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今まで以上に頑張る|鈴木 圭一郎選手

妥協はできない。妥協するなら走る資格なしとキッパリの圭一郎選手。2020年の振り返りそして2021年の目標や意気込みなどを聞いています。

取材規制がある中、ソーシャルディスタンスをしっかり保ってインタビューにご協力頂きました。(取材日2021年1月18日)

インタビュー / 内野久照

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内野:昨年はご結婚おめでとうございます。結婚してからいかがですか。

鈴木:今はまだ一緒に働いているので実感がないんですよね。

内野:結婚後初めてのレースが浜松スピード王でした。

鈴木:結婚しての一節目という事で意識していました。初日に1着が取れてそれが通算500勝だったので嬉しかったです。

内野:圭一郎選手の500勝はデビュー最速での達成です。

鈴木:500勝していて優勝が46回なので少ないかなと思います。これからは優勝回数を増やさないとですね。

内野:昨年は年間10回の優勝でした。

鈴木:はい。自分の中で10回はタイですね。

内野:その優勝の中には12月9日飯塚オートの庄内のやきにく王国presents GIIオーバルチャンピオンカップがあります。

鈴木:嬉しかったですね。やきにく王国杯に斡旋される事が今までなかったし、まさかやきにく王国杯を優勝できるとは夢のような感じでした。上がりタイムも3.295の自己最高タイムも出たしお世話になっている皆さんの前で優勝できて本当に良かったです。高城(やきにく王国オーナー)さんが表彰状を読み始めた時に感極まって涙が出ました。本当に思い出に残る忘れられない優勝となりました。

内野:選手生活の中ではどのレースがベストレースですか?

鈴木:オールスターですね。

内野:2017年のオールスターは8号車でした。スタート後6番手辺りから捌いて上がってきた優勝戦ですね。

鈴木:あれを超えるレースはこれまでしていないですね。

内野:昨年のスーパースター(SS)での準優勝2着の結果は。

鈴木:また負けたな思った。

内野:相手が青山さんでしたが。

鈴木:青山さんだったとかは関係ない。誰に負けたというか2着が負けなのです。今年も負けたなって感じだった。でも2020年は決して悪い年ではなかった。2020年は階段を降りている感じはなかった。昇っている途中でしたね。

内野:2020年はSG無冠に終わりました。

鈴木:SGを取るという思いはSGを取っていた時から同じなので、目の前のレースを全力でやる事を意識してレースに取り組んできました。その結果が1着であり優勝です。これからも全部のレースを一生懸命走る事ですね。体が動くのでやるしかない。手を抜きたくない。その考えは変えたくない。今やる事は自分が決める事なのでそこで頼れるのは奥さんだけで助けを求めたい時は奥さんがいるので...。

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内野:2021年の目標は。

鈴木:目標は立てていないけど毎年大事にする事は一緒です。どんなレースでも自分のできる最大限の事をやるだけです。その日の一番いいエンジンを作る事。最高のエンジン状態にする事です。

内野:圭一郎ファンはナンバー1奪還を見たいと思っていますよ。

鈴木:正直あんまりナンバー1に返り咲くなどと意識はしていません。ただ1着を目指してその時のレースを頑張ってという気持ちは持ち続けています。今は初心に戻ることですね。ナンバー1を実際はそこまで意識しないで行こうかなというのはあります

内野:選手生活8年目ですか?

鈴木:オートレースは難しいですね。乗らないと分からないから。でも難しいからはまる。レース前とか泣きたくなる。検査前出さないと行けないので時間がないですもんね。

内野:結婚されてもっともっと頑張らないとという気持ちになられたのでは。

鈴木:結婚しても変わらない事は部品代を惜しまず使う。それが結婚の条件の一つでもあるので。今まで以上に活躍できる状況に追い込んで行きますので...。

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内野:2021年新たに始められたことはありますか?

鈴木:カレー作りです。大阪のインディアンカレーを目指して作っています。先日はマンゴーを入れてみました。甘口だけどスパイシーさも残っていて美味しくできましたよ。いつかファンの皆様に振る舞いたいなと思っています。食べて頂きたいですね。

内野:ファンの存在は。

鈴木:お客様がファンの皆様が車券を買ってくれているのでレースができる。オートレースが成り立っていると思うんです。妥協できないですよね。妥協したら走る資格がないと思う。妥協してはいけない。妥協して走るのなら車券の対象になってはいけないと思っています。例え負けたとしても...。誰にも負けない思いはありますし、絶対に情けないレースをしてはいけないという気持ちは誰よりも強く思っています。車券的に裏切る時もあるけど適当にやって負ける事はしたくないのでその思いは誰にも負けないです。

内野:それでは最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。

鈴木:自分は活躍しないと行けない状況、追い込まれたらやらないと気が済まないタイプです。勝てるか分からないけど今まで以上頑張らないといけないと思っていますので自分を応援しなくてもいいのでオートレースを応援してくれたら嬉しいです。

インタビュー / 内野久照

MCうっちぃ!こと内野久照 オートレース歴16年。好きな選手は浦田信輔選手。現在飯塚オートでMC、山陽オートで実況を行っています。年間約180日間選手ロッカーに潜入し取材もこなすMCです。オートレースを盛り上げたくFBでは飯塚オート盛り上げ隊、Twitterではオートレース盛り上げ隊にてロッカーフォトや選手情報配信しております。 最近では場外車券売り場にてオートレースの解説予想を披露し自腹車券勝負に挑んでいます。オートレース大好き九州男児が展開する魂の大胆予想にご期待下さい。

2021年1月28日

2020年を越えれる様に。少しずつでも成長出来るように頑張ります!|青山 周平選手

伊勢崎所属の31期。今年度の前期からNo. 1に返り咲いた。そして、2期連続で全国No.1、年末のスーパースター王座決定戦を連覇、先日のGIシルクカップでは完全優勝と強さを見せつけた。まだまだ進化し続ける青山選手。シルクカップ、スーパースター王座決定戦を振り返って頂きました。(取材日:2021年1月13日)

インタビュー / AKI

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AKI:シルクカップ完全優勝おめでとうございます!!圧倒的な強さでした!車の状態、改めて振り返るといかがですか?

青山:車は優勝戦前にリングを交換したくらいで、あとはセッティングだけでした。状態は凄く良かったです。

AKI:シルクカップ優勝戦は試走タイム3.22。凄いタイムですよね!

青山:試走3.22は自分自身も凄くビックリしたし、優勝戦に一緒に乗っていたメンバーにも「自己ベスト?」と聞かれるくらい周りもびっくりしていたと思います。

AKI:試走の体感はどうだったんですか?

青山:体感的には全然出てる感じじゃなく。多分、コンディション的にタイムが出たんじゃないかな、と思います。別のレースで浦田さん(飯塚23期:浦田信輔選手)が3.23や清太郎さん(伊勢崎29期:早川清太郎選手)、信夫さん(浜松24期:伊藤信夫選手)が3.24とか出していたので。全体的にタイムが出やすかったんだと思います。連日の試走も思っていた以上にタイムが出ていて「体感と違うけど大丈夫かな?」と思っていたんですが、上がりタイムも良かったし「状態は凄く良いんだな。」と思っていました。後は、近況タイヤも良いのが当たってくれていてより安定してる感じですね。

AKI:スタートのキレに関しては"ムラ"というコメントも多いと思うんですが、シルクカップのスタートを振り返るとどうですか?

青山:優勝戦が1番良いスタートが切れました。けど、予選道中はそれなりには切れてるけど、自分の感覚とクラッチの繋がる感じがなかなか合わなくて。ムラが激しい感じでした。年末もそんな感じだったんですが0mのオープン戦はなんとか誤魔化して切っていて。シルクはハンデ戦で時計も0mより見辛くってタイミングも取りずらいし。スタートに関して、ハンデ戦は得意じゃないんです。

AKI:そうなんですね!!少し不安がある中、シルクの優勝戦はバシッとスタートが決まったんですね!

青山:優勝戦の前にクラッチのパーツを交換して、朝練から感じよく切れていたのでそれを信じて切りました。近況の中ではかなり切れた方ですね。スーパースターよりも良いスタートが切れたんじゃないかなと思うくらい、予想以上のスタートでした。

AKI:スタート切って3番手くらいでしたよね!?かなり展開が楽になりました!

青山:そうですね。実はスタート前は他力な感じで(笑)先行できたらラッキー、隣の荒尾さん(飯塚27期:荒尾聡選手)に乗っかって、と考えていました。最悪8番手スタートも覚悟して。まずは、自分なりの一生懸命なスタートを切ってみようと思っていました。そしたら、凄く切れました。

AKI:前には2車のみ。レース道中は丁寧に捌いている印象だったんですが、振り返っていかがですか?

青山:んー。今ってレースのペースが全体的に速く、優勝戦も決して余裕があったわけではなかったんです。宏和(浜松32期:鈴木宏和選手)を抜く時もペースが速かったのでワンテンポおいて捌いて。先頭を走る三浦さん(伊勢崎28期:三浦康平選手)の引っ張りも速かったんで、冷静に慎重に、慌ててミスをしないようにいきました。先頭に立ってからペースを上げていきたかったんですが、自分自身が固くなったというか上手くペースを上げれませんでした。みんながみんな速いので、スタート行けないと厳しいと思っていましたし、スタート行けても独走にはならないと思っていました。けど、エンジンもタイヤも状態は節間1番良かったと思います。スタートもよく全部がマッチした感じでしたね。

AKI:シルクカップ優勝で地元伊勢崎GI初優勝、GI全場制覇となりました。

青山:その事も全然意識する事なく。変な話し、いつか取れるんじゃないかな?と。絶対取りにいくぞ!と思うと良い事ないので。ガツガツし過ぎないように「いつも通りレースして結果が出ればいいな〜」くらいで。去年一昨年、伊勢崎で何度も優勝出来ましたし、SGとGIIは優勝出来ていたんでチャンスがあればGIも優勝出来るだろうという気持ちでいました。

AKI:伊勢崎に移籍した当初は地元で優勝出来ず苦手意識も、なんてお話もありましたが?

青山:伊勢崎の苦手意識はいつのまにかなくなりました!

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AKI:少し話しは戻りますが、年末のスーパースター王座決定戦は昨年に続いての連覇。後ろに目がついているんじゃないかと思わせるような走りでした!

青山:(スーパースター王座)決定戦は本当に必死で。今までのレースの中でもかなり必死なレースでした。試走の段階でドドドがきていると思って。試走はなんとか誤魔化しながら走ったけど、レースは誤魔化せないという感触があったので逆に緊張する事もなく。半分諦めというか。スタート行けたら抑えるレースになってしまうな、とは思っていました。

AKI:結果的に抑えきっての優勝。凄い熱いレースになったと思います!

青山:結果的に優勝出来たことは、優勝よりも上の成績がないので良いことなんですが、もっとスピード感のある抜きつ抜かれつのレースが出来れば1番良かったなっと。優勝しながらもその反面、反省でもありますね。トライアル戦では決定戦以上の上がりタイムも出ていましたし。最終日はレース1走目のタイヤで行ったんですが、最終日だけハネちゃいました。試走終わってから「タイヤ交換させて下さい!」て言いたいくらい後悔しましたね(笑)練習でハネがなかったタイヤを自分で選んだんでしょうがないんですが。レースで使った確実にハネないタイヤでいけばああいう風にはならなかったなと、欲張り過ぎたんだと思います。

AKI:レースもハネながらということですよね?

青山:そうですね。突っ込みすぎるとハネるのでペースも上げられず。大混戦のレースになってしまいました。

AKI:けど、レースを見ている側はハラハラドキドキの面白いレースでしたよ!

青山:見てる側が面白いレースだと思うんですけど、走ってる側、2番手以降は「お前何やってんだよ。」て心境だったと思います(笑)その気持ちが分かるから、もうちょっとペースを上げたかったですね。

AKI:以前、このインタビューをお願いした時もペースを上げて走ることが課題というお話しが上がっていました。それから、1年半。自分の中で成長できたと思う箇所はありますか?

青山:んー、特にはないんですけどー(笑)No. 1になって何度かスーパーハンデを走って、グレードレースでも経験したっていうのは大きかったですね。みんなができることではないですしね、それだけ評価してもらえている。今まで以上の努力をしないと勝てないというところが違うかなと思います。

AKI:スーパーハンデで戦って何かやる事に変化はあったんですか?

青山:エンジンの整備自体、セッティングがどうとか得意な方ではないのであんまり変わらないんですが、レースをスタートしてからの展開、判断力が変わったと思います。今までは、一回待ってから行こうというところも躊躇わずにいかないと間に合わない。その辺の判断の仕方は変わりました。なので、最初スーパーハンデになった時は荒々しいレースになって張っちゃったりとか、判断ミスして迷惑かける事もありました。けど、経験と共に修正出来たかなと思います。スーパーハンデは早めにペースに乗らないと。行ける時に行って確実に回っていかないと。そういう点では成長できたと思います。

AKI:改めてエンジンを振り返って、いつくらいから安定していますか?

青山:前のクランクは2019年のスーパースターまで乗っていたんですがその時にはもう傷が入っていて。大きな開催が続いてなかなか交換できず。年が明けて、去年のシルクカップの時にクランクを乗り換えました。最初は「どうなのかな?」という感じだったんですが、乗っていくうちに良くなって、セッティングも合いはじめて。ただ単に部品に当たったって感じですね(笑)

AKI:いやいや!部品だけじゃないですよ!(笑)という事は、丸1年同じクランクなんですね。

青山:そうですね。なので、もうそろそろ新しいクランクを探さないとという気持ちもあるんですが、自分は部品が当たったら壊れるとか傷が入るまで乗り続けるタイプ。なので、良いのに当たれば良いんですが、当たらなければ伸び悩む感じ。今回はたまたま2回連続良いのに当たった。いつかダメになる事を覚悟しながら走っています。

AKI:という事は、壊れそうになってから部品を交換するというタイプなんですね!

青山:そうですね。ストックはあるんですが、整備に対してそこまで自信がない中で、予備の良い部品を探したりするのは時間と労力が必要になる。なので、無駄に他のエンジンには乗らずに、今乗ってるエンジンを良いところを出していけるように、1台集中な感じです。それが良いのか上位で戦えてるのかなという感じです。なので、クランクをポンポン変えるタイプ、例えば圭一郎(浜松32期:鈴木圭一郎選手)とか「また替えるの?よくレースまでに間に合うな。凄いな。」と思っています。

AKI:青山さんは圭一郎選手を見て「整備力が凄いな~」という風にご覧になってるんですか?

青山:整備力の面もありますし、新品パーツのうまみ?というかパンチ力、新品のハマった時の良さもあると思うんですよね。圭一郎って凄くスピードがあるじゃないですか。他の選手も速いけどその中でもスピードは抜けてると思うんです。もちろん、圭一郎の乗り方や努力もあると思います。けど、僕が同じ事をしても速く走れないと思う。それはセッティング能力もあると思うんです。

AKI:整備についの課題を良くお話しされますが、今でも課題なんですね。

青山:そうですね。今でも課題ですし他力です(笑)

AKI:言い切っちゃいましたね(笑)

青山:はい(笑)迷ったら、先輩や同期に聞いて選択していく感じなんで。自分の中だけで決めていくわけではなく、周りのサポートのおかげで今の自分がいます。とても有り難いです。迷った時に頼れる仲間がいます。

AKI:それは強みですよね!!

青山:強みですね。なので、変なプライドを持たず、今で言えばNo. 1だからと言って変なプライドは持たず助けてもらって、自分が助けられるところは助けて、という感じやっています。その辺の気持ちや人との繋がりを大切にしてきたいという想いは強くなりました。昔は自分の中で処理したり、人の話を聞いているようで聞いていない事もあった。今は固定概念を捨てて。これは、先輩たちを見て思いました。素敵な関係というか、仕事がやりやすい環境になりましたね。

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AKI:No. 1に返り咲いてまもなく1年。改めて振り返るといかがですか?

青山:No.1になった当初はなんとなく緊張したんですけど、1走してからはなにも変わらず普通に走れてます。気負ってもないです。ただ、常に8号車でハンデがきついので気は抜けないですね。大変は大変だけど、評価してもらっているという事だし、ファンの方も見てくださっているのでしっかりしようと思います。そう考えると、貢さん(伊勢崎22期:高橋貢選手)は本当に凄いです。半端じゃないなと常々思います。No. 1というポジションで走り続け、僕よりも一回り以上歳上にも関わらず未だに第一線で走られていて...いや〜本当鉄人だな、と思います。自分が貢さんと同じ年齢になった時に同じようなレースが出来るかっていたらそこまでのモチベーションでいられない気が今はしますし。そういう経験をしてきた選手を間近で見られるのも自分にとっても凄くプラスになります。

AKI:以前は目標を立てず、自分のモチベーションを高いところで保つ事と仰っていましたが、今はどうですか?

青山:それは今でも変わらずですね。あの記念が欲しいというのはなく、目の前のレースを一生懸命走る事。オートはシーズンオフがないので、大きな目標というよりは目の前のレースをしっかり走って、同じミスはしないように、少しでも成長できる様にしていきたいです。今だったら整備をしっかり覚えていきたいですね。一つ一つレースの反省をして、良いモチベーションを保てる様に。あとは、若い子がどんどん出てくるので、新たしい時代のことも吸収出来るように。若い子たちの良いところも、先輩の良いところも吸収出来るように、固定概念は持たない様にしたいです。言うのか簡単ですけど難しいですね。よく頑固って言われるんで(笑)

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AKI:シルクカップ優勝から始まった2021年。今年はどんな1年にしたいですか?

青山:毎年、"前年を越えれる様に"と考えています。去年は越えられないと思っていたけど、SGの優勝回数以外は越えられたので。今年は2020年を越えていける様に、一走一走頑張りたいです。

AKI:それでは最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。

青山:オッズパーク杯の相性はいまだに良いと思っています(笑)。昨年から、ネット投票、オッズパークを通して車券を買われる方が増えたと思います。オッズパークからオートを知ったという方もいると思います。少しでも"青山周平" の名前を覚えてもらって買いやすい選手になれる様に頑張ります!よろしくお願いいします!

2021年1月22日

地元飯塚のGⅠ開設記念でベスト8を目指す|滝下 隼平選手

「この仕事は結果が全て」と滝下選手。少年時代に見たオートレース。飯塚オートが大好きで亡き中村政信さんにあこがれオートレーサーになった。誰もが認める「西日本のスピード王子こと滝下隼平選手」に2021年の抱負をお聞きしました。(取材日は2021年1月6日、2020年12月19日)

インタビュー / 内野久照

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内野:まずは2021年初笑い優勝おめでとうございます。(1月5日浜松優勝)

滝下:ありがとうございます。

内野:2021年どんな気持ちでレース場に入りましたか?

滝下:新幹線の乗客が少ないし正月やなぁーと思いました(笑)。

内野:浜松優勝戦を振り返って下さい。

滝下:試走タイム(3.23)が出ていてスタートが枠なりに切れました。道中は意外に落ち着いて走れました。飯塚以外の優勝が今回初めてだったので嬉しかったですね。

内野:初日に鈴木圭一郎選手(浜松:32期)と戦って勝った事は大きかったですか?

滝下:普段はスタート先に行かれますからね。先に攻められたのが良かった。

内野:スピードはどっちが速いですか?

滝下:断然圭一郎選手が速いですよ。走るコース、スピードが違いますから。

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内野:昨年の後半から好調が続いていますが。

滝下:冷えてタイヤが食い付くのが一番大きい。

内野:足周りの不安は?

滝下:近況は許容範囲で収まっています。

内野:2021年の目標は?

滝下:優勝戦に沢山乗る事です。

内野:どんな1年にしたいですか?

滝下:夏場が苦手なので今年こそは夏の走路の克服をしたいですね。

内野:近況スタートの切れが安定しているのでは?

滝下:去年よりは速くなっていると思いますがまだまだムラです。

内野:浜松のエンジン状態は?

滝下:飯塚のGII(12月開催)の時と同じくらい動いていた。

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内野:タイヤの状況は?

滝下:近況のタイヤは意外に使える物がありますよ。

内野:改めて他場での初優勝は?

滝下:お客様が最後まで残っていてくれて嬉しかった。

内野:通算10Vについて?

滝下:二桁になったのでどんどん増やして行きたい。

内野:優勝したタイヤは?

滝下:まだ使えます。

内野:1月20日から地元飯塚でGI開設記念が行われますが。

滝下:まず準決勝戦を目指してそこから優勝戦です。

内野:そろそろグレードレース初タイトルを。

滝下:今年はいきなり優勝できたしエンジンも安定しているので狙っていきたいですね。

内野:改めて意気込みを。

滝下:今年はいい流れできているのでこの流れに乗って進んでいきたい。

内野:2021年今年から新たに始めたことはありますか?

滝下:まだ何も始めていないのでこれから考えます。

内野:以下のインタビューは2020年12月19日の取材のお話です。

内野:身長、体重、靴のサイズを教えて下さい。

滝下:身長162cm、体重58kg、靴のサイズは24.5cm。

体重は気にしていない。好きなだけ食べて好きなだけ飲んでいます。

内野:オートレースとの出会いは?

滝下:従兄弟のおいちゃんに4歳くらいからレース場に連れて行ってもらっていました。

その時に格好いいなと思いました。ボートレースや競輪は知らなかったです。

オートレースしか見ていなかった。

自転車で練習していましたよ(笑)。

いつしか選手になりたいと思っていましたね。

小学校、中学校、高校と飯塚オートに通いました。

僕のヒーローは仮面ライダーではなく中村政信さんでした。

内野:中村政信さんはどんな選手だったのですか?

滝下:「負けても誰も文句を言わない。皆に愛されているのが伝わってくる」方でした。

政信さんがレース事故にあったのは高校生の時でした。ショックでした。

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内野:それでもオートレースの道を選ばれたのは。

滝下:オートレースはあこがれでしかなかった。親は試験に落ちると思っていたみたいです。自分もまさか受かるとは思わなかった。受かってビックリでした。

内野:合格した時はどんなお気持ちでしたか?

滝下:メッチャ嬉しかったですよ。合否の結果は郵便で届く事になっていたので毎日郵便受けの前にいました。届いた郵便物は封筒で分厚かったので今後の手続きに必要な資料が入っていると思った。受かったんだなと確信しました。

内野:養成所では誰が速かったのですか?

滝下:28期は山田達也(川口)、武藤博臣(川口)、亀井政和(伊勢崎)と自分でした。

内野:デビュー戦は?

滝下:デビュー戦は1着でした。試走タイムは3.37だったと思います。

飯塚の同期のデビュー戦は全員が1着でした。

内野:ズバリ!ライバルは?

滝下:ライバルはいません。今は意識しないですね。

少し前までは同期を意識して負けたくないと思ったりしたけど、今は同期を応援しています。

内野:滝下選手はSGスーパースターの舞台を経験されています。

滝下:スーパースターは変な感覚でした。いつも以上の仕事をしないと通用しない戦場でした。メチャクチャ疲れる。勝ち上がり決まるまで精神的に追い込まれる場所です。

もちろんスーパースター出場を目指しています。皆、そこを目指していると思う。

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内野:思い出になっているレースは?

滝下:伊勢崎ナイターのSGです。準決勝戦で1着を獲ったレースです。

先頭を走っていた時に凄く緊張していました。

「SGの優勝戦に乗れるぞ。まじか!」と考えながら走った事を思い出します。

内野:滝下選手にとっての飯塚オートは。

滝下:飯塚オートは夢の国、夢を叶えてくれた場所です。感謝しかない。

内野:オートレーサーになって良かったなと思う事。

滝下:頑張った分だけ稼げる。自分の頑張り次第で何とでもなる仕事。もちろん結果が悪ければ稼げない。全て自分の責任。それと休みが多い事ですかね(笑)。

内野:滝下選手の調子はどこで分かりますか?

滝下:試走が3.4コーナーで無理やり外線に向かってグリップを開けている感じで、外に流れて試走タイムが出たとしても、その時のエンジンは良くないと思って下さい。

レース足がない状況です。

4コーナーを立ち上がる時に向きが変わって試走タイムが出た時は買っていいです。

3着以内に入れると思います。

前のレースでフライングがあれば試走開始までタイヤが冷えてくるので思いっ切りグリップは開けられないです。だから試走タイムに影響することがあります。

内野:レースで気持ちが入る瞬間は?

滝下:ピットから出るとすぐに気持ちが入ります。

内野:スタートラインでは何を考えていますか?

滝下:スタートラインに付くと無になります。

大時計はほとんど見ていない。2秒前から吹かし始めます。あとは自分の勘で切って行く。

そこからは必死に前を追いかける。

内野:近況はスタートも改善してきていますね。

滝下:ムラですよ。まだまだ遅いです。

18年選手をやっていてこれまでスタートは速くなっていないのでもう速くはならないですよ。良く切れても普通程度でしょう(笑)。

内野:いつも心掛けている事は?

滝下:掲示板に載る事、3着以内に入る事を目指して走っています。

内野:今、課題にしている事は?

滝下:課題は捌きです。まずは人を抜く時のライン取り位置取りですね。そしてその先を見ていない事があるので、抜いた後の事を考える。先を見て考えて仕掛けて行かないとですね。

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内野:滝下選手にとってファンの存在は?

滝下:スタート位置に付いた時に金網越しのお客様が気になりますね。目に入ってきます。

スタート前は「隼平頑張れ!」「たきした!」って声援が聞こえます。

沢山のお客様がいればもっと気合いが入りますよ。

内野:2021年1月20日から飯塚のGI開設記念が始まります。

滝下:地元の開催なので気持ちは他場より入りますよ。ベスト8進出を目指して頑張ります。

内野:ストレス発散方法、レース場以外での体力作りは?

滝下:毎年夏は泳いでいます。水泳は体力作りに繋がります。

昨年までは小学校の水泳の授業を手伝っていました。

泳いでいる時は無になれますね。ストレス発散は泳ぐ事かもしれない。

内野:最近の楽しみは?

滝下:ゴールデンレトリバーを飼いました。生後6ヶ月程で25kgあります。

犬の散歩で歩く事が増えたので体力作りに繋がっていますかね(笑)。

それと子供達とのキャッチボール。

長男は10歳5年生。次男は9歳3年生です。

お兄ちゃんはサッカー選手に、弟はボートレーサーになりたいと言っています。

もちろん応援しています。

内野:飯塚のおすすめのお店を紹介して下さい。

滝下:飯塚のお店ですか...。最近はこの状況なのでお店にお邪魔していませんが飯塚市川津の『笑丸』がおすすめです。何が特別美味しいというのはないけど何でも美味しいお店です。雰囲気もいいですよ。

内野:2021年はデビュー19年目ですが。

滝下:あっという間でした。1年1年過ぎるのが早いですね。年を重ねれば重ねるほど時が経つのが早いと先輩が言っていましたがその通りですね(笑)。

2021年は弟子をもらうんですよ。このままじゃダメでしょう。

人の人生がかかっていますし、もう少し気を引き締めてオートレースと向き合います。

もう少し気を引き締めてオートレースと向き合います。

目標は特に立てませんが「目の前の一走に集中する。ベストを尽くす」これです。

他の仕事は出来ない。これ(オートレース)しか出来ない。

だから頑張ります。

内野:個人的にグレードレースタイトル奪取を期待しています。

滝下:今、調子がいいので飯塚で多く走りたい。前回のオーバルがチャンスでしたね。スタート先に行けば抜かれない自信があった。エンジンもタイヤも抜群な状態だった。

内野:準決勝戦6周戦で競走タイム3.309が出ていました。

滝下:もちろん出すつもりで走りました。スタートも切れました。あんな超抜スタートが切れるとは...。人生で一番いいスタートが切れました。

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内野:オッズパークをご利用の皆様、オートレースファンの皆様にメッセージをお願いします。

滝下:冬場の時期の方が活躍出来るのと思っています。3着以内に入れる様に頑張りますのでこれからも応援宜しくお願いします。

内野:私はデビューからずっと見ているのが28期です。自分勝手に同期と言っています(笑)。2021年の滝下隼平選手は皆様の期待に応えてくれると思います。グレードレース初制覇も夢ではありません。次なる夢を叶えてほしいですね。1月20日から始まる飯塚オートのGI開設記念にご期待下さい。最後までご覧頂きありがとうございました。次はあのレジェンドレーサーにインタビューさせて頂きます。


インタビュー / 内野久照

MCうっちぃ!こと内野久照 オートレース歴16年。好きな選手は浦田信輔選手。現在飯塚オートでMC、山陽オートで実況を行っています。年間約180日間選手ロッカーに潜入し取材もこなすMCです。オートレースを盛り上げたくFBでは飯塚オート盛り上げ隊、Twitterではオートレース盛り上げ隊にてロッカーフォトや選手情報配信しております。 最近では場外車券売り場にてオートレースの解説予想を披露し自腹車券勝負に挑んでいます。オートレース大好き九州男児が展開する魂の大胆予想にご期待下さい。

2021年1月15日

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