
*8日(木)園田 第11R『第2回西日本クラシック』 1870m 16:10発走*
西日本交流戦で遠征馬は笠松から1頭のみ。力の比較はしやすそうではありますが、絶対的な存在がいない混戦模様と考えます。
本命にしたのはジーニアスレノン。
新馬戦を勝った後はずっと重賞戦線を戦ってきて、オケマルに離されたとはいえ兵庫若駒賞2着、菊水賞3着と上位争いをしています。
中団からいい脚を使える馬で、姫路の1800mをこなしていますから園田1870mも問題なし。
戦ってきた相手を考えると、ここは初重賞制覇のチャンスが来たのではないでしょうか。
対抗はレイヤー。
3戦続けて2着が続いていますがそのうちの2戦はタイム差なし。
好位で競馬ができるスピードがあり、1870mも2度経験済。
ここも先行力を活かしたレースを期待しています。
3番手はラズライトタッカー。デビューからすべて馬券圏内という堅実派。
兵庫ユースカップからの休み明けになりますが、さらに成長した姿を見せてくれるのでは。
JRA未勝利から移籍してきたピコブルーは、前走3番手からの競馬で2勝目を挙げました。一連の競馬は安定していて、軌道に乗りましたね。
休み明けを一叩きしたフセノオーロラ、前走鮮やかに逃げ切ったキミノハートまで。
◎1、ジーニアスレノン
〇4、レイヤー
▲7、ラズライトタッカー
△2、ピコブルー
△12、フセノオーロラ
△6、キミノハート
*6日(火)名古屋 第11R『第25回名古屋グランプリ』 2100m 17:50発走*
ここは中央馬も地方遠征馬も地元馬も、かなり強力なメンバーが揃って相当白熱した戦いになりそうです!
その中でも本命にしたのは高知のシンメデージー。
名古屋大賞典では僅差の3着、佐賀記念では鋭く追い込んで2着、はがくれ大賞典では早め先頭から快勝と、古馬と戦うようになってからも一戦ごとに強くなっている印象です。
斤量が軽かった名古屋大賞典とは違い、今回は57キロでの出走になるところがカギですが、このメンバーに入っても好勝負してくれると期待しています。
対抗はノットゥルノ。
60キロを背負った名古屋大賞典で、逃げてしぶとく粘って2着。59キロだった佐賀記念では出遅れて先行できなかったにも関わらず、早めにマクっていって3着と存在感を見せました。
今回59キロですが背負いなれているので問題なし。スムーズに進められれば昨年の再現もあると思います。
サンライズジパングは川崎記念の走りを見ると、広いコースの方が持ち味が活きそうですね。小回りの名古屋でコーナー6回、どこから追い上げて行けるかがポイントになりそうです。それでも力のある馬で、軽視は禁物でしょう。
地元三冠馬のフークピグマリオンが、このメンバーに入ってどんなレースを見せるかとても楽しみです。
ダイオライト記念を連覇したセラフィックコール、休み明けを一度使ったサヨノネイチヤ、逃げられると相当しぶといメイショウフンジンまで。
◎7、シンメデージー
〇10、ノットゥルノ
▲5、サンライズジパング
△2、フークピグマリオン
△6、セラフィックコール
△4、サヨノネイチヤ
△8、メイショウフンジン
3連単フォーメーション
7,10-7,10,5-7,10,5,2,6,4,8 20点
*5日(月)園田 第11R『第61回兵庫大賞典』 1400m 16:15発走*
昨年から1400mに距離が短縮となり、ガラッとその様相を変えた兵庫大賞典。今年はイグナイターが2023年9月の園田チャレンジカップ以来の地元凱旋レースということで、ここはもうどういうレースぶりで勝つか、というところに注目しています。
園田チャレンジカップの時にも自ら逃げて圧勝と力の違いを見せつけていましたが、その後にJBCスプリントを勝ち、ドバイやサウジ遠征を経験。一回りも二回りもパワーアップした今、地元馬同士では負けて欲しくない存在です。
対抗は兵庫ゴールドカップでイモータルスモークを差し切ったエコロクラージュ。
兵庫ウインターカップは間から伸びてきたスペシャルエックスに及ばずの2着でしたが、大混戦の中、直線しっかりと伸びて来て力は示しました。
ここはスピードの違いでイグナイターが逃げるのではないかと考えているので先行馬には厳しい展開、この馬の末脚が活きそうです。
オマツリオトコは2歳時に兵庫ジュニアグランプリを制したダートグレードホース。
移籍後2戦して調子を上げてきていると思うので、本領発揮すれば好勝負してくれるのでは。
ブルーリボンマイルではセブンカラーズを鮮やかに差し切ったヒメツルイチモンジ。
新子厩舎ワンツーもあると思います。
◎6、イグナイター
〇4、エコロクラージュ
▲3、オマツリオトコ
△8、ヒメツルイチモンジ
4日(日)は全国各地で3つの重賞が行われます!しかもすべて3歳戦。この後に続く各地の優駿競走に向け、注目の戦いです。
発走時間順に、3レース見て行きましょう。
*4日(日)高知 第6R『第29回黒潮皐月賞』 1400m 17:40発走*
ここはもうジュゲムーンの1強ムードでしょう。
ダートグレードでも5着に来る末脚の持ち主ですが、ネクストスター西日本では逃げて圧勝。地方馬同士では力が違いますね。
今回は地元に戻っての1400m戦。特に不安材料は見当たりません。
相手筆頭はリケアマキアートにしました。
土佐春花賞では伸びきれず3着でしたが、金の鞍賞のようにスムーズに先行できれば巻き返しは十分ありそう。
田中守先生と同期の小牧太騎手が騎乗するのも胸アツです。
兵庫クイーンセレクションの圧勝で度肝を抜かれたドライブアウェイ、王道の競馬で土佐春花賞を制したトサノマイヒメ、決め手鋭いヤマノアシオトまで。
◎10、ジュゲムーン
〇7、リケアマキアート
▲4、ドライブアウェイ
△2、トサノマイヒメ
△6、ヤマノアシオト
*4日(日)盛岡 第12R『第45回ダイヤモンドカップ』 1800m 18:05発走*
東日本交流戦ということで、北海道から3頭、大井と川崎からそれぞれ1頭の遠征馬を迎え、11頭で争います。
本命にしたのは高知からの移籍初戦となるリケアカプチーノ。
デビューからここまですべて連対という堅実派で、1800mでの勝ち星もあり。
初の盛岡がカギですが、菅原勲厩舎×吉原騎手という布陣で初戦から好勝負してくれるのではないかと期待します。
対抗は北海道のバリウィール。
水沢で重賞2勝を挙げていますが、こちらも左回り経験がある上に決め手がしっかりしている馬。
盛岡の直線でもいい脚を使ってくれるのでは。
前走休み明けでプラス28キロだったアサマは、一度使った効果が大きそう。
JRA新馬勝ちの素質馬シーソーゲームまで。
◎2、リケアカプチーノ
〇3、バリウィール
▲6、アサマ
△10、シーソーゲーム
*4日(日)佐賀 第7R『第13回佐賀皐月賞』 1800m 18:15発走*
今年の佐賀3歳戦線は混戦模様のイメージです。ポテンシャル的にはデビュー3連勝でネクストスター佐賀を制したミトノドリームに注目していますが、使ってきた強みで本命はムーンオブザエースにしました。
中団から必ずいい脚で上がってくる馬で、1800mも不安はなし。
前走で初めて連対を外して3着になりましたが、古馬が相手でした。
地元同世代同士であれば、安定して力を発揮してくれると思います。
ミトノドリームは休養を経ての復帰初戦が6着とふるわず...。ただ相手がジュゲムーンでものすごい時計で勝ちましたから、ここは度外視でいいのかなと。
一度使って巻き返しに期待です。
佐賀若駒賞でムーンオブザエースを差し切ったハクアイアシスト、ル・プランタン賞で3着に追い込んで来たアオイノユメまで。
◎12、ムーンオブザエース
〇9、ミトノドリーム
▲4、ハクアイアシスト
△6、アオイノユメ
*1日(木)園田 第11R『第26回兵庫チャンピオンシップ』 1400m 16:15発走*
今年もJRA勢が優勢というメンバー構成となりました。ただ、そのJAR勢がそれぞれ別路線からの参戦で、力の比較が難しいところです。
本命にしたのは3連勝中のマテンロウコマンド。
初勝利を挙げるまでに少し時間がかかりましたが、1勝するとそこからとんとん拍子で昇竜ステークスを制覇。
レースぶりも、先行馬たちを見ながら中団内で運び、直線キレイに切り返してグイグイ伸びるという上手な競馬でした。
初の地方小回りがカギですが、スピードもあって上がりもしっかりしているので、早めスパートでこなしてくれるのではないかと期待しています。
対抗はこのコースで勝っているハッピーマン。
兵庫ジュニアグランプリでは、内から上がって来て間を割って伸びるという味な競馬でダートグレード制覇を果たしました。
全日本2歳優駿でも2着と力を示しましたが、今年2戦が9着8着といまひとつ。
得意の1400mに戻って巻き返しもあると思います。
ヤマニンチェルキはバイオレットステークスで出遅れながらもよく差し切りましたね。
もともとはいい位置で競馬をするタイプなので、あの末脚には驚きました。
小回りの園田では立ち回りの上手さが求められますが、競馬の幅が広がって、自在に動ければ怖い存在です。
リリーフィールドはファルコンステークスでも逃げて3着と、かなりのスピードの持ち主。
ダートは久々ですが新馬1000mで勝っているように適性は十分です。
内枠に入ったミストレスはすんなり先行するようならば粘り込みもありそうです。
◎9、マテンロウコマンド
〇6、ハッピーマン
▲8、ヤマニンチェルキ
△4、リリーフィールド
△2、ミストレス
3連単フォーメーション
9,6-9,6,8,4-9,6,8,4,2 18点