平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
*29日(火)笠松 第9R『笠松グランプリ』 1400m 15:35発走*
全国から強豪が集結した笠松グランプリですが、名古屋で行われたゴールド争覇でワンツーだったベストマッチョとダノングッドを中心に考えます。
ベストマッチョは久しぶりの勝利になったわけですが、早め先頭から着差以上に余裕を感じる勝ちっぷり。小回りのスピード戦にはもってこいの先行力があるし、9歳になってもここで勝つ力は十分あると思います。
対抗はダノングッド。ゴールド争覇ではかなり苦しい展開になりましたが、そこから差のない2着に盛り返したのはさすがの実力ですね。
2着が続いていますが、どこの競馬場でもしっかり走れるところが魅力。
昨年の笠松グランプリは強いレースでしたから、今年も上位争いを期待します。
3番手評価はスティールペガサス。今年は本当に力を付けましたね。
圧倒的なスピードを持つアザワクを相手に、楽に2番手に付けてあっさりと抜き去るんですから、相当な能力の持ち主です。
今回は久しぶりの1400mがカギですが、今の勢いならばまったく問題なさそう。
移籍初戦となるアポロビビはJRAでバリバリのオープン馬でした。
12月1日付けで調教師となる左海誠二騎手鞍上で、人馬共に軽視できない存在です。
競走中止から休養していたルーチェドーロは、復帰初戦ですから状態次第でしょう。
◎3、ベストマッチョ
〇9、ダノングッド
▲2、スティールペガサス
△5、アポロビビ
△6、ルーチェドーロ