は食べてしまったのでまた頑張んないと。実際減量して車の進み具合は変わったと思います。もちろんエンジンも安定して良いんですけど、エンジンがダメな時もダメな割に直線は伸びてくれるなと感じます。みんなにはエンジンすごく出ていると思われています。良いんですけど、2年前のめちゃくちゃ良い時と比べると全然なんです。けど、これだけ成績が良くなっているというのはそういうことだと思います。元々減量しようと思った理由は"洋服をおしゃれに着こなしたい"だったんですけど、結果として仕事にも良い影響があったので最高です。なるべくキープできるように頑張ります。
AKI:最近、新人選手が入ってきていますが、どうご覧になっていますか?
佐藤:浜松の新人やばいですよね!デビュー節で試走3.30って凄くないですか!?みんな優秀です。こわ!(笑)2級の内は捲られたくないな〜。佐藤励くん(川口35期:佐藤励選手)も今は2級車なのでスタートで食って勝てているんですけど、1級車になったらペロリと捲られちゃうと思います。それに、また37期養成所の合格発表でましたよね!みんな若い!ってなりました。もう最近は若いだけで羨ましいと思っちゃいます(笑)私も10年前は若かったたんだけどな(笑)
AKI:それでは最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
佐藤:ずっと調子が悪い間も変わらず応援してもらって嬉しかったです。またSGの舞台で活躍している姿を見せたいと思っているので変わらず応援してもらえると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。
(写真は川口オートSNSより)
福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。
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浜松所属の35期女子レーサー。モトクロスから転向しオートレーサーに。1月に1級車に乗り換え、その節に初優勝!初優出、初優勝を飾りました。初優勝のお話から、西選手の考えかた、求める高さが見えてきました。
(取材日:2023年1月12日)
インタビュー / AKI
AKI:初優勝おめでとうございます!
西:ありがとうございます!ハンデが最重ハンから40m前での優勝。1級車に乗り換えて初めての節だったんですが、2級車の時とハンデが一緒でした。初日は自分にプレッシャーをかけてしまって。"このハンデで1級車なら勝てないとおかしいよね"と思ってしまっていました。けど、2日目以降はタイヤ探しに必死になってそんなこと考える暇もありませんでした(笑)
AKI:1級車の感触というのはどうだったんですか?
西:練習は地元の開催が少なくてなかなかできませんでした。乗ってはいたんですけど、跳ねていたみたいで。自分では気づいてなかったんですけど、師匠の松山さん(浜松26期:松山茂靖選手)が練習で後ろを走ってくれた時に「あれじゃ練習にならないよ。」と言ってくれて。なので、初日は勝たないとと思いながら不安も沢山ありました。
AKI:ただ、初日から試走タイム3.32を出して1着でしたよね!
西:そうですね。試走では2級車のようにコーナー突っ込んだら曲がりきれなくって。3.36くらいだろうなと思っていたら3.32も出ていて「1級車ってすごいな〜」と思っていました(笑)直線が全然違いますね。まずは初日1着とれてホッとしました。
AKI:準決勝では試走タイムを少し落としましたが、あの時の車の状態はどうだったんですか?
西:準決自体が10、11回目くらいだったんですがいつも準決で負けていて。自分の中で準決が鬼門、その緊張から前日あまり寝られませんでした。試走タイムを見て色々考えちゃうタイプなんですが、先輩から「力を抜いて走った方がいいよ。」とアドバイスをもらっていて行ってみたら思ったタイムが出なくて。それでも「落ち着けば大丈夫」とピットの中で言い聞かせて準決に臨みました。結構心配性で。モトクロス時代からそうで「100%大丈夫、しっかりやってきた!」と思わないと行ける!と思えないタイプです。その点、同期の新井(伊勢崎35期:新井日和選手)とかはメンタル強いと思うんです。そういうところは自分にはないのですごいと思います。
AKI:鬼門の準決を突破した時の気持ちはいかがでしたか?
西:2着ではあったんですけど優出が決まった段階で、次節はハンデが10m後ろに下がるだろうと思っていたんで、優勝戦ももちろんなんですがハンデ下がることがすごく楽しみと思っていました。やっぱり人を抜くっていう展開の方が楽しみという気持ちが大きかったです。
AKI:優勝戦は試走タイム3.32と初日同様に好タイムでしたが、手応えはいかがでしたか?
西:優勝戦は信夫さん(浜松24期:伊藤信夫選手)がいて優勝は厳しいと思っていました。山浦さん(浜松29期:山浦博幸選手)や平塚さん(浜松31期:平塚雅樹選手)とかも上がりタイム3.3台が出ていて、厳しいかなと思っていました。けど、その中で自分のベストを尽くそうと思っていたら逆に緊張しなくなって。もちろん優勝したいんだけど、どこかでまだ私には足りてないという気持ちがありました。結果的にはそれが良い力の抜け方になったんだと思いますし、いまだに優勝出来たことが不思議な感じもあります。
AKI:そんな中で迎えた優勝戦はどうでしたか?
西:本当は大きなコースを走ろうと思っていたんですが、ハネがきてそこからタイヤが滑ってと大きなコースを走れなくなっていました。なので、最後はコースが小さくなったんですけど、師匠には「あれは1級車のコースだったよ。」と言ってもらえて。ただ、自分の中では守りに入っちゃたんでそこが気になりましたね。耐え抜いたというレースになったので悔いが残る優勝戦になりました。なので、優勝自体は嬉しかったんですが、「やったー!」という感じではなく、ハンデも前だし、自分が思う試走タイム、上がりタイム、レース内容では無かったので課題が残る優勝になりました。なので、ゴールした後、先輩とかが集まってくれた時に管理の方に「もうちょっと喜んだ顔してください」と言われました(笑)ただ、勝てる時に勝てたというのは良かったと思います。優勝は運も関わってくると思いますし、「いくらハンデがあっても、チャンスを逃さず勝てたということは良いことだよ。」と周りに言ってもらって。確かにそうだなぁと思いました。
AKI:負けず嫌いというか、自分が納得して勝たないと、という感じなんですね!
西:負けず嫌いというのは最近言われるようになって「これが負けず嫌いか!」と気づきました(笑)モトクロスの前は陸上をやっていて、個人競技ばかりなんですがその時からこの感じが普通だったので負けず嫌いと意識していませんでした。自分の中のハードル、求めることが高いんだと思います。それが普通と思って生きてきたけど実は違ったというのに最近気づきました。
AKI:今後の目標はなんですか?
西:捲りだけで今は戦っているんですけど、自分の目一杯で走ると危ないと思っています。なので、余裕を持って、けど速い選手になりたいです。
AKI:となると、課題はどうですか?
西:2級車の時はハネがなくて、整備も教わりながらも乗り手を優先してきました。同期は2級車から跳ねたりして、タイヤのバランスを見たりと色んな対策をしている中、私は一個もやったことがないまま1級車に乗り替わりました。そしたら跳ねるようになってしまって。なので、これから傾向と対策をしていけるようになりたいですね。ハネがあって怖いとかはなく、まだまだ行けるのにハネがあって行けないという感じ。ハネが直ればもっともっと出来るという感覚があるので今後が楽しみです。乗るだけじゃダメなんだ、2級車の時は何もせずに走れて幸せだったんだなぁ、と気づきました(笑)
AKI:今後が楽しみというのはすごく素敵ですね!!
西:そうなんです。自分でもびっくりするほどオートレースが楽しくって。2級車の時も楽しかったんですけどそれこそ基本は乗るだけで。1級車に乗り換えてからは探究心というか、最重ハンの選手がどう走っているのかを考えたりするのがすごく楽しいです。もちろん見たからといって出来るわけではないんですけど、色んなことを考えることができてとても楽しいです。モトクロスはいつでも練習できたんですが、オートレースは練習の時間が限られています。なので、その限りある時間をどう過ごしていくかというのは難しいことではあるんですが、休みの日でもほぼリアルタイムでレースを見たりして他のことが何もできません(笑)日中、ナイター、ミッドとなったら永遠に見ていますね。それくらい楽しいです。
AKI:モトクロスからオートレースへの転向、実際にオートの競走車に乗ってみていかがですか?
西:バイクの扱いに慣れていてよかったと思うことも、やってない方が良かったと思うことも、どちらもありました。特にスタート部分が大きいですね。モトクロスのように切ってしまうというか、無意識の手の動きのところで練習しても直り切らないです。絵莉子さん(伊勢崎33期:高橋絵莉子選手)はモトクロス時代からスタートが速くって今も速い。クラッチの扱いが上手いからだと思うんですが、自分はモトクロスの時からスタートが苦手で。10年くらいモトクロスをやっていてずっと「スタートがね...。」と言われ続けていました。回り始めればいいんですがスタートは昔からの癖が抜けきれてないですね。1級車に乗り替わってパワーが出るようになって少しビビっている部分があります。慣れていくしかないですね。
AKI:師匠の松山さんや周りの先輩選手ともしっかり話をされていますよね。
西:そうですね。基本的には優しいんですが、ダメな時はダメとちゃんと言ってくれます。言うこと聞かないと怒られますが(笑)けど、これまでの経験がある分、整備でも走行でも聞けば答えてもらえるのですごく助かっています。それこそ、松山さんもドドド持ちなので、今の私の状況に関して色んな対策を考えているんじゃないかなと思います。聞くときは「ハネがきます。」だけじゃなく、「この辺りでハネるんですけど」と具体的に聞くようにしているんですが、ハネる位置で原因が分かるみたいですぐに答えてくれます。心強いです。
AKI:初優勝から始まった2023年、どんな1年にしていきたいですか?
西:元々大きな目標とか、1年間の目標とか決めるタイプではないんですが、周りの方に「ガールズ王座頑張って!」と言われることが多くって。去年は出ることもできなかったので、今年は出場をしたいですね。後は、優勝してハンデが下がって厳しくなるとは思うんですけど、もっと後ろから走れるようになりたいです。
AKI:それでは最後に読んでくださっている皆様にメッセージをお願います。
西:デビューしてから1年半ほど経って初優勝することが出来ました。いつも応援してくださる方や師匠を初めグループの方のおかげで優勝することができたので、これからもっと活躍して色んな人に恩返しして、見ていて勇気や元気をもらえる選手になりたいと思います!良かったら応援してください。
(写真は浜松オートSNSより)
福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。
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飯塚所属の34期。2022年12月31日、オートレース界2022年を締めくくる飯塚ミッドナイト優勝戦でデビュー初優勝を飾りました。去年の4月に師匠の重富選手(飯塚27期:故・重富大輔選手)を病気で亡くしました。そんな中ひたむきに努力をし続けて掴んだデビュー初優勝!レースを振り返っていただきました。
(取材日:2023年1月17日)
インタビュー / AKI
AKI:初優勝おめでとうございます!
石本:ありがとうございます!
AKI:優勝したお気持ちはいかがですか?
石本:自分も嬉しかったんですけど、周りがすごく喜んでくれて「優勝できてよかったなぁ」と思いました。特に親の反応にびっくりしました。ミッドから帰ったら両親どっちも起きていてくれて、父が目を真っ赤にしてわんわん泣いていたんです。普段泣くような人じゃないんですけど、優勝戦を見返していたみたいで。その様子を母が動画を撮っていてくれていたんですがボロボロ泣いていて。選手になった時ですら泣かなかったんですが「やっとか~」という感じで喜んでくれたのが印象に残りました。自分も優勝できて「よかった~」とホッとしたというか安心しましたね。同期がどんどん優勝していく中で、優勝戦に何度乗っても勝てなくてを繰り返していたので本当にホッとしました。
AKI:今まで何度もチャレンジしてきた優勝戦、レースはどんな気持ちで臨まれたんですか?
石本:今までは「今日こそ絶対優勝するぞ!」となっていました。その分取れなかった時にガックシくるというか。同期の稚也(飯塚34期:長田稚也選手)、横(伊勢崎34期:横田翔紀選手)が勝っていく、年の近い同期が勝っていく中で焦りもありましたね。けど、優勝した時はそんな感じじゃないというか。「どうなるか分からないけど頑張ろう!」という感じで臨めたのが良かったのかなぁと思います。レース行く前までは気を負わず入れました。けど、いざ試走に行ってレース直前になると気持ちがガッと入っちゃって。それが、フライングにでちゃいましたね。
AKI:フライングを切った時というのは感覚的にどうだったんですか?
石本:「絶対自分だ~!」となりました。早すぎるフライングだったので点滅見るまでもなく自分だと分かりました(苦笑)けど、その時は気持ちをしっかり切り替えられたというか、買ってくれている方もいるだろうなぁと思ったし、勝てば初優勝と思ったら意外とパッと切り替えることが出来ました。2回目の方が落ち着いてスタート切ることが出来ました。
AKI:スタート後はどうでしたか?
石本:スタート行ければ展開を作れるとは思っていました。幸宏さん(飯塚29期:藤川幸宏選手)とは予選でも戦って直線で抜けたし同じ感じなら行けるだろうと思っていました。予選のことを頭に入れながら、幸宏さんの動きも見て走れたかなぁと思います。捌きが下手なのでスタート切って逃げる展開に持ち込まないとキツイなと考えていました。後ろからは治郎さん(伊勢崎30期:田村治郎選手)や佐久間さん(伊勢崎26期:佐久間健光選手)が追い上げて来ると思ったので、先頭に立ってからは準決のように走ろうと思っていました。いざ先頭に立ってからは「誰もこんでくれーー!!」と思いながら走っていました。後ろの気配も感じていましたしひとつのミスも許されない状況だと思っていました。一度滑ってしまったんですが、その後も落ち着いて走れたことが良かったと思います。以前、おやっさん(飯塚27期:故・重富大輔選手)の誕生日に優出して"優勝したい!!"という気持ちが強すぎて危ないレースをしてしまって結局優勝も出来ず最悪な形になっちゃいました。優勝したい気持ちが先行して危ないところに行かないということを今回の優勝戦ではずっと意識していました。フライングをして反省点もあるんですが、気持ちをコントロールできたことが今回の進歩だと思います。
AKI:ゴール後は空を見上げていましたね?
石本:はい。グループの人たちがゲートの所まで出て来てくれて祝福してくれているのを見た後に空を見上げました。ゴール後すぐは、「え、えっ!本当に優勝!?」という感じにもなっていたのでまだまだ冷静に走れてないなと思いましたね。その後ロッカーに戻ってからは、フライングを切っているのでまずは謝りに行かないと、という感じでした。ホッとしたのも束の間、まずは謝りのためにロッカーを走り回っていました。「優勝出来ました!ありがとうございます!」ではなく「すみません、謝ってきます!!」という感じ。グループの先輩にも「まずは謝ってこいよ!」と言われました(笑)謝り終わってから「おめでとう!」と声をかけてもらいました。なので、優勝を実感したのは、自分のロッカーに戻ってからですね。同じレースだった方にも「おめでとう」と言ってもらえたりして肩の荷が下りました。
AKI:2022年オートレース界最後の優勝戦で勝ったというのはいかがでしたか?
石本:年末ということもあって注目度があったというか、なかなかいつもレースを見れない友達も「見てたよ!」と言ってくれて、ファンの方からもお祝いの言葉をもらって、良いタイミングで優勝できたと思っています。おやっさんも年末のSSシリーズで優勝したりしていましたし、王座決定戦のトライアルにも出場が決まっていました。いつかは自分もSSで活躍したいです。もちろん今の実力では無理ですが、何年後、何十年後になるかもしれないですが、トライアル戦に出たいですね。
AKI:2022年ラストに一つの目標である"初優勝"をクリアしましたが、今後の目標はなんですか?
石本:まずは最重ハンになること。今は最重ハンの10m前で苦労して、成長して、最重ハンデで戦える選手になりたいです。周りにいる先輩が最重ハンで戦っている人ばかり。S級の選手はダメでも立て直すのが早い。そして、しっかり勝ち上がっていく。自分はムラが激しいのでまだまだです。まずは今の位置でしっかり戦えるようになって、いずれは最重ハン定着の選手になりたいですね。そして、先輩選手と最重ハンのスタートや捌き、整備の話ができるようになりたいです。これは、杏亮さん(飯塚33期:中村杏亮選手)やおやっさんにも言われてきて「圭耶が最重ハンになれば整備の話とかもっとできるようになるし、早く後ろに下がってこい」と言われてきました。本当にそうだなと思います。まだまだ到底及ばないけど最重ハンになってS級選手といろんな話をしてみたいです。まずは目の前のレースを一生懸命走って、綺麗なレースして勝てるようになるのが目標です。
AKI:となると課題はなんですか?
石本:今は課題しかありませんね。運に頼っているというか、スタート行って逃げているだけで展開作りも技量も全然足りません。その中でも、整備力は大きな課題です。久門さん(飯塚26期:久門徹選手)や杏亮さんを間近で見ていると、なんでその整備をするのか、考えた上での整備というのが自分にはまだ上手くできていないと感じます。自分は分からないけどやってみようという感じで、上手くいけば良かったとなるけど、上手くいかなかった時は色々扱って迷子になってします。原因がわからないまま扱ってどんどん悪くなっていく時もあります。だけど、久門さんや杏亮さんを見ているとしっかり勝ち上がっていくし、整備もしっかり合わせてタイムもアップしいていく。後はいい意味で潔いというか、1、2着でもこれじゃだめだと思ったら大きく切り替えた整備をされたりするんですが、自分は1着取れていたら良い状態だから壊したくないと思ってそれ以上整備を進められなかったりもします。結局展開に恵まれていただけで勝ち上がって行くと仕上げてきたS級クラスには太刀打ちできなくなってしまいます。後は整備の時間ですね。S級選手は扱って悪かったらすぐに元に戻せるんですが自分は整備も遅い。例えば、久門さんや杏亮さんが3個くらいできる整備を自分は1個しかできなかったり。自力でどうにかしていける力がないので整備は本当に課題ですね。整備のスピードと精度を上げていきたいです。もちろん乗り手もです。メンタルが弱いので、豆腐メンタルを卒業したいです(笑)初めての社会がオートレースでやっぱり厳しい世界なのは分かっていたけど、自分はまだまだ甘いなと思います。ガッと怒られるとポキっと折れてしまうタイプです。久門さんや杏亮さんは「くそー!」というハングリー精神が強いので自分もそう言うふうにメンタルを強くしたいです。初優勝はしたんですが浮かれている場合じゃないですし、冷静さを保つというのが今1番の課題ですかね。
AKI:その辺り、同期とはお話しするんですか?
石本:はい。稚也(飯塚34期:長田稚也選手)とよく話していていいなぁと思う考え方あって、会話していて良くなりそうな要素が出てくると「えー、自分もっと速くなっちゃうじゃん。」って言うんです。その言葉を聞いて「そっか、もっと速くなれる要素しかないんか!」と気付かされます。課題が山積みの方が、その課題がなくなっていった時にもっともっと速くなれる!と前向きに考えられるようになりました。稚也の方が年下だけど見習っていかなきゃと思いましたし、おごってないというか、調子に乗ってないのがまたかっこいいと感じます。やっぱり調子が良くなると少し浮かれてしまったりすることもあると思うんですが、そう言う事もなく。今までは同期に負けたくないと言う気持ちが強かったんですが"稚也がそこまでやれるんだったら!"と良い刺激になっています。自分がこの位置でだめだなんて言っていられないですよね。稚也と話しているとメンタル厚揚げくらいにはなります(笑)同期みんなで高め合っていきたいですね。
AKI:去年は師匠の重富選手が病気で亡くなられて大変な1年だったと思いますが、振り返っていかがですか?
石本:本当にいろんな意味で大変な1年でした。おやっさんが自分を見てくれていた時は最重ハンから30m前の時。初優勝の報告もですけど、もっと早めに後ろで走っていれば教わることも違ったんだろうなと思います。心配をかけてきたことをもっと自分がもっと早く気付いていればっていう気持ちはありますね。今はその分、久門さんや杏亮さんがいっぱい見てくれて怒ってくれていますがやっぱり後悔というか。当時の自分しか知らないおやっさんからしたら初優勝も信じられないと思います。なので、自分が頑張って結果を出すしかないです。去年1年で成長はできたと思うので、もっと上を目指して頑張りたいと思います。2022年本当に大事な1年になりました。今年は、去年の反省点を活かして綺麗なレースをして、危なくない捌き方で冷静に走りたいです。特に自分のグループは"綺麗なレース"を心がける先輩、速い先輩が多いのですごく良い環境だと思います。自分もそのグループにいてそういう先輩たちを超えていくのが恩返しになると思っています。
AKI:石本選手は小さい頃からオートレースを見ていたんですよね?
石本:はい。父と一緒に飯塚オートにきていました。金網のすぐそば、1番前で見ていました。爆音とオイルの匂いに惹かれて選手を目指してきました。自分が実際選手になって金網の中で走るようになると、金網の外で手を振っている子供たちが目につきます。恥ずかしいレースはできないなぁと余計に感じますね。まだまだだけど憧れてもらえるようになりたいです。見てくれている人は見てくれているのでなんとか食らいついていきたいです。
AKI:初優勝を決めてから、重富選手の車「テンヤシャ」に乗り換えてのレースですがいかがですか?
石本:やっぱりまだまだですね。そんな上手くいかないなと感じています。エンジンは絶対良いんです。けど、まだテンヤシャを乗りこなせてない感じ。自分のレベル不足ですね。これはおやっさんからの試練だと思って、このエンジンで最重ハンを目指そうと思います。きっとこのエンジンを乗りこなせるようになったらまた成長できると思うので腐らずに頑張ります。
AKI:それでは最後に読んでくださった皆さまにメッセージをお願いします。
石本:優勝した後に沢山の方に喜んでもらえて本当に良かったなぁと思いました。おやっさんにもファンの方は絶対に大事にしろよと言われてきましたし、自分もファンの方が買ってくれて見てくれて成り立つ仕事だと思っています。なので、ファンの方のためにも自分が活躍して恩返しをしていきたいです。そして、見てくれる方が1人でも多くオートレースに友達を連れてきたいと思えるように。そして、またその友達が他の友達を連れてきてくれて業界も盛り上がって欲しいなと思っています!沢山の方に見にオートレースを知ってほしいです。そのためにも良いレースをできるように頑張ります。応援よろしくお願いします!
(写真は飯塚オートSNSより)
福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。
昨年の年末スーパースターシリーズ戦では着実なレースで優出も優勝戦の朝練で落車。心配される中、11R優勝戦まで立て直しそのまま優勝!!表彰式では涙ぐむ姿もありました。落車した時からの流れ、レース、優勝した時のお話をしていただきました。
(取材日:2023年1月10日)
インタビュー / AKI
AKI:年末にスーパースターシリーズ戦、優勝おめでとうございます!
黒川:ありがとうございます。
AKI:優勝戦の朝練で落車したと聞いた時はとても驚きました。
黒川:自分も落ちた時「あ、終わった。」と思いました。スタート練習の最後の1本で落車。スタート切った後にふわっと1コーナー回っていたらフロントタイヤが内に向いちゃって、なんとか耐えようと思ったのですが耐えられず。自分の不注意の落車だったので、周りにも迷惑かけましたし申し訳なかったですね。
AKI:落車するまでの4日間、車の状態はどうでしたか?
黒川:日に日に良くなっていく感じでした。新走路になって一発目がシリーズ戦で、前検の練習でもフロントがいったり(フロントタイヤが持っていかれる、滑るに近い。
タイヤと走路の接地感が弱い感じ。)していて乗れないなと思いながら探り探りでしたね。接地感がないというか。なので、周りにアドバイスをもらいながら少しずつ良くなっていきました。直線やレース足自体は悪く無かったので流れ的には良い一節でした。
AKI:そんな中での練習落車。すぐに切り替えられたんですか?
黒川:落車後すぐに「レースに出れますか?」と聞かれたんですが、「でます!」と言いました。出たかったんですよねやっぱり。骨が折れていたら流石に分かるし、その時の感覚はなんか乗れる気がして。完走するだけじゃなくて、普通にレースは出来るだろうと思いました。レースに出ると決めてからは周りがばっと集まってくれて凄い短時間で組み直すことができました。6Rには組み直しが終わって8Rの練習に行けたんです。8Rでレースタイヤを当てて、スタート練習行って、そのまま検査に出しました。練習の感じ、落車前より感触は良くなっていて、腰回り、ハンドルさえ修正すればという感じ。その辺りも、フレーム屋に持ってきてもらってそのままつけて。永井さん(川口25期:永井大介選手)が使っているハンドルと同じもので、在庫は無かったんですが永井さんが「俺のストック使って良いよ」といってくださって。ありがたいですよね。なので、大きな違和感はなく、エンジンは組み直したので結果良い方向にいきました。
AKI:そんな中、迎えた優勝戦。スタートは準決と同じく佐藤摩弥選手(川口31期:佐藤摩弥選手)に続く2番手でした。
黒川:練習でもスタートは悪く無かったですし、レースも体の痛みもなくいつも通り切れました。ただ、準決でもそうなんですけど、佐藤選手ってやっぱり上手いんでなかなか抜けないというか、自分自身も元々捌きがある方じゃないので厳しかったですね。ただ、優勝戦だししっかりチャレンジはしていこうと思っていました。けど、序盤で1度タイヤを滑らして無理ができない状態。残り2周くらいで、後ろとは差があることは分かっていたんで、タイヤを温存して最後チョイ差しを狙って走っていました。最後のコーナーに賭ける感じで走っていたんですが、7周回目の2コーナーからバックストレッチで佐藤さんが滑らせて横に並べた感じがあったので「ここしかない!!!」と思い120%で飛び込みました。捌いた後は頭真っ白、無我夢中でした。
AKI:ゴールした瞬間はどうでしたか?
黒川:「こんなこともあるんだなぁ。」と思っていました。戦える状態で枠もいいし、着内争い出来たらいいなぁと思っていたところ、まさかの優勝。優勝はできなくてもしっかり走って着争い出来ましたという姿は見せたいと思っていました。とにかく全力で走ろうと思ってはいましたが優勝するとは(笑)
AKI:表彰式では涙を滲ませる姿もありましたが、どんな思いが込み上げていたんですか?
黒川:今回の優勝は奇跡みたいなもので、シリーズ戦はグレードではないんですが格的にはGII。今までで1番嬉しい優勝だったかもしれないですね。凄い周りにサポートされまくった1節なのはもちろん、後期はなかなか優勝も出来ず、たくさん仕事して周りをも巻きこんでしまっていたので、最後の最後に優勝できたのはうるっときちゃいました。苦しかった時期が続いた分ですね。周りには感謝しかないです。そして、地元だからというのもあるかもなんですが、表彰式ではお客さんからたくさんおめでとうと言ってもえて嬉しかったです。
AKI:2023年どんな1年にしたいですか?
黒川:去年は良い時期も悪い時期も経験したので、今年は良い時を増やせるようにしたいですね。もちろん、年末のSS王座決定戦にも乗りたいですが、普通開催でもグレードレースでも活躍の場を広げられるような選手になりたいです。お客さんからしたら、普通開催もグレードレースも大事なひとレースだと思うので、どんな時でも信頼できる選手になりたいです。
AKI:課題はありますか?
黒川:やっぱり捌きですね。去年まではなんとなく捌きという感じだったんですが、先輩にアドバイスをもらって明確な捌きの課題が出てきました。なので、1年間かけてレベルアップしていきたいです。特に混戦の時の車の付け位置、車の向きの変え方ですね。むやみに外に振るのではなく、後ろにも隙を見せず前を捌いていけるような付け位置を覚えていけるように頑張ります。
AKI:エンジンの調整に関してはどうですか?
黒川:難しいですね。こうすればこうなるとかいうのもないですし、どうにもならないくらい難しいです(笑)川口が休みの時は遠征ばっかりで、毎節毎節リセットという感じでした。余計に難しかったですね。けど、どんな状況でも合わせられるのが一流の選手だと思います。去年はそこができませんでした。なので、今後も手を動かしていろんな事を覚えていきたいですね。やることは山積みですね(笑)
AKI:ただ、武器"スタート"があるのは大きいですね!
黒川:武器があることは大事にしたいですね。よく先輩にも「武器はあった方がいい」とアドバイスをもらうので、今のスタートに満足せずにまだまだ伸ばしていきたいです。たまにムラな時があるので、どんな季節でもエンジン状態でも自信を持ってスタートを切っていけるように柔軟にいきたいです。
AKI:それでは最後に読んでくださっている皆様にメッセージをお願いします。
黒川:去年以上に今年は活躍できるように、練習も、レースも一走一走頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
(写真は川口オートSNSより)
福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。