*16日(木)名古屋 第12R『東海菊花賞』 1900m 16:15発走*
ここはなんといっても地元名古屋のカツゲキキトキトでしょう。
地元だけではなくすでに地方を代表する名馬に成長。
白山大賞典はインカンテーションには及ばなかったものの、クリノスターオーやタガノディグオといったJRAの強豪に競り勝ちました。
前走のゴールド争覇ではダートグレードホースであるトウケイタイガーと一騎打ちになり、半馬身差の差し切り勝ち。
昨年のこのレースは逃げて圧倒的な力差で勝利しているし、
全国交流戦とはいえダートグレード級の敵がいない今回は、次に向けてのたたき台と考えています。
なんとしてもダートグレード制覇を果たして欲しいので、
ここをいい形で勝って、年末の名古屋グランプリに繋げて欲しいです。
対抗評価を安定感のあるエーシンクリアーと、爆発力のあるオウマタイムで悩みましたが、今回はオウマタイムを上に取りました。
2歳で鎌倉記念、3歳で京浜盃を勝った実力馬で、南関東クラシックも楽しみにしていましたが、
前向き過ぎる気性面が強まり、力を出すことができませんでした。
古馬になってからまだ重賞で結果が出ていないものの、
オープンでは①②と上位争いを演じています。
前に行ってグイグイ逃げるこの馬には、先行有利な名古屋コースも合いそうです。
まだまだ上を目指せる器だと思っているので、ぜひきっかけを掴んでもう一花咲かせて欲しいです。
エーシンクリアーはもう説明不要なくらい長年安定して活躍してくれる馬。
前走のイヌワシ賞でもロングスパートでグルームアイランドの2着に追い上げました。
7歳になった今年はまだ勝ち星がないものの、常に上位争いを演じていて古豪健在をアピール。
ここも大きく崩れることはないと思います。
今年の東海ダービーを勝ったドリームズラインは、初の古馬対戦となった前々走では踏ん張り切れず4着でしたが、南関東遠征明けも含めて厳しい条件でした。
勝負根性の強い馬で、この2戦の負けを糧として、さらに成長してくれるのではないでしょうか。
3歳戦だった前走の岐阜金賞をきっちり勝利して、2度目の古馬挑戦でさらなる前進を期待します。
JRAからの転厩後、園田のA級で上位争いを演じているキングルアウにも注目。
鞍上は2年目の浦和の保園翔也騎手。
人馬ともにどんなレースを見せてくれるか楽しみです。
◎2、カツゲキキトキト
〇12、オウマタイム
▲7、エーシンクリアー
△11、ドリームズライン
△10、キングルアウ