*19日(木)名古屋 第11R『第35回秋の鞍』 1500m 20:15発走*
地方全国交流戦ということで面白いメンバーが集まりました。
中心は東海3冠を達成したフークピグマリオン。
いつもハラハラドキドキさせてくれるレースぶりですが、それでも勝ち切っているところにこの馬の能力の高さを感じます。
前走の岐阜金賞では東海優駿からの休み明けでプラス12キロ、成長分があるにしても少し立派な体つきに見えました。
道中は手応え良く、力の違いで早めに先頭に立つ形。
そこからがこの馬の真骨頂で、ふわふわと遊びだして内から強襲されるもハナ差で勝利しました。
今回はさらに相手が強くなりますし、有力な先行馬がいるので早めに先頭に立つことはないと考えます。
距離はもう少しあった方がいい気もしますが、ここも連勝して力を証明して欲しいです。
対抗は北海道のヴィヴィアンエイト。
前走の北海道スプリントカップでは、4コーナーで外から上がって来て見せ場十分の4着でした。
オスカーブレインが逃げる速いペースを経験していますから、今回のメンバーに入れば追走が楽なのではないでしょうか。
1500mの距離は、1700mのブロッサムカップや1600mのラブミーチャン記念を勝っていて問題なし。
牡馬に混じってもまったくヒケを取らない実力の持ち主です。
大井のマスターオブライフにも注目。
まだキャリア3戦ですが、デビューから無敗の3連勝。
前走は長期休養明けでしたが、二の脚が速くハナに立つと、直線もうひと伸びして完勝でした。
今回は長距離輸送など初ものづくしの条件ではありますが、このメンバー相手にどんな競馬を見せてくれるか、今後の試金石になる一戦でしょう。
東京ダービーチャレンジを制したイモノソーダワリデ、距離短縮が合いそうなスティールアクター、先行できればカルテメトレスの巻き返しもありそうです。
◎11、フークピグマリオン
〇10、ヴィヴィアンエイト
▲12、マスターオブライフ
△3、イモノソーダワリデ
△4、スティールアクター
△7、カルテメトレス