平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
*22日(日)佐賀 第9R『花吹雪賞』 1800m 18:15発走*
昨年は高知のアンティキティラが強いレースを見せてくれましたが、今年は佐賀の2強対決に注目しています。
本命にしたのはイチノコマチ。
九州ジュニアチャンピオンではロングスパートで重賞初制覇。
カペラ賞ではネオシエルの2着、フォーマルハウト賞では後方から伸びて3着、前走の佐賀若駒賞ではミヤノウッドリーを捉え切れず僅差2着と3戦続けて勝ち切れていないわけですが、逆に言うと常に上位争いに絡んで来る安定感はバツグンです。
必ず伸びて来る末脚が武器で、距離1800mも合うと思います。
対抗はミヤノウッドリー。
デビューから3連勝して佐賀のこの世代の中心的存在になりましたが、九州ジュニアチャンピオンは除外、カペラ賞では離れた6着、フォーマルハウト賞では後方から追い込んでの4着と、リズムが噛み合わないことが続いてまだ重賞制覇には至らず...。
ただ力はあることは証明済みで、前走の佐賀若駒賞では早めにリードを広げて押し切りました。
スムーズに運べた時には、この馬が一番強いという印象です。
この2頭が抜けた存在で、3番手評価はエイシンレミーにしました。
門別では勝ち切れませんでしたが、佐賀移籍後は3戦2勝2着1回とパーフェクト連対中。
初めての距離になりますが、距離延長はプラス材料と考えます。
マイペースで逃げたらしぶといモーモーレッド、好位から競馬が出来るキタカラキタオペラまで。
◎9、イチノコマチ
〇2、ミヤノウッドリー
▲8、エイシンレミー
△5、モーモーレッド
△6、キタカラキタオペラ