4月1日付けで騎手免許を取得した、地方競馬教養センター第104期騎手課程11名をご紹介します。
地方競馬恒例の、所属競馬場北から順番です。
【北海道】
阿岸潤一朗(あぎし・じゅんいちろう)騎手
佐々木国明厩舎
北海道出身
乗馬歴4年
目標:阿部龍騎手
競走馬の生産が学べる静内農業高校で2年間学ぶ。
「騎手を目指したきっかけは、母が競馬好きで、名前の由来も岡潤一郎騎手ということもあり、テレビで競馬を見て興味を持ちました。
好きな馬はタービランスです、2019年の報知グランプリカップを勝ったレースを見て感動しました。勝ちたいレースは、北海道所属なので、2歳馬のレースである全日本2歳優駿です。馬や関係者の皆さん、ファンの皆さんに感謝して、一つでも上の着順を目指し、自分の1勝で馬の一生を良い方向に変えられるような騎手になりたいです」
宮内勇樹(みやうち・ゆうき)騎手
川島洋一厩舎
北海道出身(馬産地である浦河町出身)
乗馬歴12年(小学校6年生時にジョッキーベイビーズ出場、高校3年生時に全国馬術大会で準優勝した経歴の持ち主)
目標:オリビエ・ペリエ騎手
「幼い頃に知り合いの馬主さんの誘いで旭川競馬場へ行った時に見た騎手の姿に感動し、自分も目指したいと思いました。勝ちたいレースは日本のホースマンの悲願である凱旋門賞です。自分の上限を決めたくないので具体的な数字の目標はありません」
【岩手】
佐々木志音(ささき・しおん)騎手
佐藤祐司厩舎
岩手県出身
乗馬歴なし
目標:高松亮騎手
「中学2年の時に、家の近くにある水沢競馬場に行った時、騎手と馬が人馬一体となり、コースを駆けて行く姿に憧れました。好きな馬は自厩舎で活躍したエンパイアペガサスです。勝ちたい馬は南部杯です。関係者の皆さまから信頼され、いつでも感謝の気持ちを忘れず、1頭1頭丁寧に騎乗する騎手になりたいです」。
【船橋】
所蛍(ところ・ほたる)騎手
張田京厩舎
東京都出身
乗馬歴なし
目標:庄司大輔騎手
「体が細く、バスケットボールを続けていくか考えている時に、両親が騎手という職業を勧めてくれたのがきっかけで目指しました。勝ちたいレースはかしわ記念です。兄弟子の庄司大輔騎手のように、1頭1頭大切に乗り、謙虚なジョッキーになりたいです」
【大井】
木澤奨(きざわ・しょう)騎手
村上頼章厩舎
東京都出身
乗馬歴なし
目標:和田譲治騎手
母はプロゴルファーで現在はレッスンプロの木澤ゆかりさん
「元々運動が好きで小2から中3まで野球をしていましたが、体が小さく悩んでいた時、母の友人から馬関係の話を聞く機会があり、それまでは祖父が見ている時に一緒に見る程度でしたが、徐々に興味を持ちました。初めて体験乗馬をした時に騎手になりたいと思いました。勝ちたいレースは東京ダービーです。技術はまだまだですが、気持ちだけは負けず、一鞍一鞍集中して大切に、一つでも上の着順を目指します」