*20日(日)高知 『高知優駿』 2000m 18:15発走*
全国交流戦ということで強力な遠征馬がやって来ました。
今年のダービーシリーズは見ごたえのある好レースが多かったですが、その中でも第1戦となった石川ダービーのインパクトが強いです。
スタート前に雨風が急激に強まり、過酷な天候になった中で、アイバンホーとビルボードクィーンの一騎打ちになりました。
どちらも譲らず、まさに死闘と言えるような戦いでしたが、最後はアイバンホーがクビ差で勝利。
レース後は高知優駿を目指したいというコメントがあったので、出走して来たら本命にしたいなと考えていました。
しかし今回出走馬にアイバンホーの名前がなく、何かあったのでは?と気になって金田一昌調教師に聞いてみると、「レース後疲れが出たので、休養することにしました」とのこと。何かあったわけではないそうなので、ゆっくり休んでさらにパワーアップしてくれることを待ちたいと思います。
ということで、本命は石川ダービークビ差のビルボードクィーンにします。
JRA1勝馬で、1勝クラスのレースでも好内容の4着があり、十分2勝目を挙げられそうな力を見せていました。
移籍初戦は重賞馬マナバレンシアを軽く突き放し、移籍2戦目となった石川ダービーで負けて強しの2着。
馬格が大きな馬ではないので、高知の深い馬場をこなせるかどうかがポイントになりますが、雨が降って脚抜きのいい馬場になりそうなので、こなしてくれると思います。
対抗は佐賀のトゥルスウィー。
初の2000mだった九州ダービー栄城賞では、より強さを発揮して4コーナー先頭で突き放しました。
最近は力の違いで圧勝しているレースが続いたので、揉まれる競馬になったら厳しいかなと思っていましたが、大外枠に入ったので、スムーズに競馬が出来るのではないでしょうか。
地元大将格はハルノインパクトでしょう。
ここまで重賞3勝を挙げ、前走初の1800m戦でしたが早め先頭で押し切りました。
遠征馬たちと力の比較が難しいところですが、地の利もあるし、レースが上手。
上位争いを期待します。
黒潮皐月賞2着だったブラックマンバの差し脚にも注目しています。
◎7、ビルボードクィーン
○12、トゥルスウィー
▲1、ハルノインパクト
△11、ブラックマンバ