9月1日にロータスクラウン賞を制し、見事佐賀三冠を達成したスーパージンガ。
管理する渡辺博文調教師にお話を伺いました。
ロータスクラウン賞
赤見:三冠達成おめでとうございます!
渡辺:ありがとうございます。調教師になって初勝利を挙げさせてくれた馬で、初重賞を勝たせてもらったことも嬉しかったですが、まさか三冠を獲ってくれるとは...。
ちょっと出来過ぎですよね(笑)。本当に馬に感謝しています。
赤見:以前はスタートがゆっくりで、後ろからの競馬になることが多かったですが、九州ダービー・栄城賞の辺りから、楽にいい位置が取れるようになりましたね。
渡辺:そうなんです。経験を重ねてどんどん成長してくれて。本当にすごい馬です。
高知優駿の後に古馬の重賞である佐賀王冠賞に挑戦したんですけど、ハッピーハッピーという強い馬もいたし、どのくらい戦えるかなという風に思っていたら勝ち切ってくれて。嬉しい驚きでしたね。
赤見:古馬も撃破したあとですから、三冠が掛かったロータスクラウン賞は安心して見ていられたのでは?
渡辺:いえいえ、競馬は何が起こるか最後までわかりませんから。無事に三冠を達成出来てほっとしました。
赤見:その後は14日の古馬とのオープンに出走して、2番手から早め先頭で勝利。今後の予定というのはいかがですか?
渡辺:馬の様子を見つつになりますが、今年は地元に専念して力をつけて、来年グランダムを目指したいと思っています。
赤見:以前、食道が普通の馬より狭く、ご飯を食べさせるのが大変だというお話でしたが、ここ2戦だいぶ体重が増えましたね。
渡辺:今でも食べさせるのは大変なんですが、以前に比べると良くなりました。
やっと食べたものが身になって来ている感じなので、今年は体を成長させることを優先的に考えて、地元でしっかりと経験を積んでいきたいです。
赤見:ではファンの方にメッセージをお願いします。
渡辺:いつも応援ありがとうございます。お陰様で三冠を達成することが出来ました。
来年はグランダムで全国に遠征したいと考えていますので、これからも応援よろしくお願いします。