平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
*30日(日)盛岡 第11R『第17回サファイア賞』 芝2400m 18:15発走*
本命不在の大混戦メンバーです。
昨年は1番人気のダットが勝ちましたが、2022年は6番人気、2021年は4番人気と、なかなかに荒れるイメージがあるレース。
芝、そして2400mという距離も含め、未知数な馬が多数。
こういう場合はまず騎手から行きたいと思います。
山本聡哉騎手騎乗のホッコーアドミラルは前走の東北優駿で5着。
2走前には重賞馬ミヤギヴァリアントに僅差まで迫るレースを見せており、世代の中でも能力は上位グループであると考えます。
芝はかなり久しぶりですが、JRA時代に経験はあり。
特に成績が良かったわけではないものの、父シュヴァルグランですから芝2400mは合う条件ではないでしょうか。
ということでこの馬を本命にします。
対抗は移籍初戦のサンタルチア。
JRAで新馬と未勝利を3戦しています。
すべて芝の中距離ですし、前走は大敗したとはいえ序盤は2番手に行く積極策。
移籍初戦で未知数な部分が多いですが、この競馬ができれば、初勝利が重賞勝利ということもあるかもしれません。
3番手はセイバイラック。
前走の東北優駿は3着でした。
芝経験もある馬で、芝ダート問わずいい脚を使うけれどなかなか勝ち切れない、というイメージ。
堅実さを活かして、今回も上位争いを期待します。
JRA時代は芝中距離を走っていたシンプロレタリアト、若鮎賞を勝っているユウユウププリエまで。
◎7、ホッコーアドミラル
〇3、サンタルチア
▲8、セイバイラック
△2、シンプロレタリアト
△10、ユウユウププリエ