2011年以来10年ぶりに女性騎手のみでのレディスジョッキーズシリーズ(LJS)が開催されています。第1ラウンドは23日(火)に盛岡競馬場で行われ、大粒の雨が降りしきるかなり寒い中、熱い戦いが繰り広げられました!
第1戦は神尾香澄騎手が逃げ切り勝ち、第2戦は佐々木世麗騎手が逃げ切り勝ちということで、2戦ともに今年4月デビューの新人が勝利。
レディース初参戦で早々に勝ち星を挙げたというのは、ご本人たちにとっても大きな自信になったのではないでしょうか。
このLJS開催を前に、女性騎手たちの嬉しいニュースが相次ぎましたね。
宮下瞳騎手は、日本の女性騎手として初めて通算1000勝を超えました。これは本当にすごいことだし、当日最初の騎乗で決めてしまうところがまたカッコいいですよね。
今後の目標は「いつか息子と乗りたいけど、それを待っているとかなりおばちゃんになってしまう...」と笑っていました。
詳しいお話は、オッズパーク・ジョッキーインタビューに近々公開されますので、ぜひチェックしてみてください。
そして新人の佐々木世麗騎手は、兵庫新人最多勝利記録をあっという間に塗り替えたと思ったら、山本茜元騎手の持つ、女性新人騎手年間最多勝記録も塗り替えて、昨日(2021年11月25日)までで77勝!こちらも本当にすごい記録です。
そしてそして、別府真衣騎手の調教師試験合格が発表されました!!!調教師試験は難しいため、2回3回とチャレンジする方が多い中、なんと一発合格!免許の切り替えは12月1日付けということですから、騎手としては27日(土)28日(日)が最後の騎乗となります。地元開催のLJSで、活躍を期待しています。
ということで、27日(土)のLJS高知の出馬表を見てみましたが...
第3レースはC3-4で近走馬券に絡んだ馬はなし、第4レースはC2-2で近走馬券に絡んでいるのは1頭(しかも盛岡の芝!)という、高知らしい難解なメンバー構成です。
第3レースは先行出来そうな濱尚美騎手騎乗の③サンマルマオリオが本命、1300mになるのはプラス材料ではないでしょうか。そして別府真衣騎手騎乗の④シオジスターと、高知の2人を中心に見ています。
第4レースはより難解なメンバーですから、そういう時は騎手買い。大外の宮下瞳騎手騎乗⑦ヴィルダイヤが逃げるのではないかと見て本命、移籍2戦目の佐々木世麗騎手騎乗④トーセンアレックスにも期待しています。