佐賀のグレイトパールが九州大賞典4連覇という偉業を達成しました!!!!
コンビを組む倉富隆一郎騎手にお話を伺いました。
赤見:4連覇おめでとうございます!
倉富:ありがとうございます。もう本当にすごい馬ですね。ただただ馬が強かったです。よく頑張ってくれますね。
赤見:2500mのレース中、何を考えながら乗っていたんですか?
倉富:相手はもう山口さんのリュウノシンゲンだと思っていたので、スタートしてちょっと気合をつけてマークする形になったので、そこからはリュウノシンゲンを交わすことしか考えてなかったです。
赤見:どの辺りで勝ちを確信しましたか?
倉富:あの位置が取れた時点でこちらが優位でした。グレイトパールは絶対に掛かることはないし、向こうにプレッシャーを掛けながら、ちょっとつつきながら進めたので、終始理想通りの展開になりましたし、会心のレースでしたね。
赤見:会心でしたが、ガッツポーズはしなかったですね?
倉富:もちろんすごく嬉しかったですけど、馬が強かったので。9歳ですけど本当に頑張り続けてくれて、すごい馬です。特にこの距離になると、グレイトパールだけバテないんですよね。この先のことはわからないですけど、体調さえ整えてあげれば今もこれだけ強いですから。
赤見:以前伺った時には蹄の状態を保つのが難しいというお話でしたが、その辺りはいかがですか?
倉富:今でもそこはケアをしながらですけど、様子を見つつ今のグレイトパールに合った調教メニューにしています。もともと持って生まれた能力が違いますし、9歳の今は鍛えるというよりも体調を整えてあげるという形です。とても大きな馬で、背中に乗っていても他の馬とは違いますね。この馬にはいろいろな経験をさせてもらって、本当に感謝しています。