平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
*8日金沢 第10R『中日杯』 2000m 16:05発走*
本命にしたのはグルームアイランド。
2015年のこのレースの覇者で、今年は8歳にして復活しました!
全盛期とまではいかないものの、金沢に再び戻ってから6戦4勝。
負けた2戦はどちらも全国交流戦で、オグリキャップ記念はグレイトパールとエンパイアペガサスにクビ差の6着、
北國王冠は金沢勢最上位の5着で、地元重賞になれば実績的にも現在の能力的にも上位の存在でしょう。
管理する高橋俊之調教師は、
「8歳とは思えない若さだし、今は状態がすごくいいんです」と仰っていました。
2017年の北國王冠以来、約2年ぶりの重賞制覇に期待します!
対抗はティモシーブルー。
金沢移籍後は破竹の勢いで百万石賞を制覇。
イヌワシ賞は負けたとはいえタガノゴールドの2着で、カツゲキキトキトに先着したのは立派。
さらに白山大賞典5着というのも実力の証でしょう。
前走の北國王冠は8着に敗れましたが、畑中騎手が「早々に手ごたえがなくなってしまった」と仰っていて、
2600mという距離の壁が大きかったのではないかと推察しています。
距離が2000mになれば、この馬本来の決め手を発揮してくれるでしょう。
5歳になったヤマミダンスも、今年の勢いは素晴らしい!
前走は兵庫クイーンカップで早め先頭から押し切りました。
地元金沢でもA1クラスを連勝しているように、牡馬のトップクラスに入ってもヒケは取りません。
移籍初戦を快勝したトウショウデュエル、今年の金沢ダービー馬ロンギングルックまで。
◎5、グルームアイランド
○6、ティモシーブルー
▲8、ヤマミダンス
△10、トウショウデュエル
△4、ロンギングルック