平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
*5月2日(火)名古屋 第11R『かきつばた記念』 1500m 17:00発走*
今年は実績馬の斤量が重く、かなりの斤量差があるところが注目ポイントでしょう。
テイエムサウスダンは61キロ、デュアリストが59キロ、ヘリオスとドライスタウトが58.5キロと、それぞれ過酷な斤量となっています。
力があることは重々承知ですが、この斤量差を活かして地方馬にもチャンスがあるのではないでしょうか。
本命にしたのは川崎のルーチェドーロ。
前走の東海桜花賞では、序盤にベストマッチョに競りかけるそぶりを見せ、楽に逃げさせなかったことが勝因だったと思います。
櫻井光輔騎手は初重賞制覇でしたが、岡部誠騎手を相手に強気な騎乗で見事勝利。
この1勝は大きな自信になったと思いますし、ルーチェドーロはダートグレードでも戦える力があると思っていた馬ですから、ここはチャンス到来でしょう。
対抗はJRAで一番軽い斤量のウィルソンテソーロ。
連勝で挑んだ前走は5着でしたが、好位から差のない競馬を見せてくれました。
実績馬たちが軒並み重い斤量を背負う中で56キロ、鞍上は川田将雅騎手というのも心強いです。
ドライスタウトは前走526キロとかなりの馬格がありますから、初めての58.5キロでもこなしてくれるのでは。
ここは斤量よりも久しぶりの右回りがポイントになりそうです。
安定感のあるヘリオス、小回りのコーナー4つが得意なテイエムサウスダンは61キロでも侮れません。
◎9、ルーチェドーロ
〇8、ウィルソンテソーロ
▲12、ドライスタウト
△7、ヘリオス
△2、テイエムサウスダン
3連単1頭軸マルチ
9-8、12、7、2 36点