*11日(日)佐賀 第12R『はがくれ大賞典』 2000m 17:45発走*
キングプライドとキョウワカイザーは最近勝ったり負けたりの関係ですが、
メンバー的に強力な先行馬がいるので展開の利を考えて今回はキョウワカイザーを本命にしました。
1月の九州オールカマーでは、キングプライドの逃げ切り勝ちを許し、2馬身差の2着に甘んじましたが...
前走は4コーナー先頭という早めの競馬で2着キングプライドを7馬身も突き放しました。
これはちょっと強すぎましたね。
今回は岩手で活躍してきたワットロンクンが佐賀移籍2戦目で、いよいよSIに挑戦して来ます。
スピードのある馬ですから、前に行きたいキングプライドにとっては厳しい展開になりそう。
中団好位から動いて行けるキョウワカイザーのロングスパートを信頼します。
対抗はワットロンクン。
移籍初戦の前走は2番手から早め先頭で堂々の勝利を収めました。
これまでの実績を考えれば、ここでも即通用でしょう。
あとは同じ先行馬キングプライドとの兼ね合い次第。
キングプライドの方が内枠なので、ここも2番手からという形になりそうですが、先行争いがどの辺りで落ち着くかが大きなカギになりそうです。
兵庫のエイシンニシパも怖い存在。
10月の姫山菊花賞以来なかなか勝ち切れないレースが続いていますが、重賞で大崩れしない安定感は魅力です。
佐賀は初めてだけれど、これまで金沢や名古屋や笠松で結果を出しているので、遠征競馬は特に問題ないでしょう。
前走の梅見月杯では、中団内でじっと我慢し、勝負所でも内から進出。
先行したポルタディソーニにクビ差届かなかったけれど、包まれて厳しい展開の中でも末脚を見せてくれました。
今回は真ん中の枠だし、あそこまで包まれることはないと考えます。
前が速くなれば、この馬の決め手がより活きる展開になるのでは。
とはいえキングプライドのスピードも侮れません。
今回と同じ舞台の九州オールカマーで、キョウワカイザーを振り切って逃げ切り勝ち。
自分の形に持ち込めれば渋太い馬です。
現在2連勝中のランドオザリールまで。
◎10、キョウワカイザー
〇9、ワットロンクン
▲5、エイシンニシパ
△2、キングプライド
△7、ランドオザリール
*11日(日)高知 第7R『御厨人窟(みくろど)賞』 1400m 18:10発走*
ここはイッツガナハプンを本命にします。
大みそかの高知県知事賞こそいいところがありませんでしたが、その後はこの馬らしい強い勝ち方で2連勝。
特に前走のだるま夕日賞は、スタート直後にダッシュがつかず後方からの競馬でしたが、勝負所で外から上がって行っての差し切り勝ち。
このレース連覇を達成しました。
フリビオンが内からの競馬でらしくない走りだったとはいえ、強敵相手に堂々のレースぶり。
今回は1ハロン短くなって1400mになることがカギですが、引き続き好走を期待しています。
対抗はナンヨーマーク。
だるま夕日賞では好位から王道の競馬で半馬身差の2着に頑張りました。
まだタイトルはないですが、高知移籍後4戦2勝2着1回3着1回とすべて馬券に絡んでいます。
好位から運べるスピードのある馬で、ここも安定して上位争いに加わってくると思います。
同じく安定感があるのがセトノプロミス。
前走のだるま夕日賞は3番手から伸び切れずの5着でしたが、
黒潮スプリンターズカップで強い競馬を見せているので1400mに距離が縮まることはプラスと考えます。
昨年3着だったレースだし、前走の負けだけで軽視は禁物です。
ヒロノカイザーは前走のだるま夕日賞で逃げて3着に踏ん張りました。
取り消し明けで状態がどうかと思っていましたが、まったく問題なかったですね。
除外明けが気になるものの、状態さえ戻っていれば底力のあるハルイチバンまで。
◎5、イッツガナハプン
〇1、ナンヨーマーク
▲6、セトノプロミス
△3、ヒロノカイザー
△8、ハルイチバン