*29日(日)帯広 第11R『ヒロインズカップ』 直200m 18:20発走*
しばらく超スピード競馬が続いている今季のばんえい競馬ですが、今回は馬場の砂を増量したということで、このタイミングで馬場傾向がガラッと変わる可能性があります。
サクラヒメは能力、勢いともに圧倒的な存在ですが、さすがに820キロは厳しい気がします。
過去のヒロインズカップを振り返っても、フクイズミが800キロで勝ったのが最高で、他はすべて700キロ台。スピード馬場がどこまで続くかということにもよりますが、軽量で力のある馬を見つけたいと思います。
ということで本命にしたのはナカゼンガキタ。
昨年のヒロインズカップは大接戦の4着。今季は長期休養を挟んで10月に復帰し、好調を維持している印象です。
接戦になれば、重量差が活きるのではないでしょうか。
勢いのあるダイヤカツヒメとヒメトラマジックも気になる存在。
ヒメトラマジックはここに来て2連勝と上昇中。
ダイヤカツヒメは12月のオークスで初重賞制覇を果たしました。
明け4歳とはいえ770キロは魅力です。
ミソギホマレは今シーズンさらに力を付けて、牡馬相手に銀河賞を制覇、前走の天馬賞でも2着に頑張っています。
これまで一番重い重量は前走の740キロだったので、810キロというのは未知数にはなりますが、今の勢いならばこなしてくれるのではないかと期待します。
昨年2着のアーティウィングまで。
◎2、ナカゼンガキタ
〇5、ヒメトラマジック
▲8、ダイヤカツヒメ
△7、ミソギホマレ
△10、サクラヒメ
△4、アーティウィング
3連単フォーメーション
2,5-2,5,8,7-2,5,8,7,10,4 24点
*29日(日)高知 第6R『黒潮スプリンターズカップ』 1300m 18:15発走*
ここはイグナイターで圧倒的でしょう。
昨年のこのレースでは、初めての高知、初めての57キロと不安な点があったものの、勝負所から楽に突き抜けての圧勝で、この馬の強さを証明したレースになりました。
その後はダートグレードを2連勝し、秋も南部杯やJBCスプリントで見せ場十分のレース。
見事年度代表馬に輝きました。
今年も始動戦は昨年と同じ。
前走久しぶりの地元戦で体がかなり増えていましたから、長距離輸送があることもマイナスには感じません。
強いレースでこの先に繋げて欲しいです。
対抗は昨年の2着馬イダペガサス。
8歳になりましたが大事に使われていて、衰えは感じません。
今年のメンバーは昨年以上にイグナイターが特出しており、その他のメンバーと比べると実績上位。
好位・中団から堅実な脚を使う馬で、今年も好走を期待します。
3番手評価はアメージングラン。
大高坂賞はモダスオペランディが強すぎましたが、この馬もロスなく立ち回って2着。
ダノングッドに勝ち切って重賞制覇したこともある実力馬ですから、自分の競馬が出来れば怖い存在です。
ここに来て2連勝と充実しているマイネルラック、赤岡修次騎手騎乗のアポロティアモまで。
◎7、イグナイター
〇2、イダペガサス
▲10、アメージングラン
△6、マイネルラック
△1、アポロティアモ
*26日(木)姫路 第11R『兵庫クイーンセレクション』 1400m 16:05発走*
本日25日(水)は雪による悪天候のため姫路は開催中止。明日は開催されたとしても馬場が悪くなりそうですね。
西日本交流戦ですが今年は遠征馬なし。兵庫勢同士の戦いです。
本命はイケノシイチャンにしました。
前走は佐賀に遠征してフォーマルハウト賞を制覇。
好位のインから、一気に加速してそのまま押し切る強いレースを見せてくれました。
2走前の取り消しの影響もなさそうですし、ここは地元でも重賞制覇を期待します。
対抗はエイシンレゲンダ。
門別のフルールカップで3着に来た実績馬で、現在休養明け2連勝中。
前走もスタートダッシュが速く、楽にハナに立つと直線で突き放しました。
メンバー的に内枠にも速い馬がいるので先行争いになりそうですが、好スタートを決めてハナを取り切れれば、3連勝もあると思います。
サラキャサリンも門別デビュー組。
デビューからすべて馬券圏内という堅実派で、園田での2戦は逃げて結果を出しています。
エイシンレゲンタとの兼ね合いになりますが、スピードのある馬なので上位争いに食い込む可能性もあると思います。
前走エイシンレゲンダの2着だったマルグリッド、門別から移籍2戦目になるレスプレンドールまで。
◎7、イケノシイチャン
〇9、エイシンレゲンダ
▲1、サラキャサリン
△5、マルグリッド
△10、レスプレンドール
*26日(木)笠松 第9R『白銀争覇』 1400m 15:45発走*
兵庫から強力な遠征馬が揃いました。
中でも本命はバウチェイサーです。
昨年の兵庫ダービーの勝ち馬で、その後しばらく勝ち切れないレースが続いたものの、古馬との混合戦で2連勝中とまたまた盛り返しました。
この馬の強さはスピードがあること、そのスピードが持続すること、さらに負けて強くなる精神力の強さではないでしょうか。
菊水賞では初の1700mで3着に負け、兵庫チャンピオンシップでは果敢に先行して早め失速という惨敗も味わいましたが、続く兵庫ダービーでしっかり復活。
その後もリズムが崩れてもきっちり戻してくるあたり、馬の能力と厩舎力の高さを感じます。
他にも逃げ馬はいますが、スタートを決めれば外から勢いよく先手を主張するのでは。
古馬重賞初制覇を期待しています。
対抗は同じく兵庫からの遠征馬サンロアノーク。
兵庫ウインターカップで3着、東海桜花賞で2着、サマーカップで2着と本当に惜しい競馬が続いています。
タイトルこそないものの、兵庫移籍後長期間崩れておらず、馬券圏内を外したのはかきつばた記念の5着のみという堅実さ。
ここはバウチェイサーが引っ張る展開になるでしょうから、好位でも中団でも競馬が出来るこの馬にとっては、前に目標がいて競馬がしやすいのではないでしょうか。
しかも鞍上は岡部誠騎手ですから、勝ち切るまであると思って馬券を買います。
3番手以降が難しいところですが、愛知のアイメイドイットが気になります。
佐賀の吉野ヶ里記念で3着しているので、ここでも上位争いに食い込む可能性はあるでしょう。
オータムカップの勝ち馬ロッキーブレイヴ、古豪アドマイヤムテキ、兵庫からの遠征馬メイプルグレイトまで。
◎9、バウチェイサー
〇8、サンロアノーク
▲6、アイメイドイット
△2、ロッキーブレイヴ
△4、アドマイヤムテキ
△7、メイプルグレイト
1月24日(火)に高知競馬場で行われる新人王争覇戦。
デビュー5年以内の新人ジョッキーというルールのため、デビューから100勝以内の減量騎手が出場するヤングジョッキーズシリーズ以上に幅広いメンバーが顔を揃えました。
【地方所属9名】 免許取得日
笠松 岩本怜騎手 2018年4月
浦和 中島良美騎手 2019年10月
船橋 篠谷葵騎手 2020年4月
大井 大木天翔騎手 2019年4月
川崎 池谷匠翔騎手 2020年4月
金沢 兼子千央騎手 2019年4月
笠松 東川慎騎手 2019年4月
高知 井上瑛太騎手 2020年10月
佐賀 飛田愛斗騎手 2020年10月
【JRA所属3名】
栗東 今村聖奈騎手 2022年
栗東 小沢大仁騎手 2021年
栗東 角田大河騎手 2022年
まずJRAで大活躍中の今井聖奈騎手の参戦はインパクトがありますね!
例年はデビューから2~3年目くらいのジョッキーが選ばれることが多いので、このタイミングで昨年デビューの今村騎手、角田大河騎手の2名が選ばれたのは珍しいという印象です。
それだけお2人のご活躍が目立っていた、ということでもありますね。
地方所属騎手の中では、すでに350勝を超える勝利数の岩本怜騎手、スーパーゴールデンルーキー旋風を巻き起こした飛田愛斗騎手という、YJS総合優勝を果たした2名が揃い踏み。このお二人はすでに新人という雰囲気ではないような。。
地元高知からは全国リーディングの打越厩舎所属、井上瑛太騎手が参戦。
地元所属騎手の優勝は、2008年の石本純也騎手以来遠ざかっていますので、久々の地元騎手優勝なるか、注目です。
しかし...馬の選定がさすが高知。本当に難しいメンバー構成となっております。
これをばっちり当てられたら気持ちいいだろうなぁ。
高知 第2R『全日本新人王争覇戦 第1戦』
◎8、ボールドマーカー 岩本怜騎手
〇3、ファインヒューズ 角田大河騎手
▲2、バシリッサ 小沢大仁騎手
△7、アルトキュムラス 東川慎騎手
△5、ブルーホープ 飛田愛斗騎手
全くもって難しいメンバーですが、3走前にファイナルレースを勝ち切ったボールドマーカーを本命にしました。
新人王が2戦体制になってから、第1戦はペースが落ち着くというイメージがあるので、ここは岩本騎手の先行策に期待します。
高知 第4R『全日本新人王争覇戦 第2戦』
◎3、アヴァント 飛田愛斗騎手
〇5、アロマティカス 井上瑛太騎手
▲1、アスクマンカップ 東川慎騎手
△8、シゲルブイン 中島良美騎手
△7、ハイアーグラウンド 今村聖奈騎手
ここは安定感のあるアヴァントを本命にしました。脚質も逃げ・先行・中団と幅広いので、流れ次第で対応出来るのではないでしょうか。
しかも鞍上は飛田愛斗騎手。たった1回のYJS出場で総合優勝まで果たしたジョッキーですから、今回も注目です。
ということで、総合優勝は岩本怜騎手か飛田愛斗騎手という予想です。
個人的には中島良美騎手や今村聖奈騎手に、2006年の森井美香騎手以来の女性騎手優勝を期待したいところです。
昨年、関本玲花騎手は1ポイント差で2位となり...本当に惜しかったです。
何より、全馬全騎手、無事にゴールしてくれることを一番に願っています。