平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
*9日(火)名古屋 第10R 『第64回東海桜花賞』 2100m 17:30発走*
ここは地元名古屋のアンタンスルフレを中心にします。
もともとJRA未勝利から名古屋に転厩して南関東も含め6連勝と破竹の勢いで勝ち進みました。
2022年金沢の北國王冠で初重賞制覇を果たしましたが、2023年の連覇を境に、もう一段階パワーアップ。
東海菊花賞を圧勝し、南関東再転入初戦の金盃トライアルでミヤギザオウに競り勝ったのが印象的。
その後の2戦は上位争いに絡んでいませんが、相当強いメンバーでしたからね。
今回は走り慣れた名古屋、しかも東海菊花賞で強いレースを見せた2100mですから、勝ち切ってくれるのではないかと期待しています。
対抗は北海道のアナザートゥルース。
休み明けだったダイオライト記念は5着。
勝ち馬には離されましたが地方馬最先着で実力を示しました。
10歳馬ですからさすがに全盛期の走りとまではいかないものの、もともと持っている能力が高いですし、田中淳司厩舎&服部茂史騎手というのも心強いポイントです。
3番手は佐賀のヒストリーメイカー。
なかなか佐賀で勝ち切れなかったわけですが、中島記念で圧勝すると、続く特別戦も勝利。
気分よくスムーズに運べれば、ここも上位争いしてくれるのでは。
船橋のマンガンは、ここ最近は馬券圏外が続きますが、長距離戦に強くて末脚は確か。
前がやり合うような展開になれば、この馬の出番でしょう。
昨年覚醒したブリーザフレスカ、白鷺賞のような競馬ができればトランセンデンスも怖いです。
◎8、アンタンスルフレ
〇11、アナザートゥルース
▲4、ヒストリーメイカー
△2、マンガン
△6、ブリーザフレスカ
△1、トランセンデンス