園田競馬場に行ったら、ぜひともこの方にインタビューがしたい!と意気込んでおりました。
今年の兵庫優駿をマルカイグアスとのコンビで制し、ダービージョッキーになった鴨宮祥行騎手。
これまでも活躍していましたが、今年はキャリアハイを更新する勢い(これまでのキャリアハイは昨年の96勝ですが、今年は9月11日時点で92勝)。
特に兵庫優駿の積極的な勝ちっぷりのインパクトが強く、そこからさらに攻めの競馬をするようになった印象で、何か心境の変化があったのか伺いたかったのです。
赤見:今頃ですが兵庫優駿おめでとうございます!マルカイグアスに騎乗して、早めに動いていった攻めの競馬、しびれました。
鴨宮:ありがとうございます。強い馬に乗せていただきましたから、馬を信じて乗りました。ただ内心は、3コーナー辺りでは冷や冷やしていましたね。これでバテたらどうしようと...。でも4コーナーでも手ごたえが良かったですし、本当に馬が強かったです。
赤見:あのレースからさらに攻めの競馬をすることが多くなった印象ですが。
鴨宮:自信にはなりました。まだ迷うことはありますが、迷う時間が少なくなったかなとは思います。強い馬に乗せていただいて、ダービージョッキーにしていただいたのに、「お前まだそんな競馬しているの?」って思われたくないじゃないですか。ダービージョッキーの名にふさわしい騎手になりたいと思っています。
赤見:今年はキャリアハイを更新しそうですね。
鴨宮:このままいけばそうなりますね。たくさんいい馬に乗せていただいて、とても感謝しています。本当は昨年年間100勝したかったのですが、96勝でちょっと足りなくて。年間100勝したら海外遠征に行きたいという目標があるので、今年こそ達成したいです。
赤見:海外遠征に行くのですか?
鴨宮:そうですね。それはずっと公言していて、目標を達成したら行きたいです。まだどこがいいとかは決めていませんが、もっと上手くなるために海外で乗ってみたいと思っています。
兵庫優駿を勝ったことが自信になり、さらにいい結果が出ていい馬が集まる、という好循環に入っているとのことでした。
海外遠征も視野に入れているということですから、この先さらなる活躍を期待します!