平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
*31日(水)盛岡 第11R『第25回若鮎賞』 1600m 17:30発走*
ダート変更となった若鮎賞。
ここは前走で盛岡1400m戦を勝ち切ったサウザンドマイルの力を信じたいと思います。
デビュー戦は水沢850m戦で、序盤は砂を嫌がったのかかなり頭を高く上げていましたが、3コーナー過ぎからはしっかりと加速して2着に追い上げました。
ラストはとてもいい脚で、距離が延びて良さそうな雰囲気でしたが、前走でそれを証明してくれましたね。
スタートダッシュも速くなっていましたし、楽に外3番手につけて、最後は逃げるポマイカイとの追い比べを制しました。
マイルの距離は未知数ですが、あの競馬ができれば十分こなしてくれると思います。
対抗はポマイカイ。
前走はサウザンドマイルの2着だったとはいえ、初めての1400m戦で逃げて目標になりながらも、並ばれてからも簡単には抜かせない勝負根性を見せてくれました。
マイルへの距離対応がカギですが、自分の形に持ち込めればしぶとい脚を使えるのではないでしょうか。
3番手はステイクラッシーにしました。
水沢850mの新馬戦は、スタートを決めてハナに立ちましたが早めに並ばれる展開で、2着ミヤギヴォイジャーとの馬体を併せた追い比べが長らく続きました。
最後まで抜かせず勝利したのは、能力の高さと勝負根性でしょう。
今回は初の盛岡など初めての条件ではありますが、ここでも好勝負を期待しています。
3戦ともに先行して上位争いに来ているマツリダマスラオ、初勝利はまだですがデビュー2戦馬券圏内のフタイテンホイールまで。
◎2、サウザンドマイル
〇10、ポマイカイ
▲7、ステイクラッシー
△4、マツリダマスラオ
△5、フタイテンホイール